世の中の厳しさが学べる仕事・社会系のおすすめ漫画3選

普段の生活では知りえない世界が描かれている漫画も多くあります。

社会勉強や自戒になるような作品を紹介します。

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世の中の厳しさを疑似体験

1.闇金ウシジマくん

学生時代は、貧困家庭に育った人ならまだしも、一般的な家計状況の家庭で育った人ならば、よほどのことでもない限り「お金に困って奔走する」ということはありません。

例えば、大学生になって一人暮らしを始めたことで気が緩み、ついついお金を使い過ぎてしまって生活費が不足したとしても、大体は両親に事情を話せばお金をもらうことができます。

しかし、そんな甘い環境で生活していけるのは学生だからです。

社会人として世の中に出てからも同じような生活をしていると、すぐに様々な弊害が生じてきます。

むしろ、学生の中にも自分で全ての金銭管理を行い、両親などの力をほとんど借りずに自立した生活を送っている人もたくさんいます。

人が生きていくために最も重要なファクターである「お金」に関して、『闇金ウシジマくん』ではディープでアンダーグラウンドな部分までも表現されています。

「本当にお金が無くなって人がどういった生き方をすることになるのか」「安易に借金をした結末がどのようになるのか」といった部分が、しっかりとクローズアップされています。

社会人になれば避けては通れない「自分の責任の重さ」をよく理解するためにも、ぜひ一度は目を通して損はない漫画といえるでしょう。

社会は表だけでなく裏もあること、表の生活がどれほど優遇されているのか、裏の世界はどれほど大変なのかなどをこの漫画で学んでおくと、実社会での生活に関して少しの思慮深さが生まれることでしょう。

そして、その少しの違いがあるだけで、安定した安全性のある生活を送ることができる様になります。

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

2.カイジ

『カイジ』といえば、どうしようもないニートの青年が、友人の借金の保証人となったことがきっかけで、完全な裏の社会の住人になるという物語です。

冒頭、主人公であるカイジは、日銭を稼ぎながらギャンブル漬けの生活を送っているだけの人物ですが、物語が進むにつれて「天才的な博徒」に変貌していきます。

ただ、カイジが進む道は平たんなものでは無く、莫大なお金を手にするためには相応の対価を払いながら進んでいきます。

例えば、肩代わりした借金を返済するために「エスポワール」という船に乗り、その中で一夜限りの異常なギャンブルに巻き込まれてしまいます。

そこで行われていたのは「限定じゃんけん」と呼ばれるギャンブルで、グー、チョキ、パーを各3枚ずつ持っている状態でじゃんけん勝負を行い、勝てば「星」を1つ奪うことができます。

負けた場合は星を1つ失い、星が0になってしまうと強制リタイアとなります。

最終的に星を4つ以上持った状態でカードを使い切った場合はクリアとなり、自身が持つ借金がすべて免責になります。

カイジは最初、甘い言葉やささやきに騙されて窮地に陥りますが、「人の怖さ」を実感してから驚異の変貌を遂げ、一時は場を完全に支配するまでになります。

当然、クリアするために必要な星を獲得する訳ですが、所有するカードを処分(消費)する段階で仲間に騙され、クリアに必要な星を失ってしまいます。

その後も生死を分ける勝負を数々とこなしていくことになりますが、「非常にうまく人間の表と裏を表現している傑作漫画」という評判が数多くあります。

賭博黙示録カイジ(1) (ヤングマガジンコミックス)

3.バクマン

世の中にある身近な娯楽である「漫画」が、実際にどのようなプロセスで作成されているのか、作家の生活はどのようなものなのかという、「漫画が出来るまで」を漫画で表現している作品です。

主人公は中学生の男子2人で、一人は叔父に「一発屋マンガ家」を持ち、類まれな画力で出版社から異例の好待遇を受けることになる「最高(もりたか)」と、学力に関しては学年トップながら、いわゆるがり勉タイプどころか真逆の性格をしている「秋人(あきと)」が、二人で一人のマンガ家としてのサクセスストーリーです。

画力の「サイコウ」、シナリオの「シュージン」が、「どうすれば売れるマンガを作れるのか」をテーマに試行錯誤していく様が、世の社会人にとって非常に大きな刺激になります。

「指示待ち人間」と呼ばれるような社会人が多い中、それでは絶対に成功できないマンガ家という世界の厳しさを「これでもか」というほど知ることができます。

いわゆる「スーパーマンタイプの主人公」ではなく、コツコツと努力によって結果に結びつけていくストーリーの中には、絶体絶命の窮地に立たされた時にどのような思考をするのかといった、正にバイブルとなり得る表現がたくさん登場します。

抜きんでた才能を持つ天才と、人よりも少しできる程度の凡才が対峙した時、必ずしも天才が勝つとは限らないという世の条理をしっかりと表現していて、「人生に疲れた」と感じている人の大きな力を与えてくれるかもしれません。

努力は簡単には実らないし、努力したからと言って必ずしも実とは限らないが、努力をすれば天才にも勝ることがあるといったテーマのマンガです。

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

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