フィギュアスケートの国際大会を知りたい!世界選手権

フィギュアスケートにおいて、世界選手権は、オリンピックと同等の権威がある国際大会です。

オリンピックは、4年に1度行われますが、世界選手権大会は毎年おこなわれます。
フィギュアスケートでの、世界ランキングを決めるうえでも、同大会の成績は大きく影響します。

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もっと知りたい!フィギュアスケート

オリンピックと同等の権威ある大会

世界ランキングに最も影響する大会が、オリンピックと世界選手権です。

オリンピックの出場枠も、この大会の成績によって決まります。
世界選手権に出場できるのは、各国の代表選手です。

各国が、独自の基準で代表を選出します。
各国から、何人の選手が出場できるかは、前年の同大会の成績によって決まります。

強い選手がいる国は、最大3人まで同大会に選手を出場させることができます。
国ごとの割り当てであり、選手個人の出場資格ではないため、前年に同大会で好成績を上げ、自国の出場枠獲得に貢献した選手が、次の世界選手権には出場できないということも起こり得ます。

前年の結果で出場枠がすべて決まるなら、永遠に出場できない国も出てくるわけですが、前年の結果がどうであれ、毎年ひとつの国に最低1人は出場枠があるため、常にチャンスはあります。

その国のトップになりさえすれば、出場はできるということになります。
2017年は、フィンランドのヘルシンキでこの国際大会が開かれます。

3人出場できる国は、男子シングルでは日本だけで、女子シングルでは、日本とロシア、アメリカとなります。

ペアでは、カナダとロシアで、アイスダンスではフランスとカナダ、アメリカとなります。
この大会の結果で、2018年の同大会と、オリンピックの出場枠も決まります。

オリンピックの出場枠を決める国際大会

世界選手権は、オリンピックの出場枠を決める国際大会でもあります。

オリンピックのある年は、オリンピックの後に世界選手権の大会がおこなわれるため、オリンピックの出場枠は、前年の同大会の結果で決まります。

出場選手がひとりである国の場合、その選手が2位以内になれば、翌年、その国は3人の代表選手を同大会に出場させることができます。

オリンピックのある年なら、オリンピックにも3人出場させられます。
10位以下であっても、その国から2人出場できることになります。

突出して強い選手がひとりいる場合、その国は相当有利になり、その国の他の選手にも大きなメリットがあります。

国際大会であまり好成績をおさめていなくても、突出した選手がいるおかげで、出場できるという場合もあります。

ただ、一般的にフィギュアスケートには、その国の取り組み方も大きく影響しますから、強い選手がいる国では、概してレベルが高いという傾向があります。

2人か3人を出場させている国では、上位2人の順位で判定されます。
同大会での順位が15位までなら、順位がそのままポイントとなり、2人の合計ポイントが13以下であれば、翌年その国から3人を出場させることができます。

28ポイント以下なら2人です。
フィギュアスケートには、演技時間の短いショートプログラムと、演技時間が長いフリープログラムの2種類があります。

各選手は両方の演技をおこない、その合計点で順位が決まります。

世界選手権で予選を通過できなかった場合は、20ポイントとなり、フリーに出られなかった場合は、18ポイントとなります。
16位以下なら16ポイントになります。

オリンピックに出るために必須の大会

フィギュアスケートでオリンピックに出るためには、世界選手権は必須とも言える大会となります。

自国にライバルがまったくいなければ、同大会に出なくても、オリンピックに出るチャンスがある、ということにはなりません。

前年の同大会での成績が良くない国には、オリンピックの出場枠が与えられないからです。

世界選手権で、3人枠や2人枠を獲得するような成績は無理でも、それなりの成績は収めておく必要があります。

世界選手権には、各国にひとりの枠が確保されていますが、オリンピックはそうではありません。
また、選手個人への基準も厳しめです。

その国に多めの出場枠があるから、技術に関係なくオリンピックに出られる選手もいる、ということにはなりません。

オリンピックに出場するための最低技術点が決まっていて、オリンピックシーズンと前のシーズンで、国際スケート連盟主催の大会で、ショートプログラムとフリースケーティング双方で、最低技術点をクリアしていなければなりません。

そのために枠があっても、出場選手を確保できないとなったら、その分を返すことになり、他の国が繰り上げられて、その国から選手を出すことになります。

国際スケート連盟主催の大会とは、世界選手権やヨーロッパ選手権、四大陸選手権、国別対抗戦、グランプリシリーズとなります。

オリンピックに出場するためには、世界選手権も含めたそうした大会に出て、好成績を取っておく必要があります。

最低技術点をクリアしていれば、少々不調が続いていても、国に多めの枠があるメリットを生かせるということになります。
もちろん、世界選手権で上位に入ること自体にも、大きな価値があります。

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