公務員になるための試験:自衛官・自衛隊

自衛官の試験は、資格試験ではなく「採用試験」です。

イメージ的には就職試験と同じようなものと考えてもらえればいいと思います。

自衛官の種類はいくつかありますが、自衛官候補生と一般曹候補生について紹介します。

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自衛官になるには

高校を卒業して27歳未満の人が受験できるものに、自衛官としての任期が有期である「自衛官候補生」と、特に任期が設けられていない「一般曹候補生」の試験があります。
この2つが代表的なものです。

自衛官候補生も一般曹候補生も、どちらも特別職国家公務員です。
厳密にいうと、自衛官になるまでの間は教育を受けるわけで、その関係で”候補生”という名称がつきます。

この教育を受けている期間も給与がもらえます。

自衛官の募集については、全国各地で説明会を行っています。
自衛官試験のどの区分を受験するかは複雑なので、説明会で理解した上で、自分にとって何がふさわしいのか極めることが大切です。

状況に応じて、区分の異なる自衛官候補生と一般曹候補生の試験を併願することも可能です。

次章で詳しく述べますが、自衛官は特別職の国家公務員としてお給料をもらえるだけでなく、さまざまな国家資格も取得可能です。

他の国家公務員と比べて訓練がありますから、体力に自信がある、体を動かすのが好きという人でないと困りますが、具体的にこれがやりたいという目標がなければ、とりあえず自衛官試験を受けてみるというのも将来の何かしらの形につながるかもしれません。

実際、自衛官候補生の任期終了後のフローチャートでも民間企業への就職を紹介しています。

さまざまな資格取得可能な環境が魅力

テレビなどで報道されている自衛隊を見ていると、災害の救援活動のためにさまざまな機械を動かしたり、救護的な医療活動にも参加したりしています。

これらの仕事の中には、資格がないとできないこともたくさんあります。

特殊な自動車であれば普通の自動車運転免許ではダメですし、医療に関わる行為も内容に合わせた資格が必要です。
船舶の操縦だってそうです。

このようなことから、自衛官として教育されている間にさまざまな資格を取得することが可能です。

自動車整備士や大型自動車運転免許、大型特殊運転免許、航空管制官、小型船舶操縦士など機械に関するものや、准看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、救命救急士など医療に関するものも取得可能です。

また、炊き出しなどで調理をする機会もありますから、調理師や栄養士といった資格も取得可能です。

訓練を通して、配属される部隊に必要な資格教育を受けられるのが魅力です。

自衛官という特別な環境にいなければ、ここに列挙した資格は自力の学習でなんとかなるものではなく、専門の教育機関で履修したのちに受験の機会が与えられるものです。

教育機関に入るためには通常であれば学費を払って教育を受けるのですが、お給料をもらいながら履修できるのです。

これらの中には国家資格も含まれています。
一生ものの資格が手に入るのです。

しかも、ある程度、適性が考えられてから学習の機会が与えられるというのも魅力の一つです。

自衛隊はある一面だけで嫌厭されがちですが、実はこのようなメリットもあるのです。

自衛官試験の勉強の仕方について

試験については、はじめの章で触れましたが、まずは説明会に参加することです。

説明会では、実際に筆記試験の出題ポイントを説明してくれます。
さらに、講習会を開くケースもあるそうです。

試験は筆記試験、口述試験、適性試験、身体検査があります。

自衛官候補生と一般曹候補生では、後者の方が難易度が高い問題が出題されるといわれています。

実際、後者では一次試験と二次試験に試験日程が分かれています。
一次試験が筆記、適性、二次試験が口述と身体検査になっています。

自衛官候補生の筆記試験は、高校卒業程度の国語、数学、社会の知識を問うものに作文試験となっています。
一般曹候補生の筆記試験は、高校卒業程度の国語、数学、社会、英語と作文です。

他の公務員試験と同様に、それぞれの試験に合わせた問題集が販売されているので、書店で立ち見をし、自分で使いやすそうな問題集を購入し、一通り説いておけばそんなに難しいことはないでしょう。

口述試験はいわゆる面接です。
これは書店で本を探すよりも説明会参加で情報を得た方がよさそうです。

身体検査ですが、身長、体重、肺活量、視力、聴力など健康診断的なイメージで考えておけばいいです。
体力測定ではありません。

試験時期ですが、自衛官候補生が9月、一般曹候補生は一次試験が9月中旬、二次試験が10月上旬となっています。

試験日がずれていますので併願は可能です。
ただ、併願を考えている場合は一般曹候補生の方が難易度が高いため、こちらに合わせて勉強をしておくことをお勧めします。

自衛官募集ホームページ

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-仕事・資格, 公務員

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