住宅建築・販売に携わる資格「土木施工管理技士」

家から一歩外に出てみてください。どうですか。

当たり前のようにアスファルトの道路が続いていて、道路の横には水路が取り付けられています。道路の両側にはガードレールやガードパイプが取り付けられていて、川を見てみれば橋が取り付けられています。

山に登れば大きなダムが建設されていたり、大きな擁壁が作られていて土砂災害が起こらないようにしてあります。

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土木構造物の施工の時の管理を行う

これらの構造物は、すべて土木工事で取り付けられているものです。延々と続いている道路や水路も、大きなダムも適当に工事をして取り付けられているものではありません。きちんと図面を作って、使用されている材料の強度を計測して、工事を行うときには決められた規則に従って施工を行っていきます。

これらの土木構造物を施工するときに、決められた材料を使用して、きちっと決められた施工方法に従って施工されているか管理をしている人が、土木施工管理技士です。

この土木施工管理技士は、土木建設にはなくてはならない管理者です。土木施工管理技士が管理を行うことで、構造物の強度も含めて、しっかりとした土木建設物が出来上がってきますし、計画通りの工事も進めていくことが可能になってきます。

たとえばアスファルトの道路を作るとき、初めに基礎となる敷石を敷いてからアスファルトを敷いていきますが、敷く厚みや石の種類など道路の大きさによりきちっと決められています。上に敷くアスファルトの厚みも、きちっと決められています。

これらのことが、きちっと工事現場で守られているか、材料は適切に使われているかということを管理するのが、土木施工管理技士の仕事になります。

現場の安全管理や指導監督も行っています

土木施工管理技士は、このように河川や道路、橋やダムなどの土木建設工事の時に現場で工程管理を行ったり、品質の管理、安全の管理など工事を施工するときに必要になってくる、技術上の管理を適切に行っています。

決められた工事期間の中で行わなければならない工事もたくさんありますので、土木工事管理技士の責任は重大です。土木工事管理技士になるためには、国家資格を取得する必要が出てきます。

この土木工事管理技士には、1級と2級があります。土木工事全般に対して、高度な応用力を生かして指導監督業務に就くのが1級土木施工管理技士、特定分野の応用能力を持っている技術者として工事の施工管理にあたっているのが2級土木施工管理技士です。

工事を請け負う業者では、規模に応じてこれらの有資格者を置かなければならないことになっています。またこれらの資格を持っていない業者は、自治体の入札に入れないという自治体もあります。最近は、土木施工管理技士の計画的施工管理に期待が集まっていて、評価が高くなってきています。

工事の現場では、決められた品質で工事が行われるように作業員を指導監督しています。作業員に的確な指示を出せる技術の裏付けと、経験が必要になってきます。工事の節目には、測量や計測を行って設計図の寸法通りかを確認していきます。

安全を常にチェックして指示することも、大切な仕事になっています。各自治体の工事では、工事途中に検査があったり、工事が終わった時に引き渡し検査を行っています。この検査の時に、工事の施工の現場写真を求められることがあります。それらの写真を撮影していくのも、仕事の一つになっています。

出来上がった時の喜びが味わえる

土木工事管理技士1級と2級の受験資格は、学歴や資格に応じて一定の実務経験が必要になってきます。また1級の資格がないと、大規模な土木工事は技術者として担当ができないことになっています。ですから、土木工事管理技士になるためには工業高校、高専、大学の工学部などで土木に関する専門知識技術を身につけて、土木の施工部門がある建設会社に就職します。

入社後一定の期間、現場で仕事を行って土木施工管理技士の資格を取得することになります。土木管理技士の仕事は、百点満点といった仕事ができることはなかなかありません。どうすればもっとよくなるのかを常に考えて、次の仕事に反映していくように心がけ、仕事を行っていくことが大切になってきます。

また自然を相手にする仕事のほうが比率が高くなっていますので、工事に関しては毎回条件が異なってきます。次につながっていく応用力を養っていくことも重要です。

いろいろな問題を的確に判断して対処していく力は、デスクワークだけでは身につくものではありません。毎日工事の現場を回って実際に作っているものを見て、仕事の感を養うことも大切なことの一つになってきます。

土木施工管理技士の仕事は、現場で仕事が終わった後も事務所でデーターの整理を行ったり、現場写真の整理を行ったりとハードな仕事になりますが、収入面では一般の作業員よりは手当なども付きますので、優遇されているのが一般的になっています。

目に見えてものができていく喜びや、仕事を完成させたときの達成感を、現場と一体になって味わうことができるという、魅力が多い仕事の一つになっています。

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