都内の注目の観光スポットとし知られる東京都文京区後楽1丁目に位置する野球殿堂博物館は、1959(昭和34)年に後楽園球場の隣に「野球体育博物館」としてオープンしたのがはじまりです。
東京都内で注目の観光スポットの野球殿堂博物館
1988(昭和63)年には、東京ドームの完成に伴い現在の場所へ移転しました。
2009(平成21)年には開館50周年記念を迎え、2013(平成25)年に「野球殿堂博物館」と名称が変更され現在に至ります。
正式名称は「公益財団法人野球殿堂博物館」で、子どもから大人まで楽しめます。
野球殿堂博物館の役員構成は、セ・パ両リーグのプロ野球チーム(NPB)のオーナーと著名なアマチュア野球関係者で主に構成されています。
2017(平成29)年現在の理事長は、プロ野球チーム(NPB)の第13代日本野球機構コミッショナー熊﨑勝彦氏が努めています。
野球殿堂博物館には、殿堂入りを果たしたテレビでも馴染みの大選手や野球界の発展に尽力した関係者に関わるものが展示されています。
ライブラリーには、関連する書籍や雑誌など約5万冊も所蔵されているので野球好きにはたまらない博物館です。
開館時間は3月~9月が10時~18時、10月~2月は10時~17時となっています。
入館は閉館時間の30分前となっていますので、あらかじめお気をつけください。
料金は2017(平成29)年4月現在で大人600年、高校生以上が400円、中学生以下の学生が200円です。
また、65歳以上が400円です。
20名以上の入館では、団体割引が適用される場合がありますので、ご利用の際には窓口などでお知らせください。
休館日は年末年始の12月29日~1月1日と月曜日になっていますが、東京ドームで野球が開催される日と春休みと夏休みの期間はオープンしています。
野球殿堂博物館の見どころを一挙に紹介
プロ野球チーム(NPB)の展示コーナーでは、12球団の野球場のロッカーを再現して作られ、人気選手のユニホームや使用しているバット、グラブを間近で見ることができます。
毎年ペナントレースが開幕される前に入れ替わりますので、前年に好成績を収めた選手の使ったものが新たに加わります。
歴史コーナーでは、ベースボール発祥の地といわれるアメリカの野球について紹介されています。
1845(弘化2)年、アメリカのニュージャージー州がベースボールの発祥の地とされ、1934(昭和9)年には、ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグをはじめ大リーグのスター軍団が日米野球の試合のために来日しました。
また、映画でも話題になり黒人大リーガーとしてもっとも早く活躍した苦難と逆境を乗り越えたジャッキー・ロビンソンの用具も展示されています。
そんな歴史についてのコーナーを見学することで、知識が拡がり今まで以上に、野球をより楽しく観戦することができます。
映像シアターでは、一年で日本のプロ野球でもっとも盛り上がるといわれる「日本シリーズ」「オールスターゲーム」の名場面を上映していますので、ライブ感を楽しめます。
イベントホールでは、映像でプロのピッチャーとの対戦を楽しめる体験コーナーがあり子どもたちに特に人気です。
ゴジラこと松井秀喜の足型を調べることができ、見てびっくりしながら印象にも強く残ります。
また、野球のルールの秘密に関するコーナーも設置されています。
企画展では、歴代の侍JAPANのユニホーム、大学野球の聖地と呼ばれる「明治神宮野球場 90年の歩み」など定期的に内容を入れ替えて展示されていますので、博物館に来る楽しみが増えます。
まだまだあります野球殿堂博物館の魅力
ライブラリーのデジタルアーカイブでは日本のプロ野球の創生期の頃の「日本職業野球連盟」公報紙や1934(昭和9)年、日米野球の当時のパンフレットなどを見ることができます。
各都府県の高校野球連盟や大学野球の歴史について紹介された書籍もあり、中でも雑誌の「週刊ベースボール」は1958(昭和33)年から、「報知高校野球」は1978(昭和53)年発行のものがあるので、子どもから父親、祖父といった家族3代で楽しめる博物館です。
ミュージアム・ショップは、野球に関するグッズが販売されています。
主なものは、野球殿堂入りをされた有名選手の中の30名のレリーフの「オリジナルポストカード」があります。
プロ野球の昭和の大スター王 貞治、長嶋 茂雄のONをはじめ、喝で馴染みの張本 勲、ミスター赤ヘル・山本 浩二、日本や球界のパイオニアと称される大リーグで活躍した野茂 英雄など有名選手のカードが用意されています。
また、野球少年やお父さんにもうれしい「野球守」と呼ばれるお守りがあります。
グランドでの怪我がないように、プレイが上達するようにといった野球少年を応援するお守りで、遠隔地で東京都内に来られないひとにも郵送にて受け付けています。
「野球殿堂博物館」の利用に関しては、館内での飲食はできませんが、個人で楽しむ場合であれば写真やビデオ撮影が自由にできます。
最後に
都内各地からの主なアクセスは、各線水道橋から徒歩5分、都営地下鉄の大江戸線の春日駅から徒歩8分、東京都メトロ後楽園駅から徒歩5分です。
各駅から下車後、東京ドーム21番出口の右手に野球殿堂博物館の入口を目標に歩いてください。
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