自転車関係の仕事をしたい人にピッタリの資格:自転車技士

私たちの身近な移動手段として欠かすことのできない自転車ですが、自転車を扱う上でも専門の資格が存在することをご存知でしょうか。

取得しておくと自転車店やメーカーなどにも採用されやすくなるので、自転車好きの人なら取得しておいて損はありません。

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自転車技士はどんな仕事?

自転車技士(旧:自転車組立整備士)は比較的取得している人も多いポピュラーな資格であり、街の自転車店で働いている人などは必ずと言って良いほど取得しています。

主に自転車を販売したり修理を行う際などに必要となる資格で、組立や検査、さらに整備などまでトータルで行います。

自転車のスペシャリストとも言える存在で、本体に安全保障マークが貼り付けられている場合は、この資格を持った人が最終的なチェックや調整を行っていることを現しています。

この資格は5年で効力を失ってしまうため、期限が来る前に更新を行っておきましょう。

最近は健康や節約のためにサイクリング通勤や通学を行う人が増えてきており、ブームにもなっています。

それに従ってサイクリングショップなども増加しており、就職先として困ることはありません。

企業側のニーズも非常に高く、場合によっては給与に有資格者の特別手当が付けられることもあります。

自転車技士資格の試験勉強

自転車技士資格を取得したい場合、日本各地で開催されている自転車技士資格試験に合格することが必要です。

試験は実技試験と学科試験を受けることになり、学科試験は70点以上、実技試験は減点方式で減点が30点以下なら合格となります。

特に重視されるのは実技試験で、必須項目をクリアできなかったり未完成の項目があった場合は即不合格となってしまいます。

実技試験は、主に分解と組立についての技術アピールです。

分解は後タイヤやリヤディレーラ、チェーンなど重要部分の取り外しで、組立は分解後に正しい工具を使用して元の状態に完成させることになります。

実技試験を受ける場合、使用する自転車は受験者が新車を持参する必要があるので、当日までに準備しておきましょう。

学科試験は、構造や機能についての知識はもちろん、整備に関する知識も必要です。

さらに組立や重要なチェックポイントについての知識や関係する法律の知識など幅広い分野から様々な問題が出題されます。

しっかり勉強しておかないと回答できないので、油断しないようにしておきましょう。

自転車技士の試験は難しい?

自転車技士資格は社会のニーズが高まっていることもあり、年々合格率が減少傾向にあるという特徴があります。

これは受験者数が増えているということもありますし、ニーズに合わせてしっかりとした知識と技術を付けさせるために、試験内容が厳しくなりつつあるという理由も挙げられます。

具体的に言うと、平成23年度時点でこの資格試験の合格率は約59%で、決して高いとは言えません。

毎年実技だけで見ると合格率は約70%から80%近く達するのですが、学科試験だとこれが60%から70%程度になってしまいます。

このため合格を目指すならば、実技だけでなく学科の勉強もしっかりと行っておくことが必要です。

ちなみに、自転車組立整備士は平成17年から自転車技士という資格に生まれ変わったのですが、新しい方は5年ごとの更新が必須となっています。

更新を忘れていた場合、技士として安全保障マークを貼付することができなくなり、販売や整備に関して支障が出てしまいます。

うっかり時期を逃してしまわないように、更新時期は常に注意しておきましょう。

自転車技士の具体的な試験内容

自転車技士資格試験を受験できるのは、18歳以上であることに加え、組立や検査、整備などの実務経験を2年以上積んでおくことが必要です。

いくら知識があっても全くの素人がいきなり資格を取得することができないので、サイクリングショップや量販店などで経験を重ねるようにしましょう。

試験は毎年8月に1回のみ受けることができ、申込期間は5月下旬から6月上旬までとなっています。

具体的な日時は主催団体のホームページなどに記載されているので、時期が来たら必ず確認しておきましょう。

年度によって実施時期や試験を受けられる地域が異なるので、こちらも同じように確認が必須です。

具体的な試験地としては、北海道と宮城、埼玉に東京と千葉、茨城と愛知と滋賀が挙げられます。

西日本では大阪と広島、香川と福岡で受験することができるので、自分の住んでいる近くまで行かなければなりません。

受験料は19,440円となっており、前年度に合格して免除される科目がある場合は受験料も減額されることになります。

合格発表は毎年10月の上旬ごろなので、忘れずに確認しておきましょう。

最後に

自転車技士の資格はより高い技術と知識を持っている証でもあるので、自転車に関わる仕事を希望する場合は取得しておいた方が賢明です。
試験も年々難しくなっているので、計画立てて勉強に取り組みましょう。

一般財団法人 日本車両検査協会

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