登山初心者はツアーに参加してみる

登山と言えば、ひと昔前は中高年のオジサマ達に人気の趣味というイメージが強かったのですが、最近では、カラフルでオシャレな登山用グッズなども登場してきて、若者にも人気のスポーツとして注目されるようになってきました。

若い女性の間でも人気が高く、「山ガール」という言葉まで登場するほどのブームになっているのです。

テレビや雑誌などで特集が組まれることも増え、以前よりかなり山へのハードルが低くなっていることが窺えます。ただ、いくら気軽にチャレンジできる環境になったとはいえ、山は山です。

少しでも油断すれば、途端に自然が牙をむくこともあり、知識や経験の乏しい人が気軽な気持ちで挑戦するのは危険なのです。

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登山に潜む危険とは?

初心者の登山で起こりやすいトラブル

登山初心者が遭遇しやすいトラブルとしては、やはり道に迷ったということや、体調が悪くなった、異常な疲れを感じたということが多く挙げられます。

また、歩いているうちに誤って転倒してしまったり、スリップして斜面を滑り落ちてしまうといった、危険な事故も起きやすいものです。

その中でも初心者に特に多いのが、季節に合わせた軽装で登山したり、食料や水、装備が不十分のままであるといった問題です。

山は、天候が急激に変化しやすいという特徴がありますし、季節によっては深夜や早朝は、日中とは比べ物にならないほど気温が低下することもあります。

特に標高の高い山は、風が強く吹くこともあり、例え気温が十分にあっても、体感温度は非常に低くなってしまうこともあるのです。

このように、様々な危険や問題点があるため、初心者がいきなり高難度の山に登ってしまうのは、リスクが高いと言えるのです。

初めての登山ならまずはツアーに

参加初心者が登山を楽しみたい場合、できれば最初は片道2時以内で帰ってこられる簡単な山から始めるようにしましょう。

こういった山なら、登山道が整備されていなくても迷いにくいものですし、標高もそこまで高くないため、低体温症などのリスクも避けられます。

登山やハイキングで有名な山であれば、少々標高が高くても、ハイキングコースが整備されていたり、売店や休憩所が設置されていることも多いので、安心度は高まります。そういった場所で徐々に山や登り方などを経験していき、少しずつ難易度の高い山へ挑戦していくようにしましょう。

もっと安全に登山を楽しみたいという場合は、個人的に登るのではなく、旅行会社が企画した登山ツアーに参加するのもおすすめです。

最近はブームもあって、様々な旅行会社から日本各地の人気登山スポットへのツアーが企画されています。他のツアー客と一緒に登ることができるので、遭難の危険も低くなりますし、経験を積んだ登山ガイドが付いてサポートしてくれるため、安全な環境でチャレンジすることができます。

本来の自分のレベルでは不安を感じる山であっても、こういったツアーに参加することで、リスクを避けつつ楽しむことができるのです。もちろん、ツアーの内容やチャレンジする山によっては、初心者はお断りとしているケースもあります。

登ってみたいからといって、経験不足を隠して参加すると、ペースに付いていけず途中で脱落してしまう可能性もあります。そうなると、他のツアー客やガイドにも大きな迷惑をかけてしまうので、必ず初心者向けのツアーのみを選ぶようにしましょう。

初心者でも安全に楽しく登山するには

初心者でも安心して山を楽しむためには、ツアーに参加するのが一番だと述べましたが、丁度良いツアーが無い場合や、気の合う仲間だけで楽しみたいと考える人も多いでしょう。

このような場合は、初心者にありがちなトラブルを避けるために、事前準備が非常に重要となります。

まずは登山計画書をきちんと作成し、山に入る際に、届出書を山の登り口にある提出箱や最寄りの警察署へ届けておくようにしましょう。こうすることで、万が一遭難してしまった場合には、素早くその事実を知ってもらい、救助隊が迅速に動いてくれるようになります。

計画書が無い場合は、入山していることすら気付かれず、何日も助けてもらえないこともあるので、命に危険が及んでしまします。

また、自分たちの登山レベルを冷静に判断し、経験やペースなどを考慮して無理なく登れる範囲の山を選ぶことも大切です。

経験が少ない者が安全に山を楽しむためには、登りたい山ではなく、登れる山にチャレンジするのが鉄則と言えます。万が一、遭難や体調不良が起きた時に備え、できれば単独での登山は控えて、ある程度の人数で一緒に登ることも大切です。

さらに、山の天気は変わりやすいため、事前にピンポイントで正確な天気予報するサイトをチェックしておくようにしましょう。

計画した以上は、天気が悪くても登りたいと思ってしまいますが、曇りや少雨などだと、遭難や低体温症などの危険も高まるので、思い切って中止したり延期する勇気も必要です。

最後に

このように、まだ経験の乏しい人の場合は、様々なポイントに注意しておく必要があります。

慣れるまではツアーで楽しみ、経験が十分についてから自由な登山を楽しむようにしていきましょう。

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