曲の聴き方が変わる!クラブミュージックの話


クラブミュージックは、クラブで流されるジャンルの音楽のことを指します。

クラブでは、クラブDJがレコードやCDのターンテーブルとミキサー、そしてエフェクター等を用いてレコードやCDの音源、曲をミックスさせ、それらの曲をノンストップで一定時間流し続けることで独自の音楽を作り出します。

フロアにいる来場客はその音楽、クラブの雰囲気をそれぞれの楽しみ方で満喫するのです。

フロアで踊る人もいれば、カウンターでお酒を飲んでその場の雰囲気を楽しむ人など様々です。

そのような独特の雰囲気を持つクラブの要素が詰め込まれたものが、クラブミュージックなのです。

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普通の人は知らないクラブミュージックの話

クラブミュージックは大きく二つに分けることが出来ます。

実際にクラブで使用する音源のダンス用と、家庭でBGMとして楽しむためのホーム用です。

ダンス用は音源として用いられますので、同じ音や歌がループし続けるような曲が多く、音楽というよりは音源に近いものです。

その音源、曲をクラブDJが繋いでいくことによって、ひとつの音楽を成立させていきますので、家庭でその音源を単発でBGMとして聴くには、若干無理があります。

そこで、クラブDJがクラブで使用する音源をBGMとして耐えうるものにミックスしエフェクトをかけたものが、ホーム用のクラブミュージックということになります。

テクノから発祥したクラブミュージック

クラブミュージックの発祥はテクノと言われています。

テクノミュージックは、シンセサイザーやエフェクター等の電子的な機材を用いて作り出される、電子的な音楽のことを指します。

クラブでの使用を最優先に考えられているため、非常にアップテンポなものが多いのが特徴です。

また、音声などにエフェクターをかけて曲の中に取り入れたりするなど、実験的なことも数多く行われました。

現在では他のジャンルでもエフェクトボイスは普通に使われていますが、エフェクトボイスの先駆けはテクノミュージックです。

まさに現代音楽の先駆的存在なのです。

ハウスミュージック

テクノミュージックと同じジャンルとして、ハウスミュージックというものがあります。

テクノミュージックが電子音を中心に構成されているのに対し、ハウスミュージックは生音と呼ばれる、いわゆる生の楽器の音や人の歌声が曲の中に入るようになりました。

電子音と生音の融合です。

テクノミュージックが少しヘビーだと感じる人にとっては、ハウスミュージックの方が聴きやすいかもしれません。

それでいて、テクノミュージックのようなテンポの良さが曲を通じてありますので、気分が盛り上がります。

ドラムンベース

その後登場したのが、ドラムンベースと呼ばれるジャンルのクラブミュージックです。

テクノミュージックとハウスミュージックの遺伝子を受け継いでいますが、それらと違う点はその名前からも分かるとおり、ドラムとベースの音が強調されているという点です。

従来では聴いたことが無かったような世界観が、ドラムンベースにはあります。

ドラムンベースの音楽が初めて登場した時、その音楽性の斬新さ故に、音楽チャートで上位に入りました。

それ程に注目を集めたのです。

そして、数多くのミュージシャンがドラムンベースの影響を受けました。

日本のポップ、ロック界においてもドラムンベースの影響を垣間見ることが出来ます。

ドラムンベースは、クラブミュージックをより完成度の高いものへと押し上げました。

さらに、クラブミュージックを多様性のある音楽にしたのです。

ドラムンベースの登場をきっかけに、クラブミュージックに興味を持ち始めた人も多いはずです。

その功績は大きいでしょう。

クロスオーバージャズ

そして、クロスオーバージャズというジャンルが登場します。

ジャズをベースとして、テクノミュージックやハウスミュージック、ドラムンベースの良い部分をジャズ音楽とミックスさせて、クラブユースに耐えうるアップテンポな曲としたものです。

ジャズの様々な音源を活用し、そしてミックスさせエフェクトをかけることで、ジャズという領域でひとくくりに出来ない独自のジャンルを開拓したのです。

鳥肌が立つほどに格好良いアップテンポのものもあれば、まったりと聴くことが出来るスローテンポのものまで様々です。

このクロスオーバージャズが登場して以降、電子音が中心となっていたクラブミュージックが変化していくことになります。

徐々に生音が中心となり、その効果として電子音が使われるという、いわば電子音が脇役に回ることが多くなったのです。

これにより、クラブミュージックの門戸は大きく開かれることとなりました。

最後に

現在では、クラブに行きますと様々なジャンルの音楽がミックスされアレンジされて流されています。

そして、ミックス対象となる音楽ジャンルも幅が広くなり、ポップやロック、ボサノバといった様々なジャンルの音楽がクラブミックスされ、クラブミュージックとして世に出回ることとなりました。

よって、現在ではミックス、アレンジされた音楽は元のジャンルを問わずクラブミュージックの領域に入ることになります。

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