仕事に役立つ英語の資格:JTA公認翻訳専門職資格試験


近年、留学や旅行で海外に行く機会が増えており、英語を活かした仕事に興味を持っている方も多いかと思います。

そこで仕事に役立つ英語の資格として挙げられるのが「JTA公認翻訳専門職資格試験」です。

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JTA公認翻訳専門職資格試験とは?

これは「バイリンガルコミュニケーション力」を審査するもので、世界レベルで通用する翻訳者を目指していく検定試験です。

翻訳をする仕事といえば、外国語で書かれている文章を訳すイメージが強いかと思います。

しかし、翻訳の仕事と言っても多種多様で、外国文学を翻訳する「文学翻訳」や映像や音楽を翻訳する「メディア翻訳」、企業や研究者が利用するための翻訳を行う「実務翻訳」があります。

翻訳家の仕事と一言で言ってもとても幅広いため、自分の語学力を証明するためにTOEICなどの資格では十分ではありません。

翻訳の仕事について

文学翻訳

文学翻訳は文芸作品を扱っているため、一つ一つのニュアンスを上手に読者に伝える必要があります。
英語にはあるけれど日本語では直接的に訳せない言い回しもあるので、英語の能力だけでなく、同時に日本語の能力も求められます。

メディア翻訳

メディア翻訳は限られた字数内にまとめることが必要になってきます。
さらにその国の文化、風習、スラングを理解していないと正確に翻訳することが出来ません。

実務翻訳

実務翻訳は、医学の物理や生物学といった理系の論文を翻訳することが多いのですが、英語の執筆が義務付けられていることが多いです。
そのため国際的な雑誌に掲載するための翻訳や英文のチェックを頼まれたり、海外の学術論文や重要文献を翻訳するように頼まれることがあります。
英語力だけでなく医療、金融、ITなど幅広い専門的な知識が必要です。

JTA公認翻訳専門職資格試験について

JTA公認翻訳専門職資格試験は、社団法人日本翻訳協会が開催している検定試験です。

協会が設立されたきっかけは、国際関係がいよいよ複雑、多義にわたるなかで各分野の交流も頻繁に、そして緊密となってきたことで、翻訳業務の重要性がますます注目されるようになってきました。

翻訳需要を迅速、的確に処理していくことで、翻訳製品の良好な品質を確保することに繋がっています。

このような趣旨のもとでJTA公認翻訳専門職資格試験が行われています。

前身である「翻訳技能認定」がバージョンアップされて、2008年より試験が実施されています。

試験はパソコンを使用するオンライン受験となっており、日程は3月、6月、9月、12月の年に4回となっています。

認定には実務経験が必要になりますが、テスト自体には受験資格はありません。

そのため、現在翻訳の勉強をしている方でも受験することが出来るので、中には一部の科目のみを受験して就職活動に役立てている方もいます。

受験の前に試験の流れを経験しておきたいと考えている方には模擬試験も準備されており、学生は半額の500円で受験することが出来るのでぜひ活用してみましょう。

JTA公認翻訳専門職資格試験の資格を取得するには

こちらの資格を取得するためには、今までに実務経験をした経験があることが必要になってきます。

認定条件はその他に2つあり、「4科目全てに合格をする」「2次審査(翻訳経験2年以上の実務審査)に合格」のどちらの条件も満たす必要があります。

試験は英語部門と中国語部門があり、それぞれ4科目で構成されています。

英語部門の試験科目は、翻訳文法技能試験、翻訳IT技能試験、翻訳マネジメント技能試験、翻訳専門技能試験の4つになっています。

一度に複数の科目を受験することも可能ですし、効率よくまとめて受験することも可能です。

受験者がどのように考えるかで受験方法が分かれやすい試験だと考えられます。

「翻訳専門技能試験」は複数ある分野から1つを受験する選択肢になっています。

また絵本翻訳など計7分野がある「JTA公認出版翻訳能力検定試験」やIR,金融翻訳やリーガル翻訳などの計4部門がある「JTA公認 ビジネス翻訳能力検定試験 英語部門」の中から選ぶことになります。

JTA公認翻訳専門職資格試験の難易度について

試験の難易度に関して気になる方が多いかもしれません。

しかし、JTAは試験の受験者データを公開していないため、過去の合格率から難易度を分析することは出来ません。

ただ、1回の試験に対して合格することが出来るのは1人程度と言われており、TOEICやTOEFLなどの資格試験で高スコアを取得している人でも合格をすることは難しいです。

そのため、この資格を取得している人に対して企業はとても信頼していますし、評価されやすいと考えられます。

もしも翻訳家など英語を使った仕事に携わりたいと考えている方は、4科目すべてに合格することが出来るように受験対策講座やテキストなどを使って勉強することをおすすめします。

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