フィギュアスケートのスピンの3つの基本姿勢|シット系スピン

フィギュアスケートにおいて、スピンは欠かせないものです。

フィギュアスケートにおける、もっとも基本的な動作のひとつと言えるでしょう。
アイスショーにおいても、スピンの場面では、拍手が沸き起こります。

フィギュアスケートの華とも言える技です。

競技においても、スピンは重要な要素となっています。国際スケート連盟のルールでは、スピンを競技中に必ず行わなければならないことになっています。

国際スケート連盟は、オリンピックのフィギュアスケートの出場枠に関する権限を持っている組織であるため、絶大な影響力があります。

世界各地でおこなわれているさまざまなフィギュアスケートの競技会は、国際スケート連盟の決めたルールにのっとって行われることが多いです。

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フィギュアスケートのスピン | シット系

フィギュアスケートのシット系スピン

シット系スピンは、その4種類の中のひとつです。

腰を落とし、座っているような姿勢で、軸足であるスケーティングレッグのほうの膝が、臀部より低い位置にないようにして回転します。

スケーティングレッグの太ももの部分は、氷面と並行になっている必要があります。
フリーレッグのほうを、前に伸ばした姿勢でおこなうシット系スピンは、シットフォワードとなります。

フリーレッグが横にあるのをシットサイドウェイズと呼び、フリーレッグが後ろにあるのを、シットビハインドと呼びます。

スピンに入る際に跳び上がると、フライングシット系スピンとなります。

跳びあがったときに、空中で水平の姿勢になったあとにシットスピンをすると、バタフライシット系スピンとなります。

スピン採点方法とシット系スピン

スピンの技は競技で採点され、レベルはBから1、2、3、そして4の5段階に分けられます。

基本的に、軸がぶれておらず、同じ場所で回転しており、姿勢がきれいであるスピンが評価されます。
シットスピンの場合は、中腰でなく、しっかりと腰を落としているのが良いスピンとなります。

レベルBだと1.1点が得られ、レベル1だと1.3点が獲得できます。レベル2だと1.6点、レベル3だと2.1点となります。

最高のレベル4がとれると、2.5点が獲得できます。
これらは基礎点となり、出来栄え、即ちGOEによって、プラス3からマイナス3まで、7段階で加点されたり減点されたりします。

レベルBであっても、出来栄え、即ちGOEでプラス3の評価を得ると、1.5点獲得できますので、合計で2.6点を得ることになります。

レベルBで、マイナス3の評価であった場合は、マイナス0.9点となり、0.9点が減点されます。しかし、基礎点の1.1点から引かれますので、0.2点は獲得でき、出来栄えが最も低く評価されたとしても、レベルBのスピンをしたことで、かえってマイナスになるというようなことにはなりません。

GOEマイナス2の場合の減点は、0.6点で、マイナス1の場合は、0.3点が基礎点から減点されます。

GOEがプラス1であった場合は、0.5点が基礎点に追加され、GOEがプラス2なら、1点が追加されます。

GOEは、出来栄えとなっており、主観が入る余地は確かにあり、審判員によって、評価にばらつきがあるのが一般的ですが、国際スケート連盟は、GOEの判断基準も細かく定めています。

シットスピンでの得点のしやすさ

スピンの基礎点は、スピンの種類により5段階に分かれています。

シット系スピンの基礎点は、レベル4をとった場合で2.5点となっており、5段階のうちで2番目に低い方です。

最も高得点となるのは、コンビネーションスピンで、レベル4がとれたときは3.0点になります。

次に高いのが、レイバックスピンで、レベル4のときに2.7点となります。

次がキャメルスピンで、レベル4のときに2.6点です。

基本姿勢が、アップライト、シット、キャメルとなっていて、そのうちの2種類を含むのが、コンビネーションとなります。

難易度はコンビネーションが最も高く、アップライトが最も簡単であるとされています。

シット系スピンは、アップライトよりも難しいと認定されていて、それより高い得点が可能となっています。ただ、種類の得点差よりも、レベルによる差の方がずっと大きいと言えます。

レベルの判定を行うのは、技術審判員です。
審判団の中には、技術審判員と演技審判員がいて、技術審判員は、1人か2人であるのに対し、演技審判員は、最大で9人の場合もあります。

技術審判員は特に役割が大きく、国際スケート連盟が主催する大会では、必ず国際スケート連盟が技術審判員を任命します。

演技審判員は、国際スケート連盟が主催する大会であっても、グランプリシリーズや国別対抗戦では、開催国のスケート連盟が任命します。

レベル判定する基準は、国際スケート連盟があらかじめ規定しています。
スピンに含まれる工夫の数で決まり、国際スケート連盟の基準を満たす工夫が含まれていたかどうかを、技術審判員が判定し、レベルが決まります。

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