乗馬をするには服装はどうすればいいの?

憧れのセレブスポーツ、乗馬。

普段の生活では、なかなか見慣れないスポーツですので、いざ自分が乗馬を始めてみようとなったら、まず心配になるのが「どんな服装を準備すればよいのか」ではないでしょうか。

テレビの中でお見かけするような乗馬選手は、カチっとしたジャケットの下に、白のピタピタのをズボン。
足元は、高そうな乗馬ブーツはいていることが多いですよね。

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服装の規定はあるの?

実は乗馬の公式競技大会では、細かな服装規定が存在するのです。

馬術競技の種類により多少異なる場合もありますが、地域大会・オリンピック大会のすべてにおいて、

・黒か濃紺、あるいは国際色相・彩度値の範囲内にある暗色の燕尾服を着用すること

・トップハットは黒あるいは燕尾服と同色であること

・乗馬ズボンは白かオフホワイトのもの

・ストックかタイは白、オフホワイト、あるいは燕尾服と同色

・手袋は白、オフホワイト、あるいは燕尾服と同色

・長靴は黒か燕尾服と同色

などという具合に、事細かく義務付けられています。

ちなみに、これら全てをいちから準備しようと思ったら、ウン十万円はかかるそうです。
もちろん色々なブランドありますから、ものによっては青天井の金額になってしまうでしょうね。

でもどうして乗馬服にはこんなに細かな規定があって準備に高い値段がかかってしまうのでしょうか?

どうしてこんなに細かい規定があるの?

それには長い歴史が関係してきます。

そもそも乗馬の起源は、17世紀ヨーロッパまでさかのぼり、もともと上流階級の方々の社交場でもあったのです。
ですから、このようなフォーマルかつドレッシーな服装が求められるようになっていました。

基本的には先ほど述べたような、燕尾の上着ジャケット、乗馬ズボン、タイやストック付のシャツ、ブーツ、その他小物などというようなものですが、そのどれもが上流階級の証であり、重要で意味をもつアイテムとされてきました。

だからなんですね。
ちなみに余談ですが、かの有名な高級ブランドのエルメスやグッチなどは、もともとは馬具メーカーとして創業されたブランドです。
また、乗馬服は背広やスーツの原型になっているとも言われています。

乗馬服が今日のファッションにまで多大な影響を及ぼしているということもお分かり頂けるかと思います。

最初から揃える必要はない!

さて、われわれ初心者が乗馬を始めるとなったときに、どのような服装を準備すればよいかに話を戻しますが、当然上記のような服装をすべて用意する必要はありません。

普段の乗馬レッスンには、それなりの服装を準備して頂ければ充分です。

皆さんが参加されるレッスンには、主催する乗馬クラブがありますので、心配な方はそれぞれの乗馬クラブへ、問い合わせて頂ければよいかと思います。

その場合、各自で準備してくださいと言われる服装は次のようなものです。

まずは長ズボン。
半ズボンやスカートではケガをしたり、摩擦で擦ってしまうことがありますので、足全体を覆う細めのズボンが必要です。

ナイロン素材だと馬に乗った時、お尻がどうしても滑ってしまいまずので、綿などの頑丈なものが好まれます。
ちなみにデニムも動きやすければ着用に問題ありません。

シャツは襟付きの長袖シャツがお勧めです。
どうしても汚れますので、カチっとしたYシャツのようなものではなく、ポロシャツやタンガリーシャツのほうが動きやすくてよいでしょう。

半袖のTシャツの方もいらっしゃいますが、ケガをして擦りむく可能性を考えると、長袖の方が無難といえます。

寒い冬場は、トレーナーや軽い素材のジャンパーを羽織って下さい。

あと大事なのが靴下です。
ブーツをはきますので、ショートソックスやストッキングは好ましくありません。

ひざ下までくる長い靴下を準備してください。

そのほか、状況に応じてハンドタオルやバスタオル、帰りの簡単な着替えなどがあるといざという時良いかもしれません。

あとかならず必要になってくるのが、ヘルメット・乗馬ブーツ・ライフジャケット・乗馬用手袋です。
ただし、長く続けると決めている方以外は、なかなかこのためだけに購入はしにくいかと思います。

おおよその乗馬クラブには、レンタル品が用意されており、数100円から1000円程で、貸出してくれるところがほとんどです。

こうしたレンタル品を活用してはいかがでしょうか。
当日だと用意が無かったり、不足している可能性もありますから、必ず事前に確認・予約しておいたほうが安心ですね。

もしレンタル品が用意されていないという乗馬クラブでしたら、自分で代用品を購入する必要があります。
その場合に重宝されるのが、作業用品を販売しているお店です。

そこでしたら、乗馬用ではなくとも、ヘルメットやブーツ・長靴、安全ジャケットや軍手などの代用品が比較的安価で見つけることができます。

最後に

いかがですか?
確かに歴史あるセレブ感の漂うスポーツではありますが、肩肘はらず、まずは楽しく安全に馬と触れ合うことを目標としてみてはいかがでしょうか。

そのための準備ができれば、いつでも気軽に始められるのではないでしょうか。

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