甲子園を目指して!甲子園名勝負TOP10

魔物が棲むと言われる「高校野球の聖地」甲子園球場では、過去に幾多の名勝負が繰り広げられてきました。

その中から10試合、順位と一緒にご紹介したいと思います。

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第1位は高校野球史に残る死闘、箕島高校対星陵高校

その中でも1位に相応しいのが、1979年の夏の大会3回戦、箕島高校対星陵高校の試合です。

この日は、他の試合も進行が押していたことから、プレーボールが16時過ぎと遅く、試合前からナイターに突入する可能性が高いと思われていました。

1点ずつ取った後は共に譲らず、延長戦に突入します。
均衡を破ったのは星陵高校で、延長12回表に、相手のエラーもあり2対1と勝ち越しますが、12回裏2アウトまで箕島高校を追い詰めながらも、同点ホームランを打たれてしまい、更なる延長戦へと突入することになりました。

次に勝ち越したのもやはり星陵高校で、延長16回表に2アウトからタイムリーヒットを放ち、勝ちをたぐり寄せます。
その裏の箕島高校の攻撃も、簡単に2アウトとなり、バッターがファウルグラウンドにポップフライを打ち上げ万事休すと思われました。

しかし、野手のスパイクが人工芝と土の境目に引っ掛かって転んでしまい、捕球できずに命拾いします。

直後にホームランが飛び出したため、またしても箕島高校が土壇場で追いつき、17回へと突入していきます。

当時の引き分け再試合の規定は、延長18回裏が終了した時点で同点の場合とされていました。

しかし、延長18回裏、星陵高校のバッテリーが先頭バッターに四球を与えてしまいピンチを招きます。

その後1アウト1、2塁の場面でタイムリーヒットが飛び出し、星陵高校は力尽きました。
試合が終了したのは、ナイターの照明がグラウンドを明るく照らす19時56分のことでした。

高校野球の名勝負、第2位から第4位まで

第2位
2006年夏の大会で繰り広げられた、早稲田実業対駒大苫小牧の決勝戦、共にプロへと進んだ斎藤佑樹投手と田中将大投手の投げ合いです。

早稲田実業は、荒木大輔さんを擁して臨んだ1980年以来の決勝戦進出でした。
対して北海道代表の駒大苫小牧は、2004年に北海道代表として春夏通じて初優勝を飾っており、前年も田中将大投手の活躍で連覇を成し遂げ、3連覇の偉業が掛かる大会となっていました。

1対1のまま延長戦へ突入、お互い譲らないまま15回が終了し、引き分け再試合となります。

再試合でも途中からの登板となった田中将大投手は、体調不良の影響か小刻みに点を取られ、駒大苫小牧打線も9回表に反撃しましたが、4対3で早稲田実業に軍配が上がり、名門早稲田実業が遂に初優勝を手にしました。

第3位
1984年夏の大会決勝戦、取手二高対PL学園です。
桑田真澄さんなどスーパースターを擁した甲子園の名門PL学園は、前年優勝旗を手にしており、2連覇を目指していました。

名将木内監督率いる取手二高は、強力な打線とチームワークで勝ち上がってきましたが、対戦前の評価はPL学園が有利とされていました。

取手二高は、7回が終わって4対1とリードしていたものの、逆転のPLと呼ばれていたPL学園の反撃もあり、延長戦へと突入します。

しかし、10回表に一挙4点を奪った取手二高が、8対4でPL学園を下し念願の初優勝を飾りました。
木内監督は、後に常総学院の監督としても甲子園大会を制覇しています。

第4位
1983年夏の大会準決勝、PL学園対池田高校です。
池田高校は蔦監督のもと、畠山さんや水野さんなどプロ入りした投手や、強打を武器に当時の甲子園大会を席巻し、前年は荒木大輔さん率いる早稲田実業を圧倒していました。

一方のPL学園も、桑田真澄さんなどやはりプロ入りしたスーパースターを揃え注目されましたが、試合はPL学園が7対0と圧勝しました。

甲子園を沸かせた高校野球の名勝負、第5位から第10位

第5位
1998年の夏の大会準々決勝、横浜高校対PL学園です。
松阪大輔投手を擁する横浜高校と、名門PL学園の一戦は、横浜高校が勝ち越せばPL学園が追い付くという、迫熱した展開を見せましたが、延長17回にホームランで勝ち越した横浜高校が、9対7で勝利しました。

松坂大輔投手は、この試合で実に250球を投げ抜いています。

第6位
2004年の夏の大会決勝戦、駒大苫小牧対済美です。
駒大苫小牧は、前年に雨天中止による再試合の際に敗れてしまい、雪辱を果たすため厳しい練習を積んできました。

シーソーゲームとなる中、駒大苫小牧が7回裏に3点を入れ勝ち越しに成功、13対10で済美を下し、念願の北海道勢初優勝を手にしました。

第7位
2009年の夏の大会決勝戦、中京大中京対日本文理戦です。
愛知代表の中京大中京は通算25度目の出場、一方の新潟県代表日本文理は、5度目の出場で決勝戦に進出しました。

試合は中京大中京の一方的な流れとなり、7回を終わって7点のリードを奪っていましたが、終盤に日本文理が猛反撃を開始します。
8回表に1点を奪った日本文理は、9回表に脅威の粘り腰を見せ、1点差まで詰め寄りますが、最後のバッターが打ち取られ、10対9で中京大中京が辛くも逃げ切りました。

第8位
1996年の夏の大会決勝戦、松山商業対熊本工業です。
3対3のまま延長戦へと進んだ10回裏1アウト満塁、1打サヨナラの場面で、奇跡のバックホームが生まれました。

第9位
1969年の夏の大会決勝戦、松山商業対三沢高校です。
決勝戦での再試合はこの試合が初めての適用で、三沢高校のエースで高校野球の「元祖アイドル」こと太田幸司さんは後にプロ入りしました。

第10位
2006年夏の大会準々決勝、智弁和歌山対帝京です。
この試合では、両チーム合わせて実に7本のホームランが飛び出し、智弁和歌山が13対12で辛くも勝利を手にしました。

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