外国語を学ぶ資格:中国語検定試験(中検)


中国語検定試験は、一般財団法人日本中国語検定協会が主催している中国語に関する資格試験のことをいいます。

中国語の語学力を計る民間資格で、主催者である協会は1981年に創設された団体です。

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中国語検定試験の成り立ちについて

1980年代の中国は、鄧小平の指導体制の下で改革開放路線を歩んでいました。

そのため、日本国内でも中国に対する関心が高まりを見せ、それと同時に日本国内で中国語を学ぶ人も増加していました。

そこで、中国語の学習に関わっていた民間団体が主体となって協会を設立し、中国語の語学力を計る試験を創設したのです。

中国語を学ぶ人に学習目標を示し、その目標に対する達成度をできるだけ客観的に計ることを目的としています。

最初に行われた1回目の試験は、4段階の級に分かれていました。

会場は大阪会場の1会場だけで、志願者数も60名程度とあまり多いとはいえない人数でした。

その後、全国規模で実施されるようになり、志願者数も大幅に増えていっています。

現在では累計志願者数が100万人を突破しており、一般の人にも認知されるようになってきています。

級も1級、準1級、2級、3級、4級、準4級の6段階に増加しました。

中国語検定試験は30年以上の歴史があるため、日本で中国語を学んでいる人の間ではとても認知度の高い試験となっています。

就職活動の際に語学力をアピールできる資格

語学力というと英語をイメージする人も多いのではないでしょうか。

世界の経済がグローバル化していく中で、世界の共通語として認知されている英語は必要不可欠な言語と言われていました。
そのため英語が出来るという事は、就職の際に大きなアピールポイントになっていたのです。

しかし最近では英会話教室や英語を学ぶ学習塾なども多くなり、子供の頃から英語や英会話を学ぶ人が増えています。
その結果、英語が出来るという人は珍しくなくなってきました。

英語の語学力を持つ人が増えたことで、英語が出来るという事がアピールにならないことも多くあります。

現在、就職活動の際に注目されている言語が中国語です。

中国は近年、目覚ましい経済発展を遂げています。
進出している日本企業も多いですし、中国企業と取引のある企業もかなりの数にのぼります。
中国は世界経済の中で、年々存在感を増してきています。

日本でも中国との取引が増えるにつれ、中国語が出来る人の需要も増えています。
ですから、就職活動の際に大きなアピールポイントになります。

中国語の検定試験は他にもありますが、中検は最も知名度が高い検定試験及び資格と言われています。

中国語の語学力を必要とする求人の場合には、要求される語学力の目安として記されていることも多くあります。
中国と取引のある企業などに就職を希望する際には、とても有利になる資格です。

中国語検定試験はどのようなものか

年に3回実施されています。
実施される月は、3月と6月、11月です。
1級は年に1回だけ実施され、11月のみ行われています。

受検資格は特にないので、誰でも受検することができます。
受検の申し込みは、郵送で申し込む方法とインターネットで申し込む方法とがあります。
また、北京や台北、上海、シンガポールなどの海外から申し込むこともできます。

受検会場は、日本国内にある53都市と北京や上海、大連、広州、シンガポール、台北などの海外の都市にあります。

試験内容は、どの級もリスニング試験と筆記試験で構成されています。

準4級の認定基準をあげると、中国語の学習を進めるに当たって基礎的な知識を身につけていることです。

4級の認定基準は、中国語の基礎をマスターしていることとされています。
平易な中国語を聞くことができたり、話すことができるのが目安となります。

3級の認定基準は、基本的な文章の読み書きができることと簡単な日常会話ができることとされています。

2級の認定基準は、やや高度な中国語の文章を読み、3級程度の文章が書けること、日常的な話題で会話が出来る事とされています。

準1級の認定基準は、社会生活に必要な中国語を基本的にマスターしていることや通常の文章の中国語訳と日本語訳ができることです。
また、簡単な通訳ができることも必要です。

1級の認定基準は、高度な読解力や表現力を持ち、会談や会議、講演などで複雑な中国語や日本語の翻訳及び通訳ができることとされています。

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