ダンスで楽しむ世界!「社交ダンス」を通して学べる文化と歴史

日本では、社交ダンスや競技ダンスに興味を持つ人が増えています。

社交ダンスは、「ソシアルダンス」とも「ボールルームダンス」とも呼ばれます。

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社交ダンスから学ぶ、ヨーロッパの歴史

社交ダンスの歴史は、とても長いです。

初めに誕生した社交ダンスは、ウィンナワルツで、そのツールはヨーロッパの各地で踊られていたダンスだと言われています。

その後、貴族がダンスを踊るようになり、ヨーロッパ中で社交ダンスが流行します。

社交ダンスは、初期のころはホールドをせずに踊る、ラウンドダンスが続き、その後、体を近づけて踊るダンスが登場します。

18世紀の後半になると、男女のペアが向かい合って踊る現在のスタイルになります。

ヨーロッパ各国の宮廷では、頻繁に舞踏会が開催されていましたが、舞踏会ではワルツが人気を集めていました。
特に若者のワルツ人気は高かったのです。

しかし、男女が近付いて抱擁するように踊る社交ダンスは、宗教関係者や年配の貴族などから強い反発を受け、何度も禁止されるという憂き目にあっているのです。

ヴィクトリア女王の時代になって、やっと社交ダンスに関する偏見が取り除かれるようになります。

20世紀になると、踊りのスタイルが変化し、ヒールから歩くスタイルになります。

つま先だけで踊っていた時と違って、優雅さが増すようになり、イギリスではダンスが体系化されるようになります。

歴史を見ると、新しい音楽が生まれることで、踊りも新しくなり、ブルースやアルゼンチンタンゴが普及するようになります。

北米生まれのジャズやジルバ、マンボ、チャチャなどもダンスに取り入れられるようになります。

日本での歴史

日本の社交ダンスの歴史は、鹿鳴館時代にさかのぼります。

鹿鳴館時代には、上流階級でパーティーが開催されることが多くなります。
この時代は、パーティーでの社交ダンスが、外交政策上必要であったのです。

そのため、鹿鳴館には、パーティーに相応しいウィンナワルツなど、ウィーンの社交界スタイルを継承したダンスが輸入されます。

1918年にダンスホールが開設されると、富裕層を中心に社交ダンスが流行します。

しかし、1939年に第二次世界大戦がはじまると、ダンスホールは閉鎖され、戦後も食べるのに精一杯の日本人にとって、ダンスは無縁のものだったのです。

男女のペアで行うダンスが再び広まったのは、進駐軍向けのダンスホールが増えたことが理由のひとつです。

若者が出会う場所として、ダンスパーティーが頻繁に行われるようになり、マンボやジルバなどの、アメリカンスタイルのダンスが流行ります。

1970年代は、ディスコが流行し、自由な踊りを好む若者が増え、社交ダンスの教室は、インターナショナルスタイルのレッスンに特化したものになっていきます。

1990年代に入り、競技ダンス映画が公開されて大ヒットしたことで、日本での競技ダンス人気は一気に高まります。

そして、全国で競技ダンスや社交ダンスに興味を持つ人が増え、レッスンを始める人も増えたのです。

社交ダンスと競技ダンスの違い

良く間違われるのが、競技ダンスと社交ダンスです。

社交ダンスは、社交を目的とする踊りで、競技ダンスは、演技における芸術的な要素や技術を競うものです。

競技ダンスは、コンペと呼ばれる競技会で競われます。
競技ダンスは、スポーツ的な性能が要求されるので、最近ではダンススポーツとも呼ばれています。

広い意味では、競技ダンスも社交ダンスの一部です。

社交ダンスは、一般的に、男性と女性がペアになって楽しく踊るものです。

大きく分けると、スタンダードとラテンに分かれます。
ワルツやタンゴ、クイックステップはスタンダードに入り、ルンバやチャチャ、サンバなどはラテンに入ります。

スタンダードに入るブルースや、ラテンに入るジルバやマンボは、パーティーで踊るダンスで、競技ダンスでは踊りません。

競技ダンスは、社交ダンスとは違い、選手として踊り、ダンスの技量を他のペアと競います。
そして、審査員がその踊りを厳しくチェックします。

競技ダンスには、様々な団体があり、選手は競技ダンスの団体に登録して試合に出ます。
ルールを守って踊り、勝ち上がって行くことで昇級します。

社交ダンスの世界は、楽しむことが目的ですが、競技ダンスのレッスンを受けている人は、勝つことが目的なのです。
そのため、ハードな練習も熱心にこなすのです。

社交ダンスは、仲間やパーティーで出会った人と自由に踊ることができますが、競技ダンスは、基本的にペアを組んだ相手とのみ踊ります。

日常生活も、社交ダンスは趣味のひとつだと割り切って楽しむ人が多いのですが、競技ダンスの場合は、ダンス中心の生活を行っている人が多いです。

最後に

ただ、どちらのダンスも、体全体を使って踊り、足も腰も鍛えることができるので、健康効果はもちろん、ダイエット効果や美容効果も期待できます。
そのため、女性に人気があります。

男女のペアで踊るダンスは、ストレスの発散にも効果的で、高齢者の健康維持にも役立つと言われています。

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