あやつり人形はどんなゲーム?
あやつり人形は中世の王国で都市を繁栄させることを競うというイメージを持った、かなり具体的かつ戦略性の高いカードゲームに仕上がっています。
最終的に多くの建物を建てることがこのゲームの目的です。
フランス生まれのカードゲームで、日本語ではあやつり人形という名前になっていますが、原題であるフランス語はcitadelsであり、城塞というような意味を持つ単語です。
このカードゲームでは8種類の職業が登場し、しかも各プレイヤーはラウンドごとにその8種類の中からそのラウンドでプレーする職業を選ぶというルールになっていることから、まるで操り人形のようにいろいろな職業の人々を操って動かし、自分の目的を達成するということから名付けられたのかもしれません。
操り人形の遊び方・ルール
各プレイヤーは、まず8種類の職業の中から一つの職業を他のプレイヤーには知られないように選び、そのラウンドはその職業の者としてプレーします。
職業はそれぞれに異なる特徴を持っており、どの職業を選ぶかでゲームの展開は大きく異なってきますから慎重に選択する必要があるでしょう。
全員が職業を選び終わったら、次の2つの行動の中から一つを選択します。
①銀行から2ゴールドを受け取る。
②建物カードの山札から2枚を引き、自分の欲しいカードを1枚選んで手札とし、残りの1枚を山札の一番下に戻す。
この行動が終わったら、続いて手札の建物カードの中から1枚を選んで場に出すことができます。
これを建設すると呼びます。
建設はカードさえあれば自由にできるわけではありません。
そのカードに書かれているゴールドの枚数だけのお金が必要になります。
それだけのゴールドの手持ちがなければどんな建物も建設することはできません。
支払ったゴールドは銀行に戻します。
そして、これらの行動と建設の他に、このゲームのメインとも言える各職業の特殊能力を発揮させることができます。
これは自分のターンであればいつでも発揮させることが可能です。
このようにして一つのラウンドで職業を選んで行動し、特殊能力を発揮させつつ、可能であれば建物を建設してゲームは進行していきます。
8つ目の建物を建てたプレイヤーが出た時点で、そのラウンドの終了までを行い、1ゲームの終了とします。
各建物の価値を合計した点数が各プレイヤーの得点となります。
ちなみに各建物の価値とはその建物を建てるために必要なゴールドの枚数と同じです。
最初に8つ建物を建てたプレイヤー以外にも、5種類以上の建物を建てたプレイヤー、2番目以降に8つ建てることができたプレイヤーにはボーナス得点があります。
得点の最も高いプレイヤーの勝利です。
このゲームのだいたいの流れが分かっていただけたでしょうか。
この次には、各職業の特殊能力を紹介していきます。
それぞれに特徴があり、どれを選ぶかは悩ましいところです。
それぞれの職業の特殊能力について
各職業の特徴や特殊能力ですが、全てを正確かつ詳細に書くのはここではなかなか説明しきれませんので、大雑把に説明します。
だいたいのイメージとして捉えて下さい。
1.暗殺者
他の職業一つを指定し、指定された職業の者はそのラウンドで一切の行動、建設が行えなくなります。
2.盗賊
これも他の職業一つを指定します。
指定された職業の者は、そのラウンドの行動開始前に自分の手持ちのゴールドの全てを泥棒に渡さなければなりません。
3.奇術師
手札の建物カードから好きな枚数を捨て、同数を山札から引くことができます。
または、手札を他のプレイヤーと全て交換できます。
枚数が違っていても総取り換えで、極端な話、自分の手札が0枚であっても可能です。
4.王様
次のラウンドで最初に職業を選択できます。
5.司教
将軍のプレイヤーによる建物破壊を防ぐことができます。
6.商人
自分の手番で無条件に銀行から1ゴールド受け取れます。
7.建築家
自分の手番で無条件に建物カードを2枚引いて手札に加えることができる上に、通常1ラウンドに1つまでしか建設できない建物を、ゴールドがある限りは3つまで建設することができます。
8.将軍
既に建設されている建物一つを破壊することができます。
ただしそれにはゴールドが必要で、その建物を建設するために必要な枚数から1枚を引いた分だけのゴールドが必要になります。
ちなみにここに書いた以外の特殊能力として、特定の職業のプレイヤーが特定の建物を建設しているとボーナスとしてゴールドがもらえることがあります。
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