フィギュアスケートのルール:女子シングルのショートプログラム

フィギュアスケートの世界大会などでは、男子女子シングル、アイスダンス、ペアが一緒に日程を消化していくため、時間帯によって区切られていきます。

開会式の前に、公式練習が設定されており、実質的にはその日から大会1日目となっていることがほとんどです。

その後開会式を行い、ショートプログラム、フリースケーティングという順番で進み、エキシビジョンで終了という流れです。

4日分公式練習が設定され、2日はショート、フリーどちらかの練習であればよく、ショートプログラム直前、フリー直前では、それぞれの曲を使った公式練習ということになります。

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女子シングルショートプログラムの流れ

ショートプログラムが行われる流れとして、いくつかのグループに分かれ、その中で滑ることになります。

この順番が後の方だと、得点が伸びやすくなる傾向にあると言われており、できるだけ最終グループで滑走することが求められます。

特にショートプログラムの場合、ここで結果を出さないと、フリーでの滑走順に大きな影響を与えることになるため、注意が必要です。

ただ、この段階では世界ランキングで順番が決められる場合がほとんどであり、ある程度の実績がある人であれば、最初から後の方で飛ぶことができます。

ショートプログラムは、2分50秒以内に終える必要があり、その中にジャンプを取り込むことが求められます。

ジャンプの数も限られ、表現できる時間も少ないことから、なかなかここで安全圏のリードを作るということはできません。

以前のフィギュアスケートの採点に比べれば、かなり逆転できる余地は増え、大逆転などもよく見られるのが特徴です。

女子シングルショートプログラムにおける7つの必須要素

以前のフィギュアスケートは、規定演技と呼ばれる、氷に正確にラインを引くことができるかなどのことをしてから、フリーの演技を行うということをするため、かなり地味であると指摘を受けたことで、ショートプログラムへとつながっていきます。

このため、規定演技のような要素がいくつか入っているのも事実です。
ここでは、7つの必須要素というものを盛り込まなければなりません。

まずはアクセルジャンプです。
アクセルジャンプの場合、2回転か3回転かを選ぶことになります。

トリプルアクセルは、難易度が高いことから、多くの人はダブルアクセルを選択します。

次にステップからのソロジャンプですが、3回転であればどんなジャンプでもいいというのがルールです。

回転不足、ステップがないとなると減点の対象となります。

次にコンビネーションジャンプです。
2つとも3回転、もしくは1つが2回転でも大丈夫です。

これら3つのジャンプが必須要素となります。
後半で飛べば、得点は1.1倍となるため、どこで飛ぶかも大事な要素となります。

ステップにも、必須要素というものが存在します。
ステップシークエンスというものです。

ステップシークエンスとは、多くのステップや、ターンを入れてスケートリンクを大きく使うというものです。

フィギュアスケートでは音楽がかかりますが、この音楽と調和したものでないといけません。

特に女子シングルの場合には、女性としての華麗さなども要素に入ってくるため、表現力がこの部分でかなり問われることになります。

また、ターンとステップのバランスも必要となっていきます。

ジャンプと同じくらい重要なスピン

フィギュアスケートでは、ジャンプと同じくらいスピンも重要な要素となり、女子シングルでもそれは同様です。

スピンには、いくつも種類がありますが、まずは単一姿勢のスピンです。
中でも、レイバックスピンは、上半身を後ろに倒したようなスピンとなります。

他にはサイドウェイズリーニングスピンというものがあり、上体を横にそらしたようなものになります。

この場合、回転不足ということになると無価値、要するに点数にならず徒労に終わってしまいます。

次にコンビネーションスピンです。
スピンの3つの基本姿勢のうち、2つを組み合わせるスピンを指します。

くるくる回転する際に、足を替えるなどの行為を足替えスピンといい、片足ずつ6回転が必要になります。

各姿勢で2つの種類をこなすことになり、これができないと、スピンのレベルを下げられるなどの不利を受けます。

最後にフライングスピンです。
ジャンプしてスピンに入るものを指し、これもこなさなければなりません。

これら7つの必須要素を入れ、しかも2分50秒以内にまとめなければならないのが、ショートプログラムです。

最後に

女子シングルと、男子シングルの違いは、ほとんどありませんが、足替えのものが必須となるかどうかというところです。

女子シングルでは、単一姿勢でのスピンが必須だったのに対し、男子はここが単一姿勢での足替えスピンとなります。

つまり、男子の場合は、2つの必須要素において足替えが求められます。

この他、女性は男子に比べると求められるものは少ないですが、それでもかなりのレベルとなり、男子のように、100点は超えないものの、80点超えも段々と見えてきています。

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