ゴルフの基本知識:ゴルフの基本ルール「グリーン上でマークをしないでボールを拾う」

ゴルフにおいて、グリーン上というのは非常に繊細な場所です。

それまでパワーを主としてプレーしてきた人であっても、グリーン上では慎重にならざるを得ませんし、それだけ精神を研ぎ澄ますことが必要になります。

ゴルフ初心者の場合は、そこまでの精神状態になることはあまりないかもしれませんが、グリーン上には、他の場所よりもさらに細かいいろいろなルールがあるということは、理解しておく必要があるでしょう。

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ゴルフの基礎知識|グリーン

ゴルフ初心者のためのグリーン上のルール

ゴルフ初心者は、テレビのプロの真似をしがちでしょうが、見よう見まねでプロのやっていることをやると、マナー違反になったり、よく似た行動をしたとしても、実はそんなことをするとルール違反ということもあるのです。

例えば、プロの多くはグリーン上で腰を落としたり、クラブを垂直に支えてみたりしています。これはラインや芝目を読んだり、あるいは単に心を落ち着けようとしている行為なのですが、心を落ち着けるのはともかくとして、ラインや芝目を読むのに、ゴルフ初心者がプロと同じようなことを延々としても、あまり意味はありません。スムーズにプレーすることも重要なのです。

ゴルフ初心者にとっても常識に近いようなことでしょうが、パターで芝を叩いたり、ならすなどといったことはやってはいけません。もちろんパターではなく、他のクラブであっても、あるいは手であっても同じことです。

そして、コース上のほかの場所とは異なって、グリーン上ではルールとして、マークしてボールを拾い上げるということが認められています。これはどういうものか、そしてどのようなルールがあるのかをこれから説明していきましょう。

グリーン上ではマークしてボールを拾う

テレビ中継などでもおなじみの光景かもしれませんが、グリーン上にボールが乗った場合に、何かコインのような小さなものをボールのそばに置いたうえで、自分のボールを取り上げているプレイヤーをよく見かけます。

見かけますというか、普通に皆そのようにしています。これはマークという行為であり、ルール上も定められた行為ですが、別にこのようにマークして、ボールを取り上げないといけないわけでは決してありません。

要は、グリーン上では慎重になり、精神を研ぎ澄ます必要があるために、自分のボールをパッティングする際に、他の人のボールが視野に入ることで気が散ることを防ぐためのものです。

ですから、別にマークすることは必須ではないものの、他のプレイヤーの視線に入るなど、プレーの妨げになりそうなときはマークしてボールを拾い上げるべきですし、もし自分のプレーの邪魔になる位置に他のプレイヤーのボールがあるときには、マークしてボールを拾い上げるように要請することができます。

マークをする理由は考えれば明らかでしょうが、要は自分のボールのあった位置が分からなくなってしまうことを避けるためです。いわば目印です。マークのために使うものは、別に何でも構いません。

多くは、小さめのコイン程度の大きさで、地面に固定しやすくするために短い足のついた、扁平なコマのような形をしたものが多いです。材質や色にも特に制限はありませんし、ゴルフ用品店やゴルフ場では、多種多様のマーカーが売られています。

別に他人とたまたま同じものになっても全く問題はありません。要は目印であり、場所が分かる限りは何でもよいのです。

もしもマークせずに、ボールを拾うと

ゴルフ初心者であっても分かることでしょうが、もしもマークをせずにボールを拾い上げてしまうと、普通に考えて自分のボールがどこにあったのか分からなくなってしまいます。

微妙な芝や地面の形などで覚えていられるといっても、ちょっと難しいでしょう。

ということで、ルール上も、マークせずにボールを拾い上げることはペナルティとして明確に記載されています。1打罰になります。

ゴルフ初心者は、グリーン上ではボールを拾い上げることができるということだけ知っていたりして、ついついうっかりとマークせずにボールを拾い上げてしまうこともあるかもしれませんが、これは単なるマナー違反ではなく、ルール違反となりますから注意しましょう。

ちなみに、他のプレイヤーのボールが、自分のプレーの邪魔になるときには、そのボールをマークして拾い上げてもらうことができると述べましたが、あくまでそのプレイヤーにやってもらう必要があります。

いくら邪魔になるからといっても、自分で勝手に他人のボールを拾い上げるのはルール違反です。

また、もしかすると相手によってはボールを拾い上げて欲しいと要請しにくい人がいるかもしれません。職場の上司であったり、接待ゴルフなどで取引先とプレーするような場合です。

相手が気を利かせて自主的に取り上げるべきなのですが、もちろんそのままプレーしても別に違反にはなりません。

ただし、自分のパットしたボールが万一他のプレイヤーのボールに当たってしまった場合は、当てられた相手ではなく、パットした自分のほうが2打罰のペナルティとなってしまいますから注意しましょう。

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