フィギュアスケートの国際大会を知りたい!国別対抗戦

フィギュアスケートの国別対抗戦は、国際スケート連盟主催の国際大会の一つで、世界選手権の団体戦としての、国際大会という意味合いがあります。

オリンピックでの団体戦は、2014年のソチオリンピックが最初ですが、国別対抗戦はオリンピックより早い2009年から開始されました。

かつては、フィギュアスケートと言えばシングル、ペア、アイスダンスのみでしたが、団体戦の登場により新しい楽しみ方が増えています。

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国別対抗戦の歴史と、日本チームのこれまでの成績

第1回から、全ての大会が日本で開催されていることもあり、日本チームは、2015年まで全ての大会に出場しています。

第1回大会は、男子シングル代表に織田信成と小塚崇彦、女子シングル代表に浅田真央と安藤美姫を選出して臨みましたが、ペアとアイスダンスで思うように点数が伸びず、総合成績は残念ながら銅メダルに終わりました。

2012年に開催された第2回大会では、男子シングルに高橋大輔と小塚崇彦、女子シングルに鈴木明子と村上佳菜子らをエントリーし、シングルで高橋大輔と鈴木明子が1位を獲得したことから、パトリック・チャンを擁するカナダを抑え、見事に金メダルを獲得しました。

続く2013年の第3回大会では、高橋大輔や無良崇人、浅田真央や鈴木明子といった好メンバーが揃ったものの、アメリカやカナダに次ぐ銅メダルに終わります。

2015年の第4回大会では、日本の両エース羽生結弦と宮原知子が初出場を果たしたほか、無良崇人、村上佳菜子といったメンバーで臨んだものの、第3回大会と同様銅メダルとなりました。

2大会連続で金メダルは逃したものの、常にメダルを獲得するなど、日本チームの演技は堅実で、他の国際大会と同じように、今後も上位争いが期待される大会の一つとなっています。

国別対抗戦への出場を決めるためのレギュレーション

フィギュアスケート国別対抗戦の過去の大会で、最も良い成績を収めているのはアメリカで、3つの金メダルと1つの銀メダルを獲得しています。

オリンピックでの団体戦では、10か国が出場できますが、国別対抗戦では各大会の合計ポイント上位6か国のみが出場できる、狭き門となっています。

獲得できるポイントは、世界選手権、グランプリファイナル、グランプリシリーズ、欧州選手権や四大陸選手権の順に、優先順位が決められており、それぞれに異なる順位点が設けられています。

例えば、世界選手権の場合は、1位の選手が所属する国に対し1200ポイント、2位には1080ポイントと決まっており、24位は106ポイントが与えられます。

欧州選手権や四大陸選手権は、1位の選手が840ポイントで2位の選手が756ポイントです。

グランプリシリーズでは、ファイナルが1位800ポイント、2位が720ポイント、個々の大会では1位が400ポイント、2位が360ポイントと大きな大会ほど、高得点を得ることができるため、必然的に優秀な選手を複数抱えている国が、ランキング上位になると同時に、本体でもメダルを狙うことが可能となります。

ただし、これらのポイントは、男女シングル上位2名、ペア、アイスダンスそれぞれ上位1組についてのみ加算されるため、優秀な選手が多いほど有利というわけではなく、世界で金メダルを争うことができるような選手を2、3名抱えている国が、ランキング上位となります。

このため、世界レベルの女子選手を多数抱えているロシアは、プルシェンコに次ぐ男子の選手が出てこなかったこともあり、国別対抗戦に出場はできても、初めてメダルを獲得したのは2015年の第4回大会でした。

本大会でのレギュレーションについて

フィギュアスケート国別対抗戦は、ランキング上位6か国のほか、開催国にも出場権利が与えられるため、6国もしくは7国によって争われる国際大会です。

種目は、通常のフィギュアスケートと同様、男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目が行われ、男女シングルがそれぞれ2名ずつ、ペアとアイスダンスは1組ずつの出場となります。

各種目には、それぞれ順位点が決められており、その合計点によって争われます。
与えられるポイントは、1位が12ポイント、2位が11ポイント、3位が10ポイントと、順位が1つ下がるごとに1ポイントずつ引かれますが、男女シングルは2名ずつが出場するため、6か国で合計12名が演技し、12位の選手にも1ポイントが与えられます。

合計ポイントが並んだ場合は、順位決定のレギュレーションによって、最終的な順位が決められます。

ポイントが並んだ場合の順位決定方法は、異なる種目の合計ポイントや、合計スコアの高い方を、上の順位とするなどレギュレーションに従います。

国別対抗戦及びオリンピックの団体戦は、共に正式な国際大会の一つですが、大きな違いは出場する選手の数と、出場できる国の数にあります。

オリンピックの団体戦では、シングルは男女ともに1名ずつのみの出場となります。

また、出場する国の数は、国別対抗戦がランキング上位6か国に対し、オリンピックではランキング上位10か国まで出場することが可能です。

ただし、オリンピックでは、全ての出場国がフリーの演技に進むことができるわけではなく、上位5か国だけがフリーの演技に進むことができるため、他の国は予選落ちとなります。

最初にオリンピックで実施された団体戦を制したのは、ホスト国のロシアでした。

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