【ポスト宮崎駿?】新海誠の経歴と作品について

「君の名は。」で一躍有名になったのは、新海誠監督です。

ポスト宮崎駿監督の呼び声も聞かれますが、今までどのような作品を作っていたのでしょうか。
宮崎駿監督と関係性はあるのでしょうか。

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新海誠監督ってどんな人?

経歴

新海誠監督は、1973年2月9日生まれの44歳です。

「新海誠」というのはペンネームのようなもので、本名は新津誠さんといいます。
長野県生まれで、子どもの頃からSFや宇宙に関することが好きだったそうです。一方で、部活動ではバレーボール部の部長を務めるなど活発な面もあり、生徒会活動にも従事していました。

中央大学文学部に進学後、アルバイトとしてゲーム会社・日本ファルコムで働き始め、結局そのまま正社員として就職しました。

ロールプレイングゲームのパッケージ制作を担当し、パソコンゲーム「英雄伝説ガガーブトリロジー」「イースⅡエターナル」などのオープニングを制作しました。
その傍らで、アニメーションを自主制作し、1998年「遠い世界」でeAT’98特別賞、2000年「彼女と彼女の猫」で第12回CGアニメコンテストグランプリを獲得しました。

その後、2001年日本ファルコムを退社し、現在はコミックス・ウェーブ・フィルムに所属しています。

これまでの作品

2002年に監督・脚本・演出・作画・美術・編集などの作業を一人で行った「ほしのこえ」が劇場公開されました。
約25分のフルデジタルアニメーションで、第1回新世紀東京国際アニメフェア21で優秀賞など、多数の賞を受賞しています。

2004年に初の長編作品「雲の向こう、約束の場所」を発表しました。
この作品は、宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」を抑え、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しています。このころから、映像と音楽をリンクさせる手法が注目されていきました。

2007年に「秒速5センチメートル」を発表しました。
単館上映でしたが口コミで評判をよび、半年のロングランを記録し、アジア太平洋映画祭アニメーション映画賞を受賞するなど、海外の評価も高まりました。

2008年に中東(ヨルダン・カタール・シリア)で現地クリエイターを対象にしたデジタルアニメーション制作のワークショップを行い、2012年には世界で活躍し「日本」を発信する日本人プロジェクトで選ばれて、内閣府国家戦略室の担当大臣より感謝状を贈られています。

2013年「言の葉の庭」を発表しました。
同時にDVDとブルーレイを先行発売し、大きな話題を呼びました。当時広まり始めたTwitterのつぶやき数ランキングで1位になるなど、時代のうねりをとらえた展開となりました。最終興行収入は推定1.5億円です。

2016年に「君の名は。」を発表。
8月26日公開と、ぎりぎり夏休み期間の初日で動員が懸念されていたが、28日間で動員数774万人となりました。これにより、日本のアニメーション監督として宮崎駿監督に次いで、二人目の興行収入100億円の大台を突破しました。

プロデューサーの川村元気氏によると、公開するまでは「前回(言の葉の庭)が1.5億円ですから、今回(「君の名は。」)は10倍の15億円を目指して頑張りましょう」と励ましていたそうです。
現在では100倍の150億円も突破し、まだまだ記録を更新する勢いです。

CMアニメーションも手掛ける

新海誠監督は、CMアニメーション制作も手掛けています。

よく目にするのは2011年から始まった大成建設のCMです。また、2014年にはZ会のCMも手掛け、話題になりました。

宮崎駿監督は、テレビのアニメーション制作が盛んだったころに活躍の場とされていて、短い時間で制作しなければならないのが大変だったそうです。
いつかゆっくりと時間をかけて、長編を作成したいと思い、たくさんの企画を出していました。

しかし、長編アニメーションを作るにはまず人員の確保から始まり、ビデオやDVDなどのコンテンツもなかったので、興行収入だけで黒字にするのは相当大変だったようです。
そういった宮崎駿監督や高畑勲監督、スタジオジブリの業績があって、アニメーション制作が成り立ちやすい土壌が作られたといえます。

新海誠監督がアニメーションを制作するころにはデジタルツールが普及し、分業しなくてもアニメーションを制作できるようになっていました。
アニメーターたちは、コツコツとデジタルアニメーションを作って業績をあげ、長編制作へとこぎつけています。

アニメの表現方法も、1枚1枚手書きでセル画を描いていた時代とは違い、フルデジタルでできることも広がりました。
また、音楽とアニメーションを合わせることもできやすくなり、表現方法はどんどん広がっています。

新海誠監督は宮崎駿監督の下で、直接指導を受けたことはないようですが、現在活躍しているアニメーターたちは、少なからず影響を受けていますので、宮崎駿監督のあとを継ぐ者の一人といってもいいでしょう。

アニメーションでできる表現方法を常に模索していた宮崎駿監督と、自分の心の中をどうデジタルアニメーションで表現するかを挑戦し続ける新海誠監督、目が離せません。

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