外国人にもオススメの少年漫画

いわゆるアメリカンコミックは悪と正義がハッキリしています。

日本の作品はいわゆるグレーゾーンを扱う作品も多いので、繊細な表現が外国人には分かりにくいことも多いです。

それは翻訳される際のニュアンスの違いも影響しますが、心の動きといった言葉で表現しにくいものはなお難解でしょう。

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海外の方におすすめしたい少年漫画

少年漫画好きの外国人は分かり易さが大事

では分かり易い作品とは何かと言えば、実写映画化もされた「ドラゴンボール」が挙げられます。
仲間と共に敵を倒すという簡単なストーリーと、ゲームキャラクターのような絵柄が受け入れられやすいでしょう。

このような構図の作品と考えると、絵は荒削りですが「弱虫ペダル」もオススメです。
チームメイトと目標に向かって頑張る姿は、言葉が分からなくても通じ合えるものがあるでしょう。
弱虫ペダルのようなスポーツ漫画は、たとえ国が違っても共感度が高いジャンルです。

最近の作品ですと「アオアシ」が日本の漫画ファンの間で人気が出ていますが、日本のサッカーにおける独特の構造の在り方も外国人に知って欲しい所でしょう。
貪欲さがないと言われる日本人がいかに世界と戦う為に戦略を練っているのか、作品を手に取れば様々な思いを感じ取ってもらえるはずです。
こういった驚きを秘めたファンタスティックな少年漫画も近年では増えています。

「BUNGO」は日本人らしいやり続ける能力に長けた主人公で、外国人から見ればクレイジーの一言でしょう。
それでも日本の良さを知っていてくれる外国人であればBUNGOはきっと好きになってくれる作品です。
ドラゴンボールのような王道の分かり易さと日本人の生真面目さが反映された少年漫画は外国人にも理解されるでしょう。

とにかく絵が美しい少年漫画はウケが良い

フランスの漫画愛好家の間で一際人気があるのが『CLAMP』です。
CLAMP作品は先ほど述べた分かり易さとは対極になってしまうので、通好みと言えるかもしれません。
何故人気があるかと言えば、その絵柄の美しさです。
「ツバサ」や「カードキャプターさくら」といったアニメ化しやすそうな可愛らしいキャラクターも人気があります。
加えて、外国の漫画ではなかなか表現されない異世界の描写も目新しく写るのでしょう。
未知への興味へ誘ってくれる感覚があるのです。

見たことがない世界を巧みに表現している、「はたらく細胞」は哲学的でもあります。
人間の体内の様子が描かれた異色の作品ですが、絵柄も可愛らしいので外国人にも人気が出るでしょう。
少年漫画を描く女性作家も現在ますます増えてきています。

その中でも「マギ」はアラビアンナイトの世界観をベースにしつつ、物語が展開していくので女性作家とは思えない熱量があるのです。
可愛らしさカッコ良さプラス、想像出来ない位のスケール感が外国人の心を圧倒するでしょう。

日本の作品は異世界に限らず、身近な場所にも美しさが表現されます。
「あまんちゅ」は伊豆の海を舞台にした作品ですが、透き通るような美しい絵柄が魅力です。
舞台は日本なのに、どこか懐かしさを感じさせる作品でふるさとの海を思い起こす外国人も居ることでしょう。

このあまんちゅと同様に、懐かしさを感じる作品として「よつばと」も人気があります。
よつばとは、子供の可愛らしさとちょっとのずる賢さのバランスが絶妙です。
国は違えど、自分もこうだったなと思いかえす方も多いでしょう。

日本らしさが際立つ作品は外国人にもオススメ

最後にオススメしたいジャンルとしては、日本らしさが光る作品です。
外国人の中には、日本を知る手段として漫画を読む方も居ます。

日本人の性質そのものと言えるような、「古見さんはコミュ症です。」は国民性を理解していただく意味でオススメです。
積極性がないと思われがちな日本人ですが、本当はそうではなく言いたいことを貯め込んでしまうタイプが多いのだと気付いてくれるでしょう。
深く付き合わないと分からない部分になるので、日本人が良く分からないという方が是非手に取って欲しいです。

外国人の中には、日本と言えば相撲と考える方もいるでしょう。
相撲についてもっと知りたい方は、「火の丸相撲」がオススメです。
小柄な日本人がいかに強くなれるのか、知れば知る程ビックリすることでしょう。

日本と外国のリミックスということで言えば、「とんかつDJアゲ太郎」もなかなか面白いです。
外国人にも人気のあるとんかつと、外国産のDJを組み合わせることで生まれる調和に、こんなめちゃくちゃな世界があっていいのかと笑いが止まらないでしょう。

最後に

外国人は日本人とは感性が違うので面白さの基準が異なると思われがちです。
しかし、基本的な感覚にそう大きなズレはありません。
最近の作品は活字離れも影響し、分かり易さは重要ポイントになっています。
このことが、外国人でも読みやすい作品を量産しているのです。
また作品数も増え続ける現代は、差異化を図る為にも読者を驚かせるような仕掛けが必要になります。
日本のカルチャーがクールであり続けるのは、誰が読んでも面白いと思える良作が多いことでしょう。

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