好きを活かそう!ファッション・服飾に関する資格「ファッションビジネス能力検定」

他人と差別化したいという消費者のニーズを満たすための、ファッションアイテムを提供して利益を生み出すために生まれたビジネスモデルが、ファッションビジネスです。

人間と衣服の関わりの歴史は古く、寒い時期は暖かい服を、暑い時期には涼しく過ごせる服が登場してきました。最近ではそれだけではなく、衣服を通してアイデンティティやステータスを表現するようになっています。

その願いを叶えるために生まれたのが、ビジネスモデルです。

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ファッションビジネスとはどんなものか

このビジネスモデルそのものが認識され始めたのは歴史が古くて、産業革命後の19世紀に起きた女性の地位向上を目指すフェミニズム運動の頃に遡ります。

女性は、きついコルセットとスカートというイメージしかありませんでしたが、フェミニズム運動がきっかけで、体を締め付ける衣服から解放することが女性の解放につながるという考えから、各国で様々な衣服に改良されていきました。

アメリカでは膝丈スカートに、ゆったりしたズボンを着用するブルーマースタイルが登場して、多くの女性に支持されていきました。日本でもこのスタイルが明治時代に取り入れられて、体操服として利用されています。

現代のファッションビジネスは、アパレル業界を中心に様々な産業が集まったビジネスのことを意味します。アパレルメーカーが中心で、年齢や性別を幅広くカバーした総合アパレルメーカーと、キッズ、メンズ、レディースなどとターゲットを絞り込んだ専用アパレルメーカーに分けられます。

ファッションビジネス関連の仕事としては、商品企画部門の責任者であるマーチャンダイザーや、製品のデザインを行うデザイナーなどです。

ファッションビジネス能力検定を受けてみよう

ファッションに関する技術的な知識と、マーケティングの知識の両方を持っていることを証明できるのが、ファッションビジネス能力検定です。受験資格は特になく、誰でも受験することができます。

ファッションビジネス能力検定は、一般社団法人ファッション教育振興会が主宰する試験で、3級、2級、1級のレベルがあります。3級の合格率は70%、2級と1級は50%程度なので、数ある資格の中では、それほど難易度が高いわけではありません。

一般社団法人ファッション教育振興会の公式テキストがあるので、それを使って勉強するのがオススメです。ホームページで各級の過去問に挑戦することができるようになっているので、まずはそこでどんな問題が出題されるのかを、確認しておくといいでしょう。

級ごとに合格ラインが異なるので、合格ラインをクリアすることを目標に勉強しましょう。3級と2級は、ファッションビジネスの知識と造形知識、1級はさらにマーケティング戦略、マーチャンダイジング戦略、流通戦略、マネジメント知識なども加わります。

3級は、専門基礎教育を1年程度学んだレベル、2級は専門教育を2年程度学んだレベル、1級は専門教育を2年以上履修して卒業後、実務経験を5年から6年程度積んだレベルです。

ファッションビジネス能力検定を受けておくと、商品の企画、生産、流通に至るまでの、全てのプロセスに必要なビジネス知識を身につけることができます。アパレルリテールなどの小売業や、独立開業してアパレルショップを立ち上げたいという人ならば、取得しておきたい資格です。

ファッションビジネス能力検定を受けて仕事に活かす

ファッションビジネス能力検定を受けて仕事に活かせる職業には、マーチャンダイザーやデザイナー以外にもあります。デザイナーが作成した図面を型紙に起こすパタンナーや、卸売店や小売店に属して、商品の買い付けを行うバイヤー、お店でお客様へ製品を販売したりコーディネートの提案などを行う、ショップスタッフにも役立ちます。

ファッションビジネスに適性があるのは、衣服に興味がある人、アパレルを扱うビジネスの世界で活躍したい人などです。単に好きというだけではアパレル業界で食べていくのは難しいので、資格を取得して、自分の実力を証明できるようにしておくといいでしょう。

ファッションビジネス能力検定を受けるための勉強方法には、専門学校や大学で学ぶという方法もあります。すでに社会人として働いている人は、専門学校で短期間で勉強するといいでしょう。

それも難しいのであれば、通信講座などを活用して勉強する方法もあります。独学で学ぶのも不可能ではありませんが、学校に行くと同じ志を持った仲間がいるので、切磋琢磨できます。また、わからないことをすぐに質問して相談できる講師がいるので、疑問点を解消して次に進むことが可能です。

学校に行くのが無理ならば、アパレル業界に転職して経験を積みながら実践で学ぶ方法もあります。自社ブランドを有しているような企業だと、将来は商品開発に関われる可能性もあります。

ただし、職場は勉強したい人を受け入れるのではなく、即戦力となってくれる人を受け入れることが多いです。

特に転職の場合は即戦力が求められるので、資格取得の勉強は実務をこなしながら、こっそりやりましょう。

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