何があったの?放送禁止になったCM


これまでに商品の欠陥や出演者の不祥事などで、たくさんのCMが放送禁止になりました。

またその他の理由として、視聴者によるクレームが殺到してやむを得ず放送禁止や差し替となったCMもあります。

そこで様々な理由により放送禁止となったCMを紹介します。

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放送禁止になったCM

タバコ

まず2000年代に入り、副流煙などの問題からタバコの煙害が話題となりました。

また未成年への喫煙の抑制の意味合いも込めて、2003年にタバコのCMが全面的に禁止されました。

タバコの売上も減少しており、それほどCMの放送禁止の影響は大きいのです。

パチンコ台・スロット台

タバコに類似するジャンルにパチンコ・パチスロ台のCMが放送禁止されました。

2011年の東日本大震災のための自粛的意味合いもありますが、著しく射幸心が高いギャンブルのCMはいかがなものかと警察庁の通知により禁止されたのです。

しかし皮肉なもので、パチンコ店やパチスロ店のCMは特に地方でどんどん放送されています。

お店の宣伝はOKなのに台の宣伝がNGの理由はよく分かりません。
スーパーに例えると、お店の宣伝はOKで、販売する商品の宣伝はNGということになります。

この規制でパチンコ・パチスロ人口がわずか5年足らずに半減しました。

日産自動車 セフィーロ

昭和天皇の病状悪化が大きく報道されていた1988年に、日産自動車のセフィーロのCMも放送禁止となりました。

井上陽水さんがイメージキャラクターとして登場し、「皆さんお元気ですか?」と語りかけるという内容でした。

天皇が苦しまれている最中で、お元気ですかの台詞が相応しくないと放送自粛となりました。

今でも物まねタレントの神無月さんがアフロのかつらをかぶりこのCMのパロディーをしますが、それほど印象に残ったものでした。

ちなみにこの後新バージョンで放送されましたが、記憶されている方はほとんどいないでしょう。

また同じ時期にライバルでもあるトヨタ自動車のカリーナも「生きる歓び」というキャッチコピーがNGとなり、放送禁止となったのです。

クレームにより放送禁止となったCM

視聴者のクレームにより放送禁止となったCMを紹介します。

エーザイ チョコラBBドリンク

1991年に放送され、桃井かおりさんが「世の中馬鹿が多く疲れませんか?」と愚痴る内容にクレームがついて放送禁止となり、「世の中お利口が多くて疲れませんか?」という台詞に変更して放送されました。

ちなみにクレームの数はほんの数件だったようで、この頃から企業の過剰な対応が行われるようになったのです。

サントリー BOSS

1995年に放送され、矢沢永吉さんの「夏だからってどこか行くのやめませんかね?」という台詞に、ホテルや旅館などのレジャー関係者からクレームがあり放送禁止となりました。

レジェンド矢沢永吉さんでさえ、視聴者のクレームにより放送禁止に追い込まれる時代となったのです。

別に矢沢永吉さんが悪いわけではありませんが、この頃からキャッチコピーや台詞さえ、気を配る必要が出始めたのです。

日産自動車 スカイライン

1996年に放送され、牧瀬里穂さんの「男だったら乗ってみな」という台詞に対し、女性差別だとクレームが寄せられ、「好きだったら乗ってみな」という台詞に変更されました。

コカコーラ からだ巡茶

2007年に放送されたコカコーラのからだ巡茶の「さよならハロー・フープ」篇では、広末涼子さんの「ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう」というつぶやきが、性的表現でいやらしく感じられ不快だとクレームが殺到して、ブラジャーのくだりが無くなって放送されるようになりました。

ベネッセ たまひよ

2006年に関東で放送されたベネッセのたまひよという育児雑誌のCMで、父親と母親が激しいキスするシーンが育児雑誌の宣伝には相応しくない内容だとクレームが殺到し、わずか3日間で放送禁止に追い込まれました。

UHA味覚糖 ぷっちょ

2012年に放送されたUHA味覚糖のぷっちょ「リレー」篇では、超人気アイドルAKB48のメンバー達が、次々に商品を口移しでリレーしていくという内容でした。

若い女性のキスを連想させ、食べ物を口移しで食べさせるのは不衛生だとクレームがついて、アニメ版に差し替えられました。

英会話NOVA

2001年に放送された英会話NOVAの「うさぎINロンドン」篇で、イメージキャラクターのウサギの耳を引き抜く行為が、動物愛護団体から虐待だとクレームを受け放送禁止に追い込まれました。

ハウス食品 ハウスシチュー

1999年に放送され、母親の「犬と一緒に遊んじゃダメよ」という台詞が、動物愛好家から子供にペットを捨てることを推奨しているのではとクレームがあり、「暗くなるまで遊んじゃダメよ」と変更されました。

最後に

このように様々な理由で放送禁止となったCMはたくさんあります。
しかし今は便利な世の中で、YouTubeなどでこれらのCMを見ることができます。

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