仕事に役立つ英語の資格:国際連合公用語英語検定試験(国連英検)


近年、旅行や留学で海外に行く人の数は増えてきており、英語を使った仕事に携わりたいと考えている人も少なくありません。

そんな中で英語力を証明することが出来る一つの資格として挙げられるのが「国連英検」です。

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国際連合公用語英語検定試験(国連英検)について

国連英検の資格を取りたいけれど、まだよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

1981年に始まっており、36年の歴史を持つ英語検定試験となっています。

試験は年に2回、全国主要都市で実施されており、試験を実施しているのは公益財団法人日本国際連合協会です。

国連英検は国連普及活動の一環として実施されており、国連の理念である国際協力や国際理解をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標にしています。

そのため国連英検の試験出題内容も、国連の活動内容に沿ったような世界平和、地球環境、人権、食品などが多いことが、他の英語の資格試験と異なる点です。

国連英検の級について

E級から特A級があり、自分の英語力によって受ける級を変えることが可能です。

E級

中学卒業程度の文法や文型を理解していることが求められます。
簡単な趣味や自己紹介が出来るコミュニケーションレベルだと考えられます。

D級

高校1年生から2年生程度の文法や文型を理解していることが求められます。
買い物で簡単なリクエストをすることが出来たり外国人に道を聞かれて案内が出来る程度のコミュニケーションレベルを持っていることが求められます。

C級

高校卒業程度の文法や文型に基づく英語力が必要となってきます。
旅行先やフランクな食事の場で会話を楽しむことが出来たり、簡単な電話の取り次ぎが出来るコミュニケーションレベルを持っていることが挙げられます。
高校卒業程度の認定試験で文部科学省は国連英検のC級以上を持っていることを要求しています。

B級

英字新聞や雑誌の比較的優しい記事を読むことが出来たり、日常生活で遭遇する場面で取り扱う会話文、読みやすい随筆や短編小説が理解できる読解力が必要になってきます。
難易度としてはそれほど高いわけではありませんが、インターネットや雑誌の情報を活用できたり、電話の応対ができるレベルを求められているので、基礎がしっかりと出来ていないとB級でつまずくことが多くなります。

A級

英字新聞等の記事や小説、劇の一場面などを短時間に理解することが出来たり、あるテーマについて論理的にまとまった内容を英文で表現する、外国人と日常の身近な出来事や時事問題などに関して討論する能力を必要になってきます。
A級になると日常会話レベルの英語力は必須となっており、ビジネスでも使えるような難易度の高いことが求められます。

特A級

英語力だけでなく、国際的に通用する知識や情報が要求されるようになります。
そのため、文化・経済など幅広い分野の問題を自由に討論することが特A級レベルの英語力だと考えられます。

国連英検の試験について

国連英検が他の資格試験と異なる点として挙げられるのが、コミュニケーション重視であるということです。

B級からE級で出題されるリスニング問題のウエイトは40%と比較的高く、B級以上になると国際時事問題をテーマにした作文問題が設けられています。

A級以上になると、2次試験としてネイティブ試験官だけでなく、元外務省大使など外交実務経験者や国際関係を研究している大学教授などが参加するケースがあります。

このように国際関係で実際に働いている人が面接試験を行うので、より具体的で深い討論になることが予想されます。

英語力だけでなく、しっかりと知識をつけておくことが求められる資格となっています。

国連英検を取得するメリット

国連英検を取得すると様々なメリットがあります。

まず一つ目に挙げられるのが、A級以上に合格すると外務省の「ロスター登録制度」で語学のレベルを認定されます。

このロスター登録制度は、国際機関への採用を希望する方の経歴をあらかじめ国際機関人事センターに登録しておくことで、公募ポストや国際機関から通知される空席ポストに適合する人を迅速に選出する制度です。

国連英検の資格を持っておくことで、このように便利な制度に登録しておくことが可能です。

また特A級に合格をした人の中でも、特に成績が優秀だった人に対しては外務大臣賞が授与されたり、外務省国際機関人事センターで実施されている「アソシエート・エキスパート」などの海外派遣候補者選考試験において、語学審査対象としてレベル認定されます。

この他にも、国連英検の資格を取得しておくと様々なことで語学力を認めてもらうことが出来ます。

最後に

国連英検は英検やTOEICほどの知名度はありませんが、近年では徐々に受験者数を増やしてきています。
英語力を証明する大切な資格となるので、ぜひ受験を考えている方は受けてみることをおすすめします。

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