現実離れしたい人にオススメのSF漫画3選

現在もいろいろなSF漫画がありますが、一度は読んで欲しい名作を紹介します。

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おすすめの名作SF漫画

1.生物都市/諸星大二郎

1970年代の作品なので現在から見ると古く感じる部分もありますが、当時はとても衝撃的なSF漫画として注目されました。

第七回手塚賞入選作品に選ばれましたが、SF作家も多数含まれる審査員達からあまりに物語の完成度が高いので、日本で販売されていない外国のSF小説を引用したのではないかという話題にもなった作品です。

木星の衛生イオの調査から帰還した宇宙船が、地球に着陸したときから異変が起こります。

それは機械と生物が融合していくという、現実では考えられないことです。

最初は宇宙船空港内部で異変が起きますが、伝染して町中に広がっていきます。

機械と生物が融合していく描写は原作者の諸星大二郎ならではの説得力があります。

短編SF漫画の中では傑作中の傑作といえるのは、機械と生物が融合して伝染していく様子は恐怖感を抱かせますが、最終的には機械と生物が融合することで、地球がひとつの生命体になり、人類にはじめて争いも支配も労働もない世界がおとずれると好意的にとらえているところです。

神経痛がひどく体を動かすことが困難な老人が融合されてから「腰も背骨も傷まない。わしの古い体がすてられ、壁や家具がそれにかわってくれた。わしはまだまだ生きられる」という言葉からして好意的な印象を与えます。

連載ではなく、30ページ程度の短編SF漫画なので、スキマ時間で現実離れしたい人に向いているかもしれません。

物語の完成度と生物と機械の融合シーンは何回読んでも飽きることがなく、SFにさほど興味がなくても、十分に楽しめる作品といえます。

彼方より―諸星大二郎自選短編集 (集英社文庫―コミック版)

2.銀河鉄道999/松本零士

SF漫画家として知名度の高い松本零士は、宇宙海賊キャプテンハーロック、宇宙戦艦ヤマト、クイーン・エメラルダス、新竹取物語1000年女王など多数作品があります。

当時はアニメと漫画を同時進行させる形で進められていることが多く、アニメのペースに漫画がついていけず、単行本で読むとアニメの方がよかったと感じる作品があります。

銀河鉄道999はSF漫画としてしっかり描かれているので、アニメに劣らず優れた作品といえます。

有名作品なので物語を知らない人は少ないと思いますが、最初に描かれたアンドロメダ編ではアンドロメダ星雲にある機械の体をタダでくれる星に行こうとする鉄郎と一緒に旅をする謎の美女メーテルが銀河鉄道999に乗車して、アンドロメダ星雲まで行く物語です。

銀河鉄道999が停車する惑星で鉄郎とメーテルが何かしらの事件に巻き込まれるエピソードの連作が基本構成となっています。

その語もエターナル編と続きますが、基本的な構成は変わりません。

見どころは銀河鉄道999が停車する惑星とそこに住む人々でしょう。

時には人間とかけ離れた生命体も登場しますが、人間とほとんどかわらない、もしくは機械化人が住む惑星が多く、普通に会話をします。

ワインの雨が降る惑星、動かなくても生活できるため太りすぎた人たちが住む惑星、恐竜が人間のように進化した惑星など、現実離れした惑星が現れるのがとても面白いです。

また、古い時代の日本のような惑星がたびたび現れると銀河鉄道999の機関車同様、ノスタルジックな気分になります。

銀河鉄道999 (1) (少年画報社文庫)

3.AKIRA/大友克洋

SF漫画で一番に思い浮かぶのがAKIRAです。

3度目の世界大戦が勃発してから38年後、東京湾上に構築された日本の新首都であるネオ東京で金田率いる不良グループがバイクで暴走中に老人のような子供タカシが突如現れ、グループ仲間の島鉄雄が目の前にいるタカシを避けようと転倒負傷してしまいます。

その間にタカシは闇に消えていくのが物語の始まりで、タカシは何者なのか、題名にあるAKIRAは誰なのか、その後も、不思議なカプセルが出たり、ゲリラの少女ケイが登場したりと、最初は謎だらけですが、読んでいくうちになんとなくわかってきます。

なんとなくと書いたのは、一回読んで完全に理解できなかったからです。

そのぐらい物語に重層感があります。

ただ、物語が難しいと感じても、大友克洋の綿密な画風によって、ネオ東京が現実感を感じさせることもあれば、月を破壊するような現実離れしたことも起こるので、読むだけでなく、絵を見るだけでも興味深い作品といえます。

原子力空母や軍事衛星などもリアルに描かれていたり、得体のしれない力を持つ超能力者がなぜ誕生したのか科学的に説明しているところが、SF好きにはたまらない要素といえます。

AKIRAはネオ東京だけが舞台となるので、世界から見れば、ネオ東京は小さい地域のように感じてしまいますが、超能力者があまりにも想像を超える力を発揮するため、物語のスケールはとても大きく感じられます。

長編SF漫画ですが、物語自体は間延びせず、テンポよく進行していき、起承転結がしっかりできているので、読み終えた時に余韻が残ります。

AKIRA(1) (KCデラックス ヤングマガジン)

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