カードゲーム「クロノノーツ」のルールや楽しみ方

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クロノノーツはどんなゲーム?

クロノノーツはアメリカの近代史をテーマとしたSFテイストのカードゲームです。

プレイヤーはタイムトラベラーとなって、タイムパラドックスを修復したり、歴史的に重要なアイテムを集めたりしながら、最も有効な任務を遂行した人が勝者となります。

By EUS (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

1865年から1999年の間に実際に起こったアメリカに関係する出来事がモチーフとなっているため、ゲームで遊びながらアメリカの歴史を学ぶことも出来ます。

2000年に発売され、2001年にオリジン賞を受賞しています。

日本では公式には販売されていないため、英語で書かれたカードでプレイすることになります。

カードの種類について

セット内容はすべてカードから構成されます。

タイムラインカード、IDカード、ミッションカード、クロノノーツカードの4種類です。

・タイムラインカード
一般のボードゲームに当てはめると、メインボードのような役割を果たします。
2種類あって「リンチピン」はメインの歴史上の事件、「リップルポイント」はその派生的な事件を表します。
表には実際に起こった歴史が、裏には虚偽の歴史が書かれています。
1963年だと「ヒトラーの天覧ベルリンオリンピック開催」となっていますが、裏には「ヒトラー暗殺される」と書かれています。

・IDカード
プレイヤーが行うべき任務の内容が描かれており、特定の書き換えられてしまった歴史を元に戻すことを義務付けられます。

・ミッションカード
タイムトラベルの途中で収集すべきアイテムが書かれています。

・クロノノーツカード
ゲームで主に使用するカードで、歴史を変えたりタイムワープしたりとプレイヤーが出来る様々なアクションについて書かれています。
プレイヤーはクロノノーツカードを順番に使用することで自分の任務を果たすために行動することになります。

クロノノーツの遊び方・ルール

プレイ人数は1~6人、プレイ時間は20~40分ほどです。

始めに場をセッティングします。
タイムラインカードを時系列順に8×4列に並べます。
IDカードとミッションカードを1枚ずつ、クロノノーツカードを3枚ずつ各プレイヤーに配ります。

プレイヤーのプレイの順番を決めてスタートです。

自分のターンにクロノノーツカードを引きますが、2つの内いずれかを行います。

①手札の中から1枚をプレイする(プレイしなくても可)
②先に手札からカードを2枚捨ててから、山札から2枚引いてくる
2枚引いた場合はカードをプレイすることは出来ません。

クロノノーツカードには、タイムラインカードのリンチピンの歴史を修正できる「インバーター」や、アイテムを表す「アーティファクト」などが含まれています。

プレイヤーの1人が「インバーター」を使ってリンチピンを裏返すと、それに影響されていくつかのリップルポイントも裏返され「パラドックス」が発生します。

パラドックスになったカードには「パッチ」カードを置くことで歴史を修正することができます。
パッチカードを使った場合手札を1枚増やすことができます。
手札を10枚集めると勝利なので、パッチを当てまくるという道を選ぶことも出来ます。

プレイヤーの勝利条件は3通りあります。
①IDカードに書かれた任務の条件を果たす
②ミッションカードに書かれた歴史上の大事なアイテム・アーティファクトを3つ集める
③ミッションカードとIDカードを除いた自分の手札を10枚にする

反対に、宇宙崩壊と言って、タイムライン上に「パラドックス」という歴史の書き換えが13個以上発生すると、プレイヤー全員が敗北となります。

クロノノーツの魅力

アメリカの歴史をモチーフにして、タイムトラベルしながら歴史を変えるという大変ユニークなゲームなので、SF好きな方には大変興味深いゲームなのではないでしょうか。

プレイしながら自然とアメリカの歴史が頭に入ってきます。

1980年のリンチピンは「ジョン・レノン殺される」ですが、裏返ると「ジョン・レノン殺されかける」となっており、そういう歴史だったらその後はどうなっていくのかなどと考えだすとワクワクが止まりませんね。

様々な遊び方のバリエーションや拡張パックも販売されており、そのうちEarly American Chrononauts(略称EAC)は 1770~1916年のアメリカ史をカバーしているもので、この製品だけでも遊べますが、クロノノーツと組み合わせて長期間の歴史をカバーしたゲームとして遊ぶことができます。

さらにThe Gore Yearsは2000~2008年の歴史分の追加セットで、これを合わせると大変長い歴史をタイムトラベル出来るでしょう。

現在は英語版しかないのが残念なところですが、簡単な英語なので少しわかる方がいれば問題なく遊ぶことが出来るでしょう。

プレイ感は緻密な戦略を楽しむというよりは、ゲーム進行で巻き起こるハプニングを楽しむという方に重点があるため、大勢でワイワイ言いながらプレイするカードゲームと言えるでしょう。

タイムトラベラーとなって任務を果たすなどという経験は映画やドラマでしかできませんので、大変興味深い体験ができることでしょう。

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