ニッチな外国語の資格:ギリシャ語能力検定試験

ギリシャ語学習の習熟度をはかれるものとして、ギリシャ語能力検定試験があります。

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ギリシャ語能力検定試験を受けるなら

ギリシャ語能力検定試験はギリシャ文部省が認定した検定試験です。

ギリシャ文部省によって1994年に設立されたギリシャ語センターが実施しています。
毎年5月に世界各地のセンター支部で行われます。

2011年に実施された分から、ヨーロッパ議会が定めるヨーロッパ共通参照枠に合わせて、ギリシャ語能力検定試験には6つのレベルに分かれています。

ギリシャ語能力検定試験の級について

検定試験のレベルは次のように、基礎・初級・中級1・中級2・上級1・上級2と分類されています。

各レベルで「読解」・「聴解」・「作文」・「口述」の4つの技能で資格が審査されます。

どのレベルの資格試験を受けるか、特に条件は必要ありません。
誰でも自由に希望のレベルを受験できます。
また1人でいくつかのレベルを複数受験することも可能です。

レベルの内容が判断出来ない時は、ギリシャ語センター本部のサイトから試験問題の例題をダウンロードして、自分がどのレベルにあるのか自己診断します。

過去の問題を見たい場合は、ギリシャプラザに問い合わせてください。
閲覧には事前に予約が必要となります。
そして問題の閲覧は出来ますが、コピーや持ち帰ることはできませんので注意してください。

ギリシャ語能力検定試験の基礎は、日常での決り文句や必要に応じて対処できる基礎的表現を理解し、使用することができるレベルです。

初級になると基本的コミュニケーション能力があり、ギリシャを話す書くことが出来、さらにフォーマル・インフォーマルの表現が可能であるとされます。

中級1は現代ギリシャ文化の特徴中でも日常生活・生活環境・基本的価値観・国民性をある程度理解していることが求められます。

上級1のレベルになると、社会生活上・学術上・業務上の目的のためにギリシャ語を流暢に効果的に表現することが求められます。

上級2ではどのようなテーマの文章や口述であっても、自然な表現で余裕を持って処理できることが必要となります。

ギリシャ語について

ギリシャ語はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派に属する言葉です。
ギリシア語とも呼ばれ、単独でギリシャ語派を形成します。

ギリシャ共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシャ人居住区などでも使われています。
ギリシャ語を話す人は世界に1200万人あり、またラテン語と共に学名や専門用語にも利用されています。
省略形は希語と表します。

外国語の中でもギリシャ語は、インド・ヨーロッパ語族においても最も古くから記録されています。
その歴史は3400年になり、文字として記されるようになったのは紀元前9世紀ごろです。
キプロスでは紀元前4世紀以降で、それ以前の紀元前2千年半ば線文字Bが使われ、紀元前1千年前半ばにはキプロス文字が使われていました。

21世紀に入った現在もギリシャ語は人類史上で最も影響力を持った文明の言語であり、3千年間継承されてきた最も偉大な文字を生んだ言葉のひとつとされ、尊敬を集めています。

学術用語として、英語をはじめとした欧米諸言語に多数借用されています。
なんと英語の約12%がギリシャ語に由来しています。
さらに新約聖書の原典を記すのに用いられた言語です。

ヘレニズム時代には東地中海での通商後として広まり、中世になると東ローマ帝国領内の大半にあたる中東・北アフリカ・東南ヨーロッパ・アナトリア半島など、広大な地域に波及しました。

特に英語においては数学や天文学・民主主義・哲学・修辞学・俳優・陸上競技・劇場・などのほか、ギリシャ語の単語やその要素は新たな造語の元になっています。

ギリシャ語の歴史は紀元前3千年後半に、バルカン半島で話されていました。
古い痕跡はクレタ島のクノッソス宮殿内の「2頭立て馬車の粘土板の部屋」にある、線文字Bの粘土板に見られます。
インド・ヨーロッパ語族の中で、ヴェルタ語とヒッタイト語がギリシャ語に匹敵する古い言語とされます。

ギリシャ文字はフェニキア文字から由来していて、フェニキア文字はアブジャド(単子音文字)であったので多少手が加えられていますが、今日も使用されています。

ギリシャ語の区分には、ギリシャ祖語・ミケーネ語・古代ギリシャ語・中世ギリシャ語・現代ギリシャ語となります。

ギリシャ祖語は確認できる全てのギリシャ語の想定上の原点となります。

ミケーネ語はミケーネ文明の言語で紀元前15世紀から14世紀まで遡ることが出来る言語です。

古代ギリシャ語は方言とされ、コイネー語は古代ギリシャ語の方言と古典期のアッテカ方言の融合した言葉です。

中世ギリシャ語は東ローマ帝国で用いられたコイネー語の後継となります。

現代ギリシャ語は中世ギリシャ語から派生し、語法の起源は東ローマ帝国時代にあります。

ギリシャ語能力検定試験公式サイト

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