ボクサーの減量はどのくらい辛いの?


ボクシングの場合、試合の前日にこの体重まで落とさないといけないという決まりがあるため、ボクサーはそれに向けて減量を行います。

もし計量の段階で体重を落としきれない場合は、タイトルホルダーであれば自動的に剥奪されてしまいます。

また、下手な落とし方をすると、体力がないために全く試合にならなくなってしまうのもボクシングの難しい部分です。

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食事制限は当たり前!ボクサーの減量方法

ボクサーの行う減量としては、とにかく食事をとらない、水分もとらない、というストイックさが求められます。

特にボクサーは炭水化物を極限まで減らし、炭水化物を含んだものを食べないようにしています。

炭水化物といえばエネルギー源にもなるため必要な栄養素ですが、少しでも太りやすいものは避けるというのが減量中の傾向です。

ただ、ボクシングの試合前には炭水化物をふんだんに取り、ボクシングの試合に備えるボクサーがほとんどです。

計量さえ終わってしまえば何を食べてもいいため、試合に支障が出ない程度に食べていきます。

減量をしながら筋肉を維持する

とはいえ、減量中も全く食べないことをしていったら、筋肉が細くなってしまうため意味がありません。

減量をしながら、いかに筋肉を維持していくかということもボクシングでは重要です。

そうした場合に好んで食べられるのが、高たんぱく質の食べ物です。

鶏肉のササミや納豆などが該当し、こうしたものを中心に食事をとっていくことになります。

水分を極限まで減らすのもボクシングではよくあることです。

細胞の中の水分までできれば出したい、唾液として出る分も出したいと思うほど、減量の際は多くの選手がナーバスになります。

計量が終われば多くの選手は水分をとろうとします。

計量前日はサウナに入り浸りになる人もいるなど、少しでも水分を出すということが減量の際には必要となります。

もちろんトレーニングも行う

食事、水分などをコントロールして減量に臨むボクサーは、当然のことながら運動もやっていくことになります。

ボクサーといえばランニングする姿も印象的ですが、基本的に10キロ程度のランニングを行っています。

しかも、練習前にすることが多く、10キロのランニングはあくまでウォーミングアップということになります。

その後、トレーニングが始まることになりますが、食事制限、ランニングをしてからのトレーニングであるため、かなりのきつさがあります。

このトレーニングも減量を兼ねているため、場合によってはサウナスーツを着て汗をかきながら練習をすることも行われます。

トレーニングの内容としては、縄飛びやサンドバッグへの打ち込みなどで、この後にスパーリングを行っていきます。

スパーリングは3分行われ、1分休んだ後、また3分行われます。

これはボクシングの試合の流れと全く同じで、素人は最初の1ラウンド目で疲れ果ててしまい、2ラウンド目には何もできなくなり、次の休憩では立てなくなるという人もいます。

それほど大変な練習をボクサーは毎日こなしていくことが求められます。

期待をかけられている人であれば練習はかなりハードになります。

トレーナーのサポートが重要

普通はこれだけ厳しい練習をすれば、ご褒美にアイスを食べる、お酒を飲むということをやりがちですが、減量中のボクサーは当然のことながらそんなことはできません。

この練習ではストイックさをどれだけ貫けるかが重要となっていきます。

ボクシングの減量で大事なことは、サポートしてくれるトレーナーの存在です。

これらを1人で行うことは難しいため、多くの場合はトレーナーの存在によって成り立っています。

トレーナーは練習メニューを決めるだけでなく、食事のやり方やメンタル面でも指導をしていきます。

選手は地獄のような練習をこなし、それを叱咤するのがトレーナーであるため、減量期間中はトレーナーを恨むような選手も出てきます。

こうした中で絆を深めていき、親子関係を超越した関係を築いていくことになります。

人間は誘惑に弱いため、トレーナーの存在なしにはこうした厳しい練習などは成り立たないことがよくわかります。

最後に

満足に食べることができない、水分もとれない、10キロのランニングを課せられる、その後に縄飛び、スパーリングが待っているというだけで、いかに減量が大変かがわかります。

しかも、これを毎日のように繰り返しており、選手の中には当たり前にこれをこなしていくという人もいます。

しかし、年齢を重ねていくとなかなか減量が難しくなるのも事実で、現役生活があまり長くないのはそうしたことも原因と言われています。

人によっては階級を上げながら減量をできるだけしないようにする人も出てきますが、元々の体格に合わない階級へとあがっていくため、パンチの重さにやられてしまうという人も出てきます。

その選手の適正体重というのはあるため、それに合わせた階級で試合をしていくことが重要であり、できれば階級を下げた方が有利となります。

いくつもの階級を制覇する人はそれだけ減量を行い、苦労を重ねているということです。

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