航空関係の仕事をしたい人にピッタリの資格:航空機関士

航空機への憧れを持つ人は多くいますが、仕事として携わるためには様々な資格が必要になります。

中でも航空機関士という仕事は機長や副操縦士と同じく、航空機の運航に大きな役割を果たす重大な仕事となっており、航空機に関わる仕事を希望する人には最適です。

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航空機関士はどんな仕事?

航空機関士の仕事は、機長や副操縦士と同じようにパイロットとして見なされる非常に重要な役目を担います。

航空機は何万という数多くの部品から製造されており、計器類だけでも非常に複雑な構造になっています。

この巨大な建造物を安全に飛ばずためには、搭載されている計器類をしっかりチェックして機体に不備が無いか確認することが必要です。

しかし、他にもやらなければならないことの多い機長や副操縦士は計器類のチェックまで完璧に行うことは難しいため、航空機関士が専門的にエンジンや重要システムのチェックを行い、燃料や重量計算、離着陸速度の計算などを担当することになっています。

操縦室に入ってエンジンなどが正常に機能しているかを確認し、目的地まで安全に到着させることが主な仕事内容です。

この他、搭乗する前に機体の過去の飛行記録などを調べ、異常の兆候が無いかを慎重に確認したり、機体の状態までチェックを行います。

不備を発見すれば機長などと協議し、問題解決に努めます。

機体ごとの構造や最新鋭のシステムを理解しておくなど、高い知識が求められる仕事です。

航空機関士になるために必要な条件

航空機関士を目指す場合、学歴などは特に求められませんが、国家資格を受験する際に一定の条件を満たしておく必要があります。

受験資格を満たしていなければ資格取得は絶対に不可能なので、単に勉強しておくだけでは不十分です。

機関士になるための具体的な手段としては、まず、いずれかの航空会社に就職したりインターンシップに出向き、研修を受けることになります。

航空会社で100時間以上に及ぶ実地経験を積むか、1年以上航空機に関わる整備経験を積むと同時に、50時間以上にわたって航空機関士見習いとして実地経験を積むことが必要です。

これらの実地経験を完了すると、やっと航空機関士の国家試験を受験することが認められます。

直接航空機の安全な飛行に関わり、人命を守る重要な仕事であるため、実地経験なしでいきなり資格だけ取得することはできません。

国家試験に合格すると、航空従事者技能証明を取得することができます。

基本的には、試験合格するには3年ほどの研修を積む必要があるとされており、簡単に取得できる資格とは言えません。

航空機関士試験の難易度

航空機関士の仕事は、航空機を安全に目的地に到着させることが主な任務ですが、それは乗客や乗員の命を預かっている重大な仕事だとも言えます。

そのため高い専門知識や技術などを身に付けておくことが求められ、国家試験も非常に難しい内容になっています。

試験は学科試験と実技試験に分かれており、それぞれクリアすべき科目も多岐にわたりますが、実地研修でその多くを身に着けることができるため、試験の合格率としては決して低くありません。

他の航空機関連の資格試験と比べると比較的難易度は低いと言えますが、決して知識や能力が低くても構わないという訳ではなく、長期間に及ぶ研修や実地経験を着実にこなしておくことが前提となります。

具体的な試験の内容としては、学科の場合飛行や航空力学に関する理論や航空機の重心位置計算などに関する知識が問われます。

この他、強度や構造、性能に整備といった機体に直接関係する知識だけでなく、航法や航空法規などの法律関係、気象や通信など関係する様々な知識が必要です。

学科試験に合格すると、2年以内に実地試験に合格する必要があり、合格後に晴れて資格取得となります。

航空機関士の現状とは

受験資格は18歳以上で100時間以上の実地経験を積んだ人などの条件が設定されており、試験は3月と7月の年2回行われています。

受験地は東京、大阪、那覇の3都市だけなので、受験するためにはそこまで行かなければなりません。

受験料は学科試験で5,600円、実地試験で52,300円となっていますが、登録免許税として12,000円が別途必要になります。

試験そのものは現在でも存在しているのですが、実は航空機のオートメーション化が進むにつれて機関士の存在意義は低くなってきており、現在では必ず機関士を搭乗させなければならない機体は飛行していません。

民間の航空会社では機関士という仕事を残していないところも多く、一般的な航空機に搭乗する機会はまずありません。

このため試験を受験する人も現在ではほとんどいないのですが、自衛隊の特殊な航空機では機関士を必要とする機体も多いので活躍の場は残されています。

自衛隊で働く場合には厳密に言えば航空機関士と言う資格ではないのですが、果たすべき役割は変わりません。

最後に

航空機に関わる機関士になるためには非常に高度な知識や実地経験が必要となるため、資格を取得するためには多大な時間と労力が欠かせません。
安全な飛行と人命を守るという非常に重い責任を負っているため、常にプロ意識をもって慎重に仕事に取り組むことが求められます。

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更新日:

-仕事・資格, 国家資格
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