長崎県は古くから大陸と半島との交易があり、室町時代の勘合符貿易や江戸時代の朱印状貿易では中国や東南アジアと結ぶ国際港として発展しました。
歴史や浪漫溢れる長崎県といわれていますが、旅行ではまだまだ全国的にあまり知られていないところもあり、そこで県内の穴場を紹介いたします。
穴場スポットに行ってみよう
1.民泊先進地域でアメリカの高校生にも人気の小値賀島
長崎県第2の都市の佐世保から船で約3時間ところにある五島列島の小値賀(おぢか)島は、民泊の先進地域として北部九州一帯では知られています。
日本の修学旅行だけでなく、アメリカの高校生にも人気で、一般のひとも利用できます。
近年話題を集めている東京や大阪によくみられる民泊と違って、地元の農業や漁業を営んでいる人たちのお家に宿泊する旅行滞在スタイルです。
宿泊先のお家や近隣に住む地域の人たちと一緒に農作物の収穫や魚釣り体験を楽しめることで、島の暮らしを感じるアットホームな旅行スタイルが毎年注目を集めています。
小値賀島への旅行での民泊の宿泊は、ほとんど1日1組限定で運営されているので、女性の一人旅も安心して利用できます。
穴場の宿は築100年以上を擁する古民家を丸ごと1軒貸し切ることができるプランで、数件の中から選ぶことができますが、いずれも室内はリノベーションされていて、古き良き時代の雰囲気を残しながらも洗練された雰囲気です。
また、廃校となった小学校をそのまま活用している野崎村自然学熟村は、自炊ができる宿泊施設が併設されていて、近くには教会や風光明媚な海岸があります。
小値賀島での旅行は観光スポットをめぐるというよりも、自然そのものを楽しみながら地元の人たちとの触れあいの時間もなるべく多くもうけると良いでしょう。
コンビニが一軒もなく、手つかずの自然が沢山残されているので、地元のお寺やビーチをゆっくり時間をかけながら島時間を過ごすのが小値賀島の旅行の楽しみ方といわれています。
2.長崎県だけど福岡県に近いってどういうこと?
九州最大の経済都市の福岡から高速船で1時間ちょっとのところに、玄界灘に浮かぶ自給自足の島として知られる壱岐があります。
古くは長崎県の平戸藩に属していたことで、廃藩置県の関係で壱岐は福岡県ではありませんといった方が、交通アクセスの説明にも便利なだけでなく、島内の高校生の多くが卒業後福岡市内へ進学や就職します。
そんな長崎県の壱岐の穴場は、島の北に位置する勝本浦散策です。
江戸時代の安永から天保年間に至る間には、国内の長者番付で第2位に入るほどのお家の大きな塀が残っていて、鯨組を経営されていたことで最盛期には関西地方から多くの人たちが勝本に集まりました。
関西からの文化の影響もあり、壱岐の島の中では特に方言が異なり、朝鮮通信使接待所や秀吉の夢の足跡を感じる事ができる文禄・慶長の役の時期に建てられた勝本城の跡が残っています。
長崎県の離島の漁村でありながらも、自転車がないと移動が大変なほどの漁師町で、小型船舶数は日本でも有数のレベルで港町風情を感じることができるでしょう。
朝市が開催されていて、通りを歩くと懐かしい雰囲気が漂う格子戸の家々や、地元では持ち送りと呼ばれる屋根を支えるコーナーには各お家の家紋に漁師町らしく波や雲がデザインされているのが面白いです。
勝本浦から無人島の辰の島へ行くことができ、クルージングも楽しめるほか、車で10分ほど走ると子宝の湯として知られる湯ノ本温泉があるので、機会があれば立ち寄ってみてください。
3.雲仙に目が行きがちですが、日本で一番のものがある
長崎県内の温泉といえばすぐに雲仙がイメージされますが、近隣の小浜も見どころがいっぱいで穴場です。
小浜温泉は日本一の放熱量を誇ることで神経や筋肉の痛みなどに効果があるとされ、二十数軒のホテルや旅館と宿泊施設で形成される温泉街があります。
小浜温泉の中で特に注目されているのが、マリンパークの中にある日本で最大規模の長さを誇る足湯施設「ほっとふっと105」の存在を忘れるわけにはいきません。
長さが105mもあり、足つぼを刺激のための歩きながらの足湯や、ワンちゃん達にもうれしいペット専用の足湯があるのは見逃せません。
また3軒の共同浴場があり日帰りでも楽しめるほか、美しいと称される夕陽を見ながら入浴できる露天風呂も中にあるのでうれしいです。
ご当地グルメでは「小浜ちゃんぽん」が有名で、温泉街の食堂だけでなくお寿司屋さんや居酒屋にもメニューがあるので、小浜温泉に宿泊される場合はいろんなお店の味を楽しめます。
小浜ちゃんぽんはあっさり味で、近郊の港で採れた海老をはじめ新鮮な魚介類が入っていて、地域おこしの一貫として力を入れているメニューなので、ちゃんぽん繋がりで地元の人たちと楽しい思い出を作るのも良いでしょう。
また、小浜温泉では「ヘルスツーリズム」と題して、旅館とホテルの女将や若旦那と一緒にウオーキングを行なうプランが人気で、約1時間ほどお喋りを楽しみがら温泉街や海辺を歩きますので、機会があれば是非参加してみてください。
最後に
長崎県の旅行ではどうしても長崎市内やハウステンボスが位置する佐世保市と雲仙温泉に注目が集まりがちですが、県内にはたくさんの見どころがあります。
また、天然の好漁場が各地に点在し、一年を通じて新鮮な魚介類を楽しめ、フルーツや牛肉もおいしいと評判なので、穴場の三カ所は長崎や福岡に立ち寄った際に旅行のプランに入れてみるのも良いでしょう。
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