登山のコースの考え方

登山コースを考える時、登山ルートが記されている地図を使って、目的となる場所へのルートを考えるのが一般的です。

登山ルートが記されている地図には幾つかの種類があり、地図を比較すると分かりますが、コースタイムは地図により若干の違いがあります。

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登山ルートを考える!

登りと下りでは歩行タイムが異なる

コースタイムは平均的な歩行時間であり、地図を製作する会社の情報が異なるなど、若干の違いが生じています。

但し、1時間のコースタイムが、1時間半の場合と30分などのように大幅に異なる事はないので、購入した地図のコースタイムを参考にし、1日の工程を決めると言った考え方がお勧めです。

尚、コースタイムには、行きと帰りと言った具合に、2つの時間が掲載してあるのが特徴です。行きは1時間半、帰りは40分と言った具合に、時間が異なっています。

この場合、行きの方がより長い時間歩く事になるので、ルート内には登りの箇所が多くあり、逆に帰りは時間が短いので、下りのルートと言った考え方が出来ます。

ちなみに、登山地図には等高線が記されているため、コース内のルートに登りが多い場所なのか、それとも下りが多い場所なのかを、等高線を見て把握する事が出来ます。

山は、登りもあれば下りもあるわけで、下りだけで済むコースはありませんが、長時間の登りが多いルートは、下りのルートも多いと言う意味でもあり、行きは1時間半かかるルートでも、帰りが40分になるルートは、下りが多いルートであり、こうしたルートを使えば、体力があまりなくて自信がないと言う人でも登山を楽しむ事が出来ます。

そのため、登山地図をじっくりと見て、入山口をどこにするのかを決めるのがお勧めです。

初心者向けのコースは、見どころが盛りだくさん

山の頂上を目指す登山には、入山口と言う場所が幾つか設けられています。

しかし、入山口であればどこからでも山の頂を目指せると言うものではなく、自分の体力との相談をしなければなりません。入山口の決め方のポイントは、アクセスが良い事だけではなく、コース内にどれだけ難易度を持つ箇所が含まれているのかによります。

例えば、コース内に岩場の箇所が多くあり、歩行に時間が掛かるコースなどの場合、初心者向きとは言えませんし、山の稜線が深く落ち込んだキレットなども、初心者にとってはハードルが高くなります。

同じ頂上を目指すのにも、入山口を変えると、初心者でも登山を満喫する事が出来るコースが用意してあるのです。

入山口から暫くの間は森林の中をゆっくりと登るルートが多く、1時間から2時間ほど登ると、視界が開ける場所に到着します。森林の中を歩いている時は、あとどれくらいで休憩ポイントに到着するのだろうか、何故苦しい思いをして登山をしているのだろうかなど、余計な事を考えてしまう人は多いのですが、視界が開けて来ると、山に来て良かったと言った満足感が出始めて来ます。

登山コースは、永遠森林の中を歩く場所もないとは言えませんが、大半の場合、視界が開ける場所があり、登山をして良かったと感じる時が来ます。

また、本州の山の場合、標高が2500メートルあたりを超えると、高山植物を観察する事が出来るポイントが多くあり、3000メートル付近は、森林限界と言われている、草木が生えない環境に達します。

こうしたコースも、登山ガイドブックやコースマップなどを使えば、見つける事が出来ます。

鎖場は、初心者でも慎重に進めば安心

登山ルートの中には、岩場となる場所が含まれているケースがあり、岩場の中でも危険な場所には、鎖場と言われているチェーンが固定されている場所もあります。

特に、頂上直下などの場合、岩場付近は足場も悪いため、チェーンが取り付けられており、歩行の際にはチェーンを使って進む形になります。

登山ガイドブックやコースマップには、「鎖場あり」などのような記載があり、初心者が登山コースを選ぶ時には、出来れば避けたいと感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、鎖場と言うのは安全な状態で歩行が出来る場所でもあり、チェーンが付いていれば、安全と言った考え方もあります。ちなみに、鎖場での歩行は、1歩ずつ慎重に進む事が大切で、チェーンはあくまでも補助的なもので、あまりチェーンに頼り過ぎてしまうのもよろしくありません。

但し、雨が降っている時などは、岩場は滑りやすく滑落の危険もありますので、1歩1歩慎重に進むようにしましょう。

尚、登山コースには、幾つかのルートが用意されている所が多くありますが、どこから入山するかにより、登山の難易度が変わります。

山小屋に宿泊をする場合には、遅くても午後2時頃までには山小屋に到着出来るルートを選ぶ事も大切で、ルートマップに記載してある時間を合計する、途中の休憩時間を加算して、午後2時前後に山小屋に到着出来るルートを選ぶようにするのがお勧めです。

ルートマップの時間は、あくまでも参考タイムになるので、登山の経験が浅い人などの場合や、一緒に山に行くメンバーの中に初心者がいる場合など、登山計画には余裕を作っておくようにしましょう。

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