知識が広がる!日本銀行金融研究所貨幣博物館の魅力とは?

貨幣に関する歴史を楽しく学べる施設が都内にあります。

日本銀行金融研究所貨幣博物館は中央区日本橋本石町にあり、貨幣に関する歴史的・文化的資料を展示しています。

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貨幣が価値の尺度でなかった時代のことが学習できる

物の価値を客観的に知る尺度として貨幣が使われます。

この尺度が価値の実体を表しているとは限りません。

同種の製品で値段が異なることも、同一製品で値段が異なることさえあります。

これは経済の仕組みの問題で、時代や地域などの諸条件より需要が異なるためです。

需要が増加すれば商品が少なくなり価値が上がります。

逆に需要が減少すれば商品が余り、価値が下がります。

馴染みが無い商品に遭遇しても、現在では当たり前に価格によって価値が判断できます。

しかし、物々交換が主な取引方法だった頃は貨幣に対する信用はなく、農作物と貨幣を交換し貨幣を手にしても果たして別の取引に使用できるのか不安をもっていました。

有名な和同開珎を初めとする皇朝十二銭にしても、あらゆる流通を貨幣によって行う目的よりもむしろ律令国家の都合のためでした。

信用が浮沈する中で中世になり中国から貨幣が流入するようになると、徐々に庶民にも貨幣に対する理解が深まり年貢を銭貨で納めるようになります。

貨幣価値を理解した点は良かったのですが、その後庶民の間に模造した銭や勝手に鋳造した銭が出回り経済が混乱し始めます。

相対的に貨幣価値が下がるのでインフレです。

そこで模造や私造の貨幣価値を低くする撰銭を行い、さらに日本でも金や銀の鉱山採掘が盛んになり貨幣制度が整えられました。

このように歴史上貨幣が唯一絶対の価値を持っていたわけではありません。

日本銀行金融研究所貨幣博物館は飽きることがない資料が沢山

日本銀行金融研究所貨幣博物館は1982年に日本銀行創立100周年を記念して建設されました。

古銭収集家から譲り受けた貨幣に日銀が保有していた歴史的・文化的価値の高い古銭を加えて展示しています。

展示室内の順路は時代順になっており、古代から近現代への移り変わりが見られます。

壺一杯に銅銭が詰め込まれた中世の展示品を見ると当時の人の息吹と生活が感じられ、ビンに硬貨を貯めていく現代の姿とオーバーラップします。

時代は変わっても人の行為には共通点があり微笑ましくなります。

近世になれば精錬技術の向上もあって金銀銅など様々な種類の銭貨が現れます。

秤量貨幣は価値を表示する計量貨幣とは違い形が歪で、凝った刻印さえないものが多く時代劇で見る大判小判とは随分印象が異なります。

雑な造りであるだけに、実質は金銀銅との物々交換のようです。

近現代になればほぼ現在の印象と変わりません。

これらの流れを知ることで、給与や報酬として受取り代価を支払うといった道具や手段としてのお金が、実は相対的な価値だったと気付かされます。

紙幣に関しても資料を展示し知的好奇心を満たしてくれます。

ちなみに日本の紙幣に描かれた肖像は現在の5人を含め17人います。

実在でない可能性のある人物が描かれている点は時代の潮流を感じさせ興味深いところです。

常設展示に加え日本銀行金融研究所貨幣博物館ではお金にまつわる企画展もあり、例えば江戸時代の冨くじは落語に登場するほど庶民にとっては一攫千金の夢を描けるイベントでした。

その他調査資料なども備えており余暇を利用すれば飽きません。

日本銀行金融研究所貨幣博物館にある魅力

都内にあるため日本銀行金融研究所貨幣博物館へのアクセスは楽です。

地下鉄半蔵門線三越駅前が一番近いですが、銀座線、東西線の駅からも徒歩で行ける距離ですし、県外からのレジャーや観光でJRを利用しても東京駅から徒歩8分です。

休館日は月曜日で、9時30分から16時30分まで開館しています。

そして何より入場料無料なので気軽に立ち寄ることができます。

学習を兼ねて子供連れでもぶらっと一人で訪れるのも良いでしょう。

団体で日銀本店も含めた見学もできますが、人数によっては予め申込む必要があります。

さらに曜日や人数に条件があるので確認すると良いでしょう。

団体の利用についても無料なので、お金への知見を広めたい人にとっては利用し易い施設です。

車椅子での来館にも対応しており体が不自由な人でも安心して見学できます。

一般にバリアフリー施設の普及は進んでいますが依然50%程度であり、障害者や高齢者が立ち寄り易い施設である点は便利です。

加えて休憩スペースが備わり疲れても腰を下ろせる点でも安心です。

その他のサービスとして、記念品が購入できる売店があります。

遠方から足を運んだ場合など記念品は想い出になります。

何年か経った後、展示品や貨幣の歴史を振り返るきっかけにもなります。

都内には訪れて楽しく学べる施設が沢山あります。

日本銀行金融研究所貨幣博物館もその一つで、映像コーナーや体験コーナーを通してお金の歴史を知り、偽造防止など日頃使うお金に導入された技術を学べます。

最後に

日頃触れる機会のない銭貨やお札に触れ、お金に対する新たな見方が得られます。

入館料は無料ですので気軽に立ち寄ってみましょう。

日本銀行金融研究所貨幣博物館

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更新日:

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