海で仕事をしたい人にピッタリの船舶関係の資格:海技士(航海)

安全で効率的な漁業を行うために、漁労船を操る操船や魚を取る操業の中心的な役割を担うのが、漁労船の船長です。

船長は乗船すると、さまざまな計器を点検します。

船の位置を的確に示すGPSや、魚群探知機など最新の計器を使い、もっともよい漁場を探り出します。

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海技士(航海)とは?

より多くの漁獲高を上げることができる漁場の選定をすることが、漁労船船長にとって重要な仕事になります。

それは漁獲高の良しあしが、乗組員全員の収入を左右してしまうからです。

より良い漁場を探り出すために、船長は海底の状況の把握と同時に、網を投入した位置や方向など様々な操業データの蓄積を行います。

大型船で行う遠洋漁業の場合、漁労船船長は船舶を安全に漁場まで的確に運ぶ、操船の仕事を専門に行います。

漁場の選定や漁の指揮は、漁労長に任せます。

漁労船船長は、国民の食糧確保という重要な役割を担っています。

漁労船運航の最高責任者として、船舶に乗り込み乗組員を指揮監督して、航行時や漁労時の全般にわたり人命の安全と、漁労船や漁獲物などの財産を管理する責任を担います。

そのために船長は燃料や食料、エサ、網などの積み荷の手配を指示して船舶内各所の異常の有無を、確認します。

航行中は漁業気象に絶えず注意して漁況を分析、判断します。

操業中は漁獲高を上げるために停止、後退、微速などの連続操作を行い操作が必要ないときは、自らも漁労作業に従事します。

コミュニケーション能力が高いこと

生の魚を積んだ船舶をセリの時間までに港に入れるのも、漁労船船長の役割です。

漁労船船長に求められているのは、何よりも船舶に乗ることが好きで運動神経に優れ体力、忍耐力のある人が向いています。

漁労船船長はときに激しく変化する自然の中で、人命と財産を守りつつ漁獲を上げなければなりません。

状況を正しく把握して適切な判断を下す高い管理能力、判断力、実行力が求められます。

乗組員を指揮監督するためのコミュニケーション能力と、リーダーシップが必要になってきます。

外国人就業者も多く豊かなコミュニケーション能力が欠かせません。

他の船舶とのコミュニケーションが漁場の情報ともなり、漁獲高にもつながってきます。

目や耳などの視聴覚器官が優れていることも大切です。

欠陥があると国家試験を受けることができません。

漁労船の船長になるためには、船員として乗船することが必要になってきます。

そのためには漁業会社や船主に採用されるか家族が漁業を営んでいる場合には、その漁労船に乗船します。

海の中では他の乗組員とのコミュニケーションが非常に重要です。

船長になるための国家資格

漁業会社の規模は様々で、求人方法も一律ではありませんが、学校や船員職業安定所を通して応募します。

乗船後は経験を重ねて、漁労船船長になるための免許を順次ステップアップして取得していきます。

資格を取得した後に漁労船乗組員としての実務経験を積んで、船主や漁業会社に認められて初めて漁労船船長になります。

漁労船船長になるには、船舶の大きさや航行する区域に応じた1級から5級までの小型船舶操縦士や、1級から6級の海技士(航海)の資格が必要になってきます。

受験資格は、小型船舶操縦士の場合は年齢、海技士(航海)の場合は学歴によりそれぞれ必要な実務経験年数などが決められています。

水産高校や海員学校などで海技士(航海)の資格の取得に役立つ、漁業に関する基礎的な技術知識を学ぶことができます。

船長になる資格を得た後小型の漁労船を購入して独立、沿岸漁業の漁労船船長になる人も数多くいます。

がむしゃらに働こうという意欲ある人がこの仕事に向いています。

よい漁場を聞き歩いて情報量の多い人が、コンスタントに漁獲量を上げていきます。

海の資源を保護し守っていく

海技士(航海)というのは船長、航海士といった船舶職員になれるもので、国土交通大臣から免許を与えられたものを言います。

海技士(航海)は出航前の安全確認から、航海中の船上業務まで安全航海に指針を示す重要な役割を果たしています。

資格を取得するためには、試験と免許講習の受講が必要になっています。

受験資格については、船舶の航行する区域及び船舶の大きさの区分などで、それぞれの乗船履歴が定められています。

海技士(航海)の6級では航海に関する科目、運用に関する科目、法規に関する科目が出題されています。

1級から5級ではさらに英語に関する科目も追加されて出題されます。

全部の級で身体検査を行うようになっています。

視力や弁色力、聴力や眼疾患の有無、疾病および身体機能の障害の有無が調べられています。

船長になる前は飯炊きから初めて甲板員、甲板長と階段を上ってくる人もいます。

好きだと思えば天国になりますし、嫌だと思えば地獄、そんな仕事です。

漁獲がなければ生活をすることができませんが、乱獲はだめです。

海の資源の魚たちを守っていくこともこの仕事には必要です。

最後に

漁労船の船長になるためには、海技士(航海)という国家資格が必要になってきます。
これは船舶の安全な航海に絶対必要な資格になっています。
船の船長になるには小型船舶操縦士の資格とともに、この資格も持っていなければなりません。

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