レジャー好きを仕事に!旅行・観光に関する資格「観光英語検定試験」

旅行関連の語学の資格で知られる「観光英語検定」は、1989(平成元)年に第1回目の試験が実施されました。第1回目からおおよそ30年を迎え、6月と10月の下旬の毎年2回「観光英語検定試験」が開催されています。

学校の授業で行なう学習英語と違って、ホテルや空港といった観光の現場で実際使うことができる資格として、高校や各種専門学校、短大、大学も注目し授業に取り入れているところも多く見られます。

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現場で実際使う資格を習得できるのが「観光英語検定試験」

いろいろな場面で、業界特有の専門用語や言い方を覚えますので、海外旅行にいった気分にもなり、楽しみながら学習できるのも特徴です。

試験会場は、東京・横浜・大阪・神戸・名古屋の首都圏、関西圏、東海圏の主要都市に加え、札幌・仙台・新潟・金沢・広島・福岡・沖縄でも受験することができます。「観光英語検定試験」は、1級から3級まであります。

3級は、日常会話ができる英検でいえば、3級レベルに相当します。合格に必要なボキャブラリー数は、約3000語といわれています。挨拶や自己紹介ができて、空港や駅などの簡単な英語の表示が解るレベルです。

親日家が多く、現地のガイドさんが幅広く業務を行なってくれる東南アジアのような国々では、ツアーコンダクターでいけるでしょう。2級は、観光業の仕事上必要とされる英語の大まかな会話力や読解力があり、資格で人気のTOEICでいえば、ひとりで海外出張がいけるとされる470~600点レベルです。

1級は、観光業に必要なだけでなく、海外でも生活できるTOEICスコアで600点~800点レベルです。合格には、2級では語彙数が5,000、1級では8,000といわれています。

一般的に多いのは、先ずは3級からスタートし、多くのひとが2級を目指しています。

創意工夫をすることで語学力アップに繋がる「観光英語検定試験」

学校の英語教育のレベルで例えると一概には言えませんが、「観光英語検定試験」の3級は、中学2年生~高校1年生の授業内容に近いレベルです。

2級は高校卒業程度で、1級は各種専門学校や大学で本格的に学んだ、あるいは実際に社会人となって仕事上現場で使っているレベルです。「観光英語検定試験」は、3級から1級まで全部の級で、筆記試験にリスニングも加わった2部構成となっています。

特に「リスニング」が苦手なひとには、日頃から英語のニュースを聞く、または旅行の場面があるシーンの英語の動画を見ることをおすすめします。「観光英語検定試験」の各級の合格対策の参考書や、過去問題集をほとんどの大きな書店では取り扱っていますので、機会があれば購入してみてください。

また、リスニング対策では、各通信講座や関連サイトを比較し、自身のあったものを選んでみるのもよいですし、学校の先生に相談するのもよいでしょう。

リスニングでおすすめは、VOA NEWSのスペシャル・イングリッシュです。固有名詞以外で、ボキャブラリー数が1,500に抑えられたアメリカにいる移民の人たちに向けて開発されたニュースです。

スピードも、従来のニュースの3分の2で構成されているので、当初聞き取れないうちは、字幕を見ながら声を出して読むことで、発音と読解力のレベルアップにも繋がります。段々上達すると、ネイテイブ向けのスタンダード・イングリッシュに切り替えても良いでしょう。

全く初心者のひとには、「観光英語検定試験」の3級のリスニング問題の参考書を聞くのが良いです。また、中学1年の最初の頃の英語で、「歯を磨く」「顔を洗う」といった日常生活で使うレベルを、耳と身体で覚えるのが望ましいとされます。

今後益々注目される「観光英語検定試験」

政府が掲げる観光立国実現を目指し、各地で連日数多くの訪日外国人旅行者が訪れています。各自治体とも外国人観光客誘致のために、いろんな施策を練っています。特に、外国語受け入れ対応は必須で、英語は外国語というより国際語の概念が、年々高まる傾向にあります。

英語が話せるひとは、就職で有利になることは間違いないようです。 外国語の資格では、「通訳案内士」や「地域限定通訳案内士」があります。「地域限定通訳案内士」では、「通訳案内士」よりも英検やTOEICスコアのレベルを抑え、門戸を今までより広く開放している自治体もあります。

現在、高校生や大学生のみなさんは、多くの大手の旅行会社の社員の人たちが在籍していた大学で、「旅研」と呼ばれるサークルや「ESS(英語研究部)」に参加することで、よりよい学生生活を送ることができ、就職の情報収集にも繋がります。

また、今から転職を考えているひとは、「観光英語検定試験」をきっかけに語学学習を久しぶりにはじめてみるのも良いでしょう。「観光英語検定試験」の2級レベルに達すると、観光業界だけでなく貿易関連やメーカー、さらには海外での就職へとチャンスも拡がっていきます。

外国での就職では、日本国内外で履歴書と職務経歴書が必要になってきます。職務経歴書の英語も2級レベルであれば、関連書籍を参照しながら書くことができるほどになっています。

人材紹介会社でのオーラル・インタビューもそれほど難しく感じないレベルになっています。

「観光英語検定試験」の資格をきっかけに、いろんな明るい未来が待っています。

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