花粉症は食べ物で悪化もする!食べると悪化する食べ物「メロン」

もはや国民病というほど蔓延している花粉症。

春先になると一気に発症し、周囲はくしゃみと鼻水、涙の人だらけ、そんな光景ももはや見慣れたものになってしまいました。

花粉といえば、スギ花粉というほど日本にはスギの花粉に悩まされている方が多いのですが、実はこのスギ花粉の特性は、メロンの成分と似ていることがわかってきました。

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花粉症を悪化させる!?|魅惑のメロン

おいしい果物の魅力と魔力

メロンの味や香りは好きなんだけれども、何となくあまり食べる気がしない、食べると唇が腫れる、口やのどがかゆくなるという方は、一度メロンアレルギーを疑ってみる必要があるかもしれません。

さらにこのアレルギーは、成分の特性の似たスギ花粉とも反応するため、春先の花粉症が余計に悪化する原因にもなっていると考えられています。

物質的には違うものでありながら、似たような性質を持つために、似たような抗体反応をしてしまうことを交差反応と言いますが、これがメロンとスギ花粉の間で起こってしまうのです。

甘く芳醇な香りとたっぷりの汁気がおいしい果物のメロンですが、もしこの系統のアレルギーを持っているなら要注意です。食べ続けると、症状が悪化する可能性が捨てきれません。

そもそも、口の中がかゆくなった時点でそれ以上食べようと思えなそうなものですが、果物の魅力と誘惑はなかなかのもので、ついこらえきれずに食べてしまい、数分後から数時間後にかけてあまりの痒さに後悔する人も実際にいるのです。

かゆいくらいならば数時間で収まりますが、腹痛や嘔吐、下痢や発疹まで行くとかなりの重傷で、それ以上食べてはいけません。

食物アレルギーは、時にアナフィラキシーという重症なショックを起こすこともあるので、特に注意が必要です。

日本人特有といっても良いスギ花粉症

なぜ日本にこんなにスギ花粉症が多いかといえば、それはもちろん杉がたくさん生えているからです。

もちろん杉の花粉単独で悪さをするわけではなく、様々な複合要因があって抗体反応が発症するわけですが、そのメイン物質がスギ花粉であることは事実です。そのスギ花粉症ですが、実は国外にはほとんど発症例がないのです。

理由は簡単で、杉が日本の固有種だからです。

似たような仲間の木は世界中にありますが、私たちになじみ深い杉は、日本と、近隣の中国等のごくわずかな場所にしか生えていないといわれています。そのため、いくら杉が憎いといっても、絶滅させるわけにはいきません。

日本では、杉の次に今度はヒノキと連続で花粉が飛びますが、ヨーロッパなどで多いのは、カボノキ科やハンノキなどで、これらは日本の山にもある程度の自生があるので、国内でも一定の患者が存在します。

とくにカバノキ科・ハンノキ科の花粉症は、口腔アレルギーを起こしやすく、一般的には桃やイチゴ、リンゴなどのバラ科の果物と交差反応を起こしやすくなります。

日本国内では杉はもちろん、カバノキ科やハンノキ科の花粉も飛び交うため、両方のアレルギーを持っている人が少なからず存在します。

この場合、カバノキ・ハンノキの口腔アレルギーを起こしやすいという特性も相まってか、本来あまり口腔アレルギーが少ないはずのスギ花粉でも、メロンをはじめとしたウリ科の食材での口腔アレルギーを起こしやすくなっていると考えられています。

そのため、杉とハンノキやカバノキとの組み合わせで、複数のアレルギーを持っている場合、メロンをはじめとした食物の摂取でより、一層アレルギー反応が悪化する可能性が高くなってしまうのです。

症状を悪化させない食べ方もある

杉花粉はメロンだけでなく、同じウリ科の仲間であるスイカ・キュウリ・カボチャなども注意が必要な食材となります。しかし、これらを全く食べない食生活というのも味気ないものです。

特に、食物アレルギーは生まれつきではなく、大人になってからの発症も少なくないため、今までおいしく食べていたものが急に食べられなくなる切なさは、かなりのものです。

しかしこれらを食べる裏技があるのです。

それは加熱してしまうことです。

アレルギーを引き起こす物質の大半は、タンパク質であるため、ある程度の熱を加えると変性し、反応が弱くなることが知られています。

全く無くなるわけではないので、大量摂取は禁物ですが、おやつやデザートとして一口食べるくらいならば、他の健康問題がないのであれば比較的安全と言えます。

つまり、何らかの花粉症を患っていて、果物を食べると花粉症が悪化したり、あるいは口腔アレルギーで、口やのどがかゆくなるという場合は、該当の果物はできるだけ避けるか、どうしても食べる場合は加熱してから食べましょう。

メロンと同じウリ科のカボチャのアレルギーをあまり聞かないのは、基本的にカボチャは加熱して食べることが多いからと推測されています。

逆にスイカやキュウリは、生で食べることが多く、反応を起こしてしまう方も多く見受けられます。

さすがにスイカやキュウリを加熱してまで食べることはないと思われますが、果物であれば焼いたり、あるいは煮てジャムやピューレにすることで、ある程度反応を弱めることが可能です。

逆に加工されているとはいえ、生のまま使用されているジュースやゼリーは注意が必要です。

メロンの場合は、瑞々しい生の果肉とはお別れですが、加熱したピューレ等を利用することで、アレルギーの悪化を避けつつ、風味を楽しむことは可能です。

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