子どものしつけ方を再確認してみよう


子どものしつけを表面的にしか見ていない親がたくさんいます。

しつけと称し厳しく接する親もいますが、なぜ厳しく接するのかを論理的に説明できる人は少数派で、心のどこかで腹が立った、気分が悪い、カッとなってついというものが多数を占めるようになり、感情的に子どもと接する人も増えています。

また、子どもに対し、あれやこれやと注文をつけて、それに応えられないと厳しく接し、その通りになれば優しく接する親も意外と多いのが実情です。

しつけのやり方をどうすればいいのか再確認しておくことは、子どもをきちんと育てていく上で大事であり、自分を律するという意味でも必要なことです。

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子どものしつけ方

しつけの前提となるのは、子どもに無条件の愛情を与えるというものです。

無条件の愛情というのは、状態に限らず、生まれてくれてありがとう、生きてくれてありがたいという気持ちで接するというものです。

条件付きの愛情は、いい子にしてくれなきゃ愛さない、テストでいい点数を取らなきゃ愛さない、親を敬う姿勢がなければ愛さないなど、これをしなきゃあなたに愛情は注ぎませんという条件をつける場合の愛情です。

確かに子どもはそれに応えるべく、親にとっていい子であろうとし、優秀な成績を残して愛されようとします。

しかし、そこでしか自分の存在価値を見いだせない子どもが増え始め、別の部分で挫折を味わっても、本来は守ってくれるべき親が守らず、自分は本当に存在していい人間なのかと子どもが悩み始めるということになります。

以前は親以外にも、親戚や祖父母、近所の大人が存在価値を見出すようなことを言ってくれて、そこで生き場所を見つけるというケースがありましたが、核家族化などに伴い、無条件の愛情を注いでくれる人がかなり限られています。

しつけをする際、事あるごとに甘えるなと子どもを叱る親がいますが、それ以前に十分甘えさせていないケースが多く、あまりいいしつけではありません。

自分の接し方は無条件の愛情なのか、それとも条件付きの愛情なのか、再確認をする必要があります。

成功体験を積ませてあげる

子どものしつけで大事なことは、子どもに成功体験を積ませてあげるということです。

成功体験は言うならば自信にもつながり、向上心にもつながっていきます。

この部分を勘違いしている親が本当に多く、褒めることが甘やかすことにつながると思い込んでいる人がいます。

過度に褒めるのではダメですが、認めてあげることは絶対に必要です。

ここまでできたということを認めず、もっとできる、もっとできるとはやし立てる行為はある種の否定でもあります。

強くなってもらいたいという親の気持ちもわかりますが、それ以前に認めてあげることをしなければ、なぜ強くならなければならないのかという子どもの疑問につながります。

一方、親自身が行動で見せていくということも必要です。

仕事場でどれだけ頑張っても、子どもは家での父親、母親しか知りません。

例えば、あれだけ忙しいのに趣味のために色々と頑張る父親の姿は子どもながらに感じることがたくさんあります。

そうした姿に一部の母親は、家庭のことをやってくれないと嘆くことをしますが、嘆いたところで子どもにいい影響は与えられません。

むしろ自分の愚痴を子どもにぶつけているだけとも言えます。

しつけでは自分の感情は邪魔になることが多く、感情と行動をいかに切り離すかが重要です。

それができるようになると、しつけで悩むこともなくなり、むしろしつけに関する基準、ルールを構築できるため、感情に流されないことが大事になります。

子どもは自分を投影する鏡

親にとって子どもは自分を投影する鏡であると言われています。

つまり、うまく育っていない、期待している通りに育たない姿にイライラするというのは、自分自身がまさにその通りであることを示唆しています。

また、スポーツで結果を出せない子どもに、メンタルが弱いと一刀両断する人がいますが、結局のところは指導のしようがないため、目に見えない精神面を指摘して指導した気分を味わっているに過ぎません。

メンタルが弱い、自信がないのは、自己肯定感があまり高くないことを現しており、無条件の愛情を注いでいない可能性が高いことから、今までのしつけを再確認するある種のリトマス試験紙ともなります。

子どもの欠点をあげつらう親も多いですが、結局はそのように育て、親自身のダメな部分を見て育ったに過ぎません。

子どものしつけをする以前に、自分自身をいかに律し、至らないところを改善していくかがしつけでは大事になっていきます。

最後に

理想的なしつけとしては、いつも笑顔で接し、秘密を作らないようにしておく、本音でぶつかり、親自身が悪い場合、謝るときは謝るようなことを徹底するようなことを積み重ねていくというものです。

とにかく親自身の弱さが子にも伝わっていくため、子を通じて自分の弱さを修正していき、一緒に成長していくという形でしつけをしていくとうまくいくようになります。

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