成長の手助けができる!保育・教育に携わる資格「こども音楽療育士」

こども音楽療育士とは、音楽療法士に関連する資格のひとつで、主に心身に何らかの障がいを抱えている子どもに対して、音楽の力で発達や成長を促す事ができるものとされています。

そのため、心身の発達と音楽的発達との関係をはじめとする理論などの知識は勿論ですが、障がいの種類に応じた音楽療育の具体的方法や、楽器の使い方などの技術力も身につけることが出来るようになっています。

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こども音楽療育士とはどんな資格なのか

つまり心身に障がいを持っている子供への、音楽を用いたアプローチを学びながら、成長を促進するための音楽療育を実践する事ができる技能を持った資格となっています。特に、心身に障がいを持っている子供の場合は、何らかの刺激を与える事によって、成長を促進する事ができると考えられているのですが、最も適したアプローチとして考えられているのが、音楽だとされています。

そのため、音楽を経由して心身の発達を促すことは、理にかなった療育であると考えられていますし、音楽を通して運動などを組み込む事ができるようになっているので、子供としても遊び感覚で療育を受けられるというところが、メリットだとされています。

このようなことから、こども音楽療育士の資格は、特に保育の分野で重要視されてきている傾向がありますし、民間資格としての取り扱いになっているので、心身の障がいを持っている子供を持つ親や家族が、取得する事によって家庭での療育の新しいアプローチとして、検討すると言う人たちもいます。

そのため子供だけではなく、子供を持つ親にとっても、良い影響を与える事が考えられている資格として、注目を集めている傾向もあります。

こども音楽療育士の取得方法とは

こども音楽療育士は、国家資格ではなく民間資格としての取り扱いにはなっていますが、資格を取得するためには、資格を取り扱っている「一般財団法人 全国大学実務教育協会(JAUCB)」に入会している、4年制の大学もしくは短期大学に入学する必要があります。

そして、所定の科目を履修して単位を取得することができれば、特に試験などはないので、卒業と同時にこども音楽療育士を取得する事ができるようになっています。

履修するべき科目としては主に6種類あり、必須科目としてはこども音楽療育概論・こども音楽療育演習・こども音楽療育実習の3つがあります。また選択科目が3種類ほどあり、必須科目と選択科目を合わせて、20単位取得する事が修了の条件です。

さらに、実習や演習では実際の保育施設や福祉施設を訪問し、障がいのある子どもたちと触れ合って、グループ活動やワークショップを体験しながら、実践力を磨いていく事が重要だとされています。

特に実習や演習は、必須科目となっているので、経由せずに資格取得をすることはできないようになっているので注意が必要ですし、単位を取得できても大学・短大を卒業する事ができなければ、単位を取消されてしまう可能性もあるので、卒業する事を最終的な目標として、取得するために勉強する事が大切です。

こども音楽療育士を取得した後は、特に届出をする必要はないとされていますし、平行して保育士や幼稚園教諭などの資格を取得すると言う事も可能とされています。ただし、保育士や幼稚園教諭は試験があるほか、別の科目を履修する必要があるので、スケジュール調整をしながら取得を目指す必要があります。

こども音楽療育士を取得後に活躍できる分野は

では、実際にこども音楽療育士を取得した後は、どのような分野で活躍する事ができるのかというと、主に福祉施設や児童養護施設・医療機関・障がい者施設など、福祉・医療の分野で活躍する事ができるようになっています。

特に、障がいを持つ児童のリハビリテーション分野に力を入れている施設の場合は、幅広い療育を提供しているところが多いので、こども音楽療育士としても活躍しやすい環境として期待されています。ただし注意点として、こども音楽療育士単体で仕事を探すと言う場合は、求人が非常に少ないというところが挙げられています。

と言うのも、こども音楽療育士という資格そのものが、近年注目されるようになったものなので、医療や福祉の分野を初めとして一般的にまだ認知されていない部分があります。そのため、実際に募集している施設と言うのも限定されており、こども音楽療育士単体のみで仕事をするということが、難しいと言うのが現状となっています。

そのため、現在では保育士や幼稚園教諭など、療育以外にも一般的な子供の世話をする事ができる資格を取得して、そちらをメインとして活動している人が多いとされています。福祉施設や児童養護施設の場合も、療育のほかにも一般的な世話がメインとなっているところもあるので、こども音楽療育士単体で仕事をするよりも、保育士や幼稚園教諭などの資格を取得しておく方が有利になっている傾向もあります。

このようなことから、現状としては福祉・医療の分野で活躍する事はできますが、まだ知名度が広まっていないため、どちらかと言えば保育士や幼稚園教諭など、資格のほかにスキルアップ目的で取得されると言うケースが多いようです。

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