医療系の資格:歯科技工士になるには

歯科技工士
歯科技工士は、患者さんのための人工の歯を専門としてつくる医療技術職です。

歯は体の一部であり、歯の健康のためにも必要な仕事です。

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歯科技工士とは?

歯科医師の指示にしたがって、入れ歯や歯の矯正装置、虫歯治療に使われるクラウン、橋のようなかたちで歯を治療する時に使うブリッジ、人工の歯を入れるインプラントなどをつくります。

また、歯科に勤務して経験を積み、独立開業も目指せます。
自分の歯科技工所を持つことができれば、自分ひとりの判断で仕事をこなしていくことができます。
自宅においてもできます。

歯科技工士は歯の治療のために装着する人工の歯をかたちとして残していくことで、患者さんのサポートをしていきます。

それぞれの患者さんに合わせてつくるため、その人の歯の状態を正確に把握することに加えて、根気強さと技術が求められるものです。

歯科医師とは仕事内容は異なりますが、裏方的に歯の健康を守る、非常に大切な役割があります。
ですので、歯科医師との協力も大切です。

それなりに技術は必要ですが、日々の努力によってスキルアップをしていくことで、仕事の幅もどんどん広がる可能性のある仕事です。

歯科技工士になるための歯科技工士国家試験

歯科技工士になるためには、試験に合格して、歯科技工士名簿に登録をおこない、歯科技工士免許を交付しなければなりません。

まず、受験資格を得なければなりません。
高等学校を卒業をして、歯科技工士の教育機関に入学します。
日本全国に約50か所があります。
そこで2年以上勉強して、歯科技工士としての知識や技能を十分身に付けてから、受験資格が得られます。

試験は年に1回実施され、学科試験と実地試験の2つがおこなわれます。
時期は2月下旬~3月初旬頃です。

平成27年度からは全国統一で実施されることに変更されました。
それまでは各都道府県で実施されていました。

学科試験では、歯の解剖学や有床義歯技工学、矯正歯科技工学、歯科技工士法などの関連法規などの8科目から問題が出題され、すべての科目が必修試験となります。
実地試験では、全部床義歯の人工歯配列、歯肉形成とカービングが必修試験となります。

合格率は非常に高く、90%以上の受験者が合格しています。
しっかり知識と技術を身に付けることで、問題なく合格することができるでしょう。

活躍の場を広げる日本の歯科技工士

歯科医院においてはもちろんですが、それにとどまらず、あらゆる場所で活躍しています。

高齢化が日々進んでいる現代社会においては、年配の患者さんの入れ歯やインプラントなどの需要も高まり、それをつくる歯科技工士の必要性もいままで以上に高まってきています。

また、できるだけ歯を残したい、治療前よりも歯をきれいにしたい、という患者さんの要望に応えることも大切なことです。

歯科のある総合病院では歯科技工室が設置されていますが、入れ歯やインプラントなどをつくるだけにはとどまらない、歯科医院では対応しきれない歯の症状で通院している患者さんがいます。

その患者さんの特別な処置をおこなうための歯科技工士も必要とされてきています。
歯科技工士と患者さんが直接、歯の処置に関して話し合うことで、患者さんのより良い歯をつくることや良い歯の状態にしていくことを心がけています。

最近ではアメリカやヨーロッパの国々などの海外においても、活躍の場を広げている歯科技工士もいます。
日本の歯科技工士教育は高いレベルでおこなわれており、修行を積み、高い技術を持った歯科技工士が海外の歯科医院で勤務したり、独立開業をしている方もいるのです。

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