初詣にもおすすめな「熱田神宮」の歴史

熱田神宮は、年末年始は初詣客の為に、終日運行している名古屋鉄道神宮前駅や名古屋市営地下鉄の神宮西駅、もしくは伝馬町駅から徒歩数分と、非常に近く初詣におすすめです。

年末年始に初詣客の為に敷地内の駐車場を解放していませんが、熱田神宮から徒歩で数分の位置に、数百台規模の民間の駐車場が複数あるので、マイカーによる初詣も可能です。

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熱田神宮が初詣におすすめな理由

熱田神宮は、約6万坪の広大な境内に、本宮や別宮、8の摂社、19の末社が鎮座しており、三種の神器の1つとされる、草薙神剣を御霊体とする天照大神と同一視される、熱田大神を主祭神として本殿にお祀りすると共に、皇統の祖神とされる天照大神と神話では、スサノオとして登場する素盞嗚尊、第14代仲哀天皇の父とされる日本武尊、日本武尊の妃とされる宮簀媛命、日本武尊の副将かつ義兄とされる建稲種命の5柱の、神々を相殿神として相殿にお祀りしています。

熱田神宮では、大晦日の12月31日午後3時より、日本国民の穢れを祓う大祓が厳かに執り行われ、年が明けた1月1日の午前5時より、皇統の繁栄や五穀豊穣を祈念する、歳旦祭や初えびすなどの神事が行われる事から、無病息災や商売繁盛、漁業豊漁、家内安全、開運招福などの御利益があるとして、お正月の三が日だけで、約230万人の初詣客が訪れています。

古来より、能褒野で命を落とした日本武尊が愛する宮簀媛命の待つ熱田まで、愛の化身である白鳥になって飛来した伝説に因み、縁結びの御利益があるとされ、女性の初詣客も多くなっています。

又、中国四大美人の1人に数えられる、楊貴妃の墓石があると噂される清水社や、弘法大師のお手植えとされる樹齢1000年を超える大楠などの、パワースポット目当ての初詣客も増えています。

熱田神宮の起源や歴史と草薙の剣

初詣にもおすすめな熱田神宮の歴史は、日本武尊が伊勢の国の能褒野で113年に薨去し、白鳥になった日本武尊が、倭の琴弾原と河内の旧市邑で留まり、熱田へ戻った白鳥伝説が起源とされ、2013年に創祀1900年を迎えた歴史ある神社です。

御霊体の草薙の剣は、八岐大蛇の退治した際に入手した、素盞嗚尊が天照大神に献上後、天孫降臨の際に瓊瓊杵命に託され、その後歴代の天皇を経て伊勢神宮に祀られていましたが、倭姫命から東征に向かう第12代景行天皇の皇子である、日本武尊に託されます。

日本武尊は、蝦夷討伐などの東征の帰路に娶った尾張国造乎止与命の娘とされる、宮簀媛命に草薙の剣を預けたまま、伊吹山の荒ぶる神の返り討ちに遭い薨去してしまいます。

その為、現在の愛知県名古屋市緑区大高町火上山にあたる、尾張国吾湯市の氷上の里に創建されていた熱田神宮の元宮にあたる、氷姉子神社で日本武尊から託された草薙の剣を、妃である宮簀媛命が奉斎し続けましたが、更に長きにわたり草薙の剣を奉斎し続ける為、647年に尾張氏の斎場とされる、蓬莱の地にあたる現在の場所へ熱田神宮が創建したのが、熱田神宮の歴史の始まりとされています。

又、668年の草薙の剣盗難事件と、事件解決後18年にわたり、皇統で草薙の剣管理していた事に不明瞭な点が多く、尾張氏宮簀媛命の始祖である天忍人命の父が、天村雲命である事から、天叢雲剣とも呼ばれる草薙の剣は、当初尾張氏が代々継承して来た宝剣と考えられています。

その為、尾張氏から皇統に献上された草薙の剣が、改めて686年に熱田神宮に還座と言う形で下賜され、還座を祝う神事として、真っ暗な境内でオホホと笑う奇妙な酔笑人神事が行われています。

熱田神宮の歴史とも言える武将との関係

初詣にもおすすめな熱田神宮の歴史は、皇室や貴族など、時代時代の権力者との関係の歴史とも言え、八岐大蛇の退治で知られる素盞嗚尊や、日本古代史上最高の英雄とされる日本武尊が祀られている事から、特に勝負事に御利益があるとして、足利尊氏や織田信長、徳川家康、源頼朝などの武将との関係が、非常に色濃い特徴があります。

平安時代末期には、源氏の棟梁であった源義朝が、熱田神宮の大宮司藤原季範の娘である由良御前を正室とし、1147年に3男である源義朝を授かっています。

その後、熱田神宮は、後白河天皇方と崇徳上皇方が衝突した1156年の保元の乱で、源義朝に対して援軍を出しますが、1159年の平治の乱では裏切り、義朝の五男希義を朝廷に差し出します。

しかし、源頼朝は征夷大将軍として、熱田神宮に奉幣を行っています。又、京都の鞍馬寺を出奔した源九郎義経は、奥州平泉の藤原秀衡のもとへ向かう途中で、大宮司藤原範雅のもとで元服したともされています。

1335年には、足利尊氏が数十万の大軍を率いて京へ向かう途中に、戦勝祈願に訪れた事を示す書状と署名が残されています。

織田信長は、1560年に桶狭間の戦いの戦勝祈願し、勝利した際に奉納した日本三大土塀に数えられる信長塀に続き、1575年の長篠の戦いに勝利したとして、元明天皇により708年に一の鳥居の西側に建立された、八剣宮の社殿の修繕を行っています。

1600年には、徳川家康が幽閉時代の恩を返すべく、鎮皇門や社殿などの修復及び造営し、1686年には第五代将軍徳川綱吉により遷宮が行われています。

又、豊臣秀吉の母は、1593年に社殿を造営し、1598年に秀吉の病気平癒の祈願を行っています。

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