公務員になるための試験:刑務官

刑務官は、刑務所や少年刑務所、拘置所などに収容されている人たちに対して、生活指導や職業訓練を行う仕事です。

施設管理、保安、警備なども行います。

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刑務官は服役中の人たちに接する特殊な仕事

刑務官になるためには、3種類ある採用試験のいずれかに合格することが必要です。

1.定年退職した刑務官の欠員補充のために行われる刑務官採用試験
2.国家公務員I種・II種採用試験
3.急な欠員を埋めるための不定期で行われる刑務官採用選考(公募)

刑務官を目指す人のほとんどは、1つ目の刑務官採用試験を受けています。

試験に合格すると配属先が決まり、初等科研修が実施されて、研修修了後に刑務官として働けるようになります。

刑務官試験を受けられるのは、17歳以上29歳未満と年齢制限があります。
社会人の方は40歳未満までとなっています。

刑務官試験に合格したとしても、視力や運動能力などの身体能力が基準を満たしていないと資格が与えられません。
これを考えると、頭でっかちでは刑務官試験を突破するのは難しいと言えそうです。

高校卒業後、すぐに刑務官試験を受けることもできますが、通常は大学・短期大学・専門学校などに通って知識と技術を身につけてから試験を受けるケースが多いです。

刑務官を目指せる学校は、法学系が学べるところが適しているでしょう。
そのほか、公務員や警察官・消防官といった職業を目指すことができる学校に通うという方法もあります。

刑務官に関する学問には、法学、社会学、人間科学、教育学などがあります。
人に関わるための学問が多めです。

刑務官の試験に合格するのは難しい?

刑務官試験は男性でも女性でも受けられます。

年齢制限はありますが、学力に関しては高卒程度であれば受けることができるようになっています。

一次試験は高卒程度の学力で十分合格できるでしょう。
2015年度の一次試験合格率は41.9%なので、手を抜かずに勉強する必要があることがわかります。
不安な場合は基礎学力を身につけておくといいでしょう。

欠員補充のために行われる刑務官採用試験であれば、高卒もしくは専門学校で学力を補ってから受ければ、合格する確率は十分あります。

もし国家公務員I種・II種採用試験を選択して受験するのであれば、国家公務員を目指すことができる専門学校で学ぶと効率が良いです。

例えば、公務員専門科がある専門学校であれば、法学、政治学、政策学、社会学、観光学、図書館情報学、コミュニケーション学、生活科学などが学べるようになっています。

専門学校の場合は通常の大学と違い、少人数による個別指導が受けられたり、公務員試験の受験サポートが手堅いなどという特徴があります。
仮に刑務官になれなくても、また新たに公務員や一般事務などの仕事を選択することができます。

合格のためには勉強はもちろん大切ですが、体力もつけておく必要がありますし、有事に備える必要もあります。

特に刑務の武道の合格者は、刑務所の秩序を維持するために、騒動が発生した時に力を使って鎮圧することが求められます。
体力と冷静さ、タフな精神力がないと務まらない仕事です。

刑務官のやりがいとは?

刑務官が毎日向き合うのは、何らかの形で罪を犯してしまった収容者です。
この人たちに生活指導や職業訓練指導を行い、正しく生きることの大切さを教えていきます。

刑務官は同僚や上司とチームを組んで仕事を行うことが多いので、チームワークを守って仕事ができないといけません。
何かあった時にはチーム全員の責任になるので、常に責任を感じながら仕事に取り組む必要があります。

肉体的にも精神的にも楽な仕事ではありませんが、一般の公務員に比べると収入が高めになっているのが特徴です。
2015年の平均年収は576万円くらいとなっています。

働く場所は原則として、刑務所・少年刑務所・拘置所などの刑事施設です。
勤務地は本人の希望を聞いてもらえて、候補地で行われる面接に通るとその施設に配属されるようになります。

少年刑務所はありますが、これは男性しか入れないことになっています。
女性の場合は未成年でも女性刑務所に収容されるので、刑務所で少女たちと向き合うこともあります。

刑事施設の受刑者、収容者は減少していますが、収容されている人たちの高齢化が目立つようになっているのが最近の傾向として挙げられます。
そのため、刑務官が手伝わないといけないことも多く、以前に比べて仕事の負担が増えています。

非常に責任が重く、やりがいのある仕事という一言では片付けられませんが、しっかり続けていくことができれば、手堅く昇進も狙える仕事です。

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-仕事・資格, 公務員

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