航空関係の仕事をしたい人にピッタリの資格:航空運航整備士

今や世界中で欠かせない移動手段となっている航空機ですが、安全に空を飛べるのは航空運航整備士たちの活躍があってこそです。

パイロットのように華々しくはありませんが、空の安全を守る立役者であるこの仕事は大きなやりがいを感じられます。

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航空運航整備士の仕事とは

航空整備士は民間や企業などのあらゆる航空機が空を安全に飛べるよう、主に機体の安全チェックや整備、必要があれば修理まで行います。

航空機は何千何万という細かな部品から成り立っており、ネジ一つ緩んでいただけでも大事故に繋がってしまいます。

惨事を防ぐためにも綿密な整備が必要であり、整備士にはそれを可能にするだけの非常に高く専門的な知識とスキルが必要です。

実際に整備を行う際には部品や部位ごとの専門チームに分かれ、それぞれが専門性を活かしてチェックしていきます。

目視で確認することもあれば超音波などの機械を用いることもあり、点検や整備の種類は実に多様です。

航空機は飛び立つ前に必ず点検を行い、整備士によって安全が確認されるまでは離陸が認められません。

ひと口に整備と言ってもその種類は様々で、離陸したり着陸する航空機のチェックを行うライン整備、定期的に期待を重点的にチェックするドック整備、さらに心臓部ともいえるエンジンや制御室などをチェックするショップ整備などが挙げられます。

短い時間で確実にチェックしなければならないため、慎重かつ確実な点検能力が求められます。

航空運航整備士になるには

航空運航整備士になるためには、専門の学校に通って知識や技術を身につけていくのが一般的です。

専門学校としては、国土交通大臣が指定した航空従事者養成施設として指定された航空専門学校が挙げられます。

日本各地に複数あるのですが、ここでは在学している間に中小型機の整備を行える整備士資格を取得できるコースや、大型旅客機の軽い整備を行える資格取得を目指すコースなどがあります。

基本的に3年間学ぶことになり、学科試験に合格した後に国内の航空会社にインターンシップとして実習を行うことで、正式な資格を取得できるという流れです。

実際にはそのままインターンシップを受けた航空会社に就職するパターンが多いですが、もちろん採用試験にクリアすれば他の企業などへ就職することも可能です。

就職率も高く即戦力となりうる技術や知識を身につけることができるので、航空専門学校は非常に人気があります。

稀ではありますが、4年制の一般的な大学から理工系学部や修士課程を経て航空会社へ就職し、そこから整備業務に従事することもできます。

航空運航整備士の資格

航空運航整備士の仕事に就きたい場合、国家資格である航空整備士試験に合格しなければなりません。

整備対象によって4種類に分けられ、大型機の場合は整備全般に関わる一等航空整備士、軽微な整備のみ行える一等航空運航整備士が必要です。

中小型機の場合は、同じく整備全般では二等航空整備、軽微な整備では二等航空運航整備士という資格があります。

一等の方はジャンボジェットや大型旅客機などの整備を行い、二等の方はヘリコプターやセスナなどを主に整備していくことになります。

どの機体を整備するかによって資格が異なるので、必要に応じて専門的な勉強をしていくことが必要です。

様々な職場で幅広い整備を行っていくには高度な国家資格を取得することが欠かせませんが、整備会社によっては独自の社内資格を設けているケースもあります。

社内試験や独自の条件をクリアして資格を得れば、より高度な整備に従事したり責任ある役職に就いたりもできます。

あくまでも社内資格なので転職すれば意味はなくなってしまいますが、スキルを高めるという意味では非常に役立つと言えるでしょう。

航空運航整備士の収入

航空運航整備士の仕事は基本的に民間の整備企業などに就職して従事することになるため、収入はどの企業に就職するかによって大きく異なります。

一般的な年収の平均としては、30代では約400万円ほど、40代になると約600万円ほどというケースが多くなっています。

上位の国家資格を持っていると、手当が付いてさらに高額の年収を得られることもあるので、収入面が気になる場合はより高い資格を目指すと良いでしょう。

初任給で見てみると、専門学校を卒業生した人だと約17万円ほどというのが平均です。

特殊な資格を必要とする仕事なので、給与体系も基本給にプラスして諸手当が付くという形になっています。

手当の種類や金額によっては、同じ年齢でも大きく収入が変わる可能性もあります。

例えば、24時間体制で仕事がある空港などの場合、シフト手当や夜勤手当、時間外勤務手当や資格手当など様々な種類の手当が支給されます。

昇給を目指す場合は、より経験を積んで知識と技術を高めることがポイントです。

大手企業や航空会社のグループ企業の場合は給料水準も高めになっていますが、業績などで金額が増減することもあります。

公務員として警察や消防などに勤務する場合は収入が比較的安定しているので、より安定性を重視する場合は公務員も検討してみましょう。

最後に

航空運航整備士は重要な役割を果たす航空機の安全を守るために、高い知識とスキルを活かして活躍する職業です。直接人の命に関わる仕事だとも言えるので、常に勉強と経験を重ねていく向上心を持って取り組みましょう。

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