日本の伝統ゲーム「百人一首」の魅力と遊び方


子供のころに百人一首を使ってお正月などに遊びませんでしたか?
和柄の箱に詰められた沢山の絵札と、字だけ書いた札。

奈良時代から平安時代の選りすぐりの歌がまとめられているのが百人一首です。
選者は藤原定家です。

スポンサーリンク

お姫様とお殿様とお坊さんの絵に魅せられる

藤原定家が選んだ1000年の時を越えて通じる想い何度か百人一首を声に出して読んでいると、これはこういう時に詠んだ歌だろうと気づくことが多くなるのです。

難しい歌もありますが、たいていはとてもわかりやすいのです。

心変わりをしただろうあの人を責める歌、燃える恋心をよその人に気づかれないだろうかという恥じらいと不安感。

逆に激しく燃え盛るような気持ちの表現。
離れていても、何年会えなくてもずっとすきだよ、絶対一緒になろうねというラブレターのような歌等があります。

また、恋の歌のほかには、絶世の美女のように言われていたのに自分の容姿が衰えていく不安感を詠った歌もあります。

それから日本の四季の美しさを詠った歌も多いです。

中でも多いのは秋の歌です。
秋色づく紅葉の、錦のような美しさを詠んだ歌などはその光景が目に浮かぶようです。

しかし、真っ白に深夜に音も立てず降り積もる雪の様子も美しく、夏の洗濯物がたなびく様子や、くっきり浮かぶ月の様子など、数多くの、絵にしたいような歌があります。

すべていま、1000年以上も前に暮らしていた人の歌なのに理解が出来るというのはとても親しみやすく魅力的です。

これら100首の歌を選んだ藤原定家の感性に脱帽ですね。

こうして歌の内容も少しづつわかってくると、もっともっとさらに楽しくなります。

好きな歌はどうぞノートなどに書き取ってみてください。
あなたにとって、より身近な歌になってくれることでしょう。

百人一首から古典に興味を持たれる方も少なくありません。
平安時代についても興味がわくかもしれませんね。

簡単に遊べる坊主めくり

絵札を一つにまとめて裏返しにして積み上げ、お殿様が出たら自分の手札とする。

坊主が出たら自分の手札をみんな捨てる。

お姫様が出たら、捨てられた札を全部もらうことが出来る。

すべてのめくる札がなくなったら、たくさん持っている人が勝ちというルールで、小さな子供もできる楽しい遊び方です。

お姫様の美しく長い黒髪や華やかな扇子、お殿様の凛々しい様子の御着物姿や台座にうっとりしたり、坊主を引いてしまった時のドキドキ感、大人になっても思い出します。

オーソドックスなかるた

絵札を誰かが読んで、たたみに散らした字札を取ります。

字札は下の句(七・七)しか書いていないので、少しでも上の句(五・七・五)を覚えている人が有利です。

読み方は上の句を読んだ後に下の句を二回読みます。

読んでいるうちに、そして聞いているうちに描かれている情景が思い浮かんできませんか。

100枚の読み札と100枚の字札でセットになっています。

字札はすべてひらがなだけで書かれており、濁点もないので、慣れるまでは気がつきにくいかもしれませんね。

どうでしょうか、こちらは坊主めくりよりは高度ですが、何やら自分が百人一首のカルタ取りに参加している平安貴族になったような気分になりませんでしたか?

いざ、かるた大会へ出陣じゃ、でございます

中学生や高校生の時に、ただ書き取りテストのためだけに百人一首を覚えた方もいらっしゃるでしょう。

その時は歌の詳しい意味までは知らなかったかもしれませんね。

しかし、気に入った言い回しなど、少しでも覚えておられませんか?

五七五七七のテンポは記憶に残りやすいですね。

もし少しでも興味がおありでしたら、また、歌に描かれている情景も一つ一つ辿りながら覚えなおして、ご家庭などで楽しんでみられてはどうでしょうか。

意味が解るとまた札を取りやすくなります。

最近は競技かるたが人気俳優さんによって映画になり、かるた人気がとても出ています。

滋賀の近江神宮では毎年競技かるたの大会があります。
名人戦、クイーン戦があります。

足さばきが良いようにみんな袴をはいて競技を行います。
以前はジャージなどでの参加も出来たのですが、今はそのように、公式戦では袴を着用して本格的に大会を行うところが増えました。
公式戦でなければ服装は自由なところがいまだ多くありますよ。

実際に競技に参加しなくても、見学をされるとその張りつめた空気と真剣勝負に圧倒されることでしょう。
記憶力だけでなく体力もとても必要な世界です。

最近は中学校や高校でもかるた取り大会をされるところも多くなっています。
是非頑張ってみたいですね。

また、百人一首の歌人の住んでいた場所などでは、かるた取りをその町の重要なイベントとして位置づけ、工夫をして様々な大会をされていることもあります。
かるたは町おこしにも一役買っているようです。

スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

更新日:

-ゲーム, ホビー
-

関連記事

知れば知るほど奥が深い!プラモデルで広がる趣味の世界

プラモデルは初心者ではなかなかとっつきにくいと感じている人もいますが、初心者こそより楽しめるものでもあります。

TRC東京流通センター開催のコスプレイベント!おすすめの撮影スポットは?

TRC東京流通センターの展示場は、毎月頻繁にコスプレイベントが開催されており、TRCイベントの略称でコスプレイヤーに親しまれています。

Cafe Zephyrosのドールの魅力!お迎え方法は?

韓国のドールメーカー、Cafe Zephyrosのドールについて紹介します。

コスプレの強い味方!”ジェイル”のウィッグはどんなキャラにおすすめ?

コスプレとは、コスチューム・プレイを語源とする和製英語ですが、今は世界中で通用する単語となっています。 アニメや漫画、ゲームなどに登場するキャラクターに扮する行為のことで、それらのジャンルの愛好者や、 …

コスプレの強い味方!”コスパティオ”のウィッグはどんなキャラにおすすめ?

アニメや漫画、ゲームといったサブカルチャーの人気は日本国内だけではなく、今は世界中に広がり、子どもだけではなく大人も楽しむようになりました。 しかもただ作品を見る、読むといった消費行動だけではなく、同 …

楽天モーションウィジェット