フィギュアスケート採点方法は?技術点について

フィギュアスケートの競技会は、世界各地でおこなわれていて、出場選手の演技については、その時点での採点方式によって、採点されるのが普通です。

特に、オリンピック出場権に関わる大会の採点方法は、厳密に決まっています。
そうした大会の採点方式を決めているのは、各国のオリンピック出場枠を決める権限を持つ、国際スケート連盟です。

採点方法は、およそ数年おき程度の間隔で変わることが多いです。

現在、国際スケート連盟が主催する大会では、技術点と構成点を足し、そこから減点するという採点方法を取っています。
そのうちの技術点では、選手のおこなった技の技術と、出来栄えを評価します。

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フィギュアスケート採点方法

技術と出来栄えを評価する技術点

フィギュアスケートの審判団は、国際スケート連盟が主催する主要な大会では、国際スケート連盟が任命しており、技術審判員と、演技審判員の2種類の審判員がいます。

技術審判員は、審判団の中にごくわずかしかおらず、大半は演技審判員です。
技術審判員は極めて重視されていて、国際スケート連盟が主催するすべての大会で、国際スケート連盟が任命しています。

技術点の採点は、技術審判員と演技審判員でおこないますが、担当項目が違います。
技術審判員は、演技を記録画像をスロー再生するなどして確認し、選手が演技中におこなった技の各要素の種類を判定します。

要素ごとに、あらかじめ点数が決まっており、技術審判員が判定した要素に応じた点が付与され、それが基礎点となります。
演技審判員は、その技の出来栄えを評価します。

プラス3からマイナス3までの7段階で評価し、それの平均点がGOEと呼ばれるものです。

最高点と最低点は除外して平均点を出す

技術点は、基礎点とGOEをたしたものとなります。

技術審判員は、審判団の中に1人か2人しかいませんし、録画画像をスロー再生するなど、動かしがたい事実をもとにして判定するため、技術審判員のつけた基礎点は、そのまま採用されますが、演技審判員は最大で9名もいます。

出来栄えというのは、人によって見方が変わるという面もあるため、当然、演技審判員のつけるGEOにはばらつきが出ます。

現在、審判員は匿名ではなく、実名が公表されますから、公正な採点がなされやすい状況であるという前提ですが、やはり過去には、いろいろ問題があり、オリンピックのフィギュアスケートの金メダル受賞者が、のちに変更されたりもしました。

ドーピングがのちに発覚して、メダル受賞者が変わるということはありますが、審判の判断がのちに問題となっての変更があるということでは、収拾がつかなくなります。

そうした経緯もあって、現在は、演技審判員がつけた各GOEの点数のうち、最高点の1つと、最低点の1つは無条件で除外され、無効となります。

残りのGOEの点数をもとに、平均点が算出されます。
演技審判員がGOEをつける際の理由も、あらかじめ厳密に定められています。

なんとなく、という理由で採点するのは、基本的にはできないようになっています。
プラス評価をする場合はよりも、マイナス評価をする場合について、より厳しい決まりが定められています。

マイナス評価ができるのは、具体的に決まられた対象についてだけです。
直観的に、全体としてプラス1といった決め方をするのではなく、まずはプラス評価の要素を探し、その後マイナス評価した点数をそこから引きます。

基礎点は3つの観点から決定される

フィギュアスケートの基礎点は、各技の要素の入り方と回転数、レベルの3つの観点から決定されます。

各技の要素を開始した時の動作においては、例えば、ジャンプなら踏み切りが、スピンならフライングかどうかなどが評価されます。

回転数は、踏切動作をしての離氷後から、着氷するまで回転した数となります。
回転不足という判定には、2種類あります。

ひとつは、アンダーローテーションと呼ばれ、回転が4分の1から、2分の1未満の不足であった場合に適用されます。

アンダーローテーションと判定されると、そのジャンプで得られる本来の基礎点の、70%が獲得できます。

回転が2分の1以上不足していると判定されると、ダウングレードとなり、回転数がまるまるひとつ少ないジャンプの基礎点が適用されます。

回転を満たそうとするあまり、体勢を崩した場合は、GOEがマイナス評価となります。

回転数自体が足りていれば、基礎点はその技の要素に応じた点となります。
ジャンプではないスピンや、ステップなどの技については、レベルで評価されます。

レベルを判断するのは、技術審判員です。
レベルの判断基準は、あらかじめ国際スケート連盟が定めています。

スピンやステップなどで、規定された工夫がおこなわれているかどうかを見る採点方法となります。
工夫されたものがあり、しかもその工夫が基準を満たしているかどうかで判断されます。

4つ以上の基準を満たした工夫がおこなわれたと認定されればレベル4となり、3つ以上であるなら3になります。
2つ以上であればレベル2で、基準を満たした工夫が1つの場合は、レベル1となります。

フィギュアスケートの採点方法のうち、基礎点はこれら3つの要素を合わせて決められます。

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