花粉症予防・改善が出来るハーブティー:フェンネル

フェンネルは、和名で茴香(ういきょう)と呼ばれる植物で、セリ科に属しており、黄色の花を咲かせます。花が咲く時期は8月から9月ですが、強い生命力を持っている多年草です。

もともとハーブとしての効能が有名で、日本の製薬会社でも用いられていますが、最近はハーブティーで取り入れる人も増えています。

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ハーブティーの効果とは

フェンネルには健康に良い効果がある

ハーブとしての効能には、消化のサポートや老廃物の排出がいわれていおり、ハーブをお茶にしたハーブティーでも、同様の効能が期待できるとされます。

消化のサポートでは、消化が上手く行えない消化不良の改善を行い、胃腸に溜まってしまう気体(ガス)を体外へ出すことを促します。フェンネルによる老廃物排出は、利尿や発汗で行われます。

体内に蓄積している余分な塩分を排出することが見込めるので、塩分過多に注意した方が良い人や、塩分を摂取し過ぎた日にフェンネルのハーブティーを飲むと、塩分過多による肝臓への負担を軽減させられるかもしれません。

胃腸や体内の塩分に関する効能の他、代謝向上・血行改善・疲労回復効果も得られるとされます。

代謝・血行・疲労は、体内の滞りが原因として挙げられているため、体内の余分なものである、老廃物が体内に排出されることで、代謝などが良い状態になるといわれているのです。

そうして体内は健康になり、免疫力も向上します。免疫力が上がると、体内に侵入してはいけないウイルスや菌に強くなり、アレルギー反応を起こす花粉などの物質に、対抗できるようになります。

そのことから、フェンネルは花粉症の改善や、予防にも有効とされ、ハーブティーを花粉症対策のために取り入れる人もいます。

効能的には飲む方が向いている

フェンネルは、香りが豊かな植物で、ハーブにしてもハーブティーにしても風味が強いです。香りの表現としてよく用いられるのは、スパイシーという言葉で、人によって好き嫌いがハッキリと分かれてしまう感じがあります。

苦手な香りと感じてしまう場合は、レモンやオレンジなどの柑橘系を加えると、飲みやすくなりますよ。

しばらく飲んでいるうちに慣れてくる人もいますが、一度苦手と感じてしまったら、慣れることは難しいので、無理せずに柑橘類を加えて飲めるように、工夫することをおすすめします。

スパイシーな香りは、有効に活用されることもあり、料理ではアクセントとなります。日本料理ではあまり馴染みがないと思われますが、ヨーロッパなどの料理では、使われることが割と多いです。

特に料理に使う素材の臭いが気になる場合に用いられ、生臭さの残る魚料理と相性が良いようです。また、肉料理にも使用されます。

料理に使用されるフェンネルは、乾燥した状態のもので、日本のスーパーやインターネットショップなどでも、料理用が販売されています。

お茶で飲むか料理で食べるか、どちらが簡単な摂取方法かは、人によって異なると思います。

香りをできるだけ抑えられる方法は、料理でもお茶でも考えられますが、お茶に柑橘類を加える方法が、一般的に一番良い方法といわれています。もちろん、料理でも香りを抑えて使用できる工夫はあると思いますが、お茶の方が効能を得やすいです。

花粉症などに有効なハーブではありますが、好ましくない気持ちで飲んでは、精神的に良くないので、できるだけ香りを消して、摂取できる方法を選びましょう。

フェンネルを摂取しない方が良い人もいる

フェンネルを取り入れる際には、注意点があることが指摘されていて、摂取を避けた方が良い人が明らかになっています。

フェンネルの種子油分から発見された物質には、女性ホルモンに似た働きが確認されているため、女性特有の子宮がん・卵巣がん・乳がん・子宮内膜症・子宮筋腫がある場合は、摂取しない方が良いです。

また、思春期前の男性にも向きません。男女共に思春期にホルモン分泌が盛んになることで成長が促進されますが、思春期前の男性にフェンネルを与えると、ホルモン分泌が阻害されて生殖能力が正常に成長しないことが、動物実験により確認されています。

このことから、女性特有の疾患のある人と、大人に成長する前の男性には、女性ホルモンに似た物質を持つフェンネルの接種を避けるべきといわれているのです。

思春期前の場合、男性だけでなく女性も注意が必要です。

思春期前や、赤ちゃんの女性が摂取すると、女性ホルモンに類似した物質によって、乳房の発育が正常よりも早くなります。7歳6ヵ月頃の女の子にみられる乳房の発育を、早期乳房発育症と呼び、通常よりも早い発育なので良いこととは言えません。

より幼い女の子に対する実験では、生後12か月の女の子に、3か月くらい与え続けた結果として、乳房の発育が確認されたそうです。

この実験で与え続けた量は、ティースプーン2杯から3杯程度なので、とても微量でも早期発育を促進してしまうことが判明しました。12か月の子に対する実験は、与えるのを止めてから少しずつ元の状態に回復したようです。

早期発育はホルモンバランスの乱れが要因になっているため、思春期前の子どもにフェンネルを与えると、健康や健全な成長のためになりません。

フェンネルの摂取に適さない年齢の人や、疾患のある人は、ハーブティーでの飲用も食べることも避けましょう。

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