雇用形態いろいろ。派遣社員として働くメリット・デメリット

雇用形態として、一番多いのは正社員です。次に多いのが、パート・アルバイトとなります。

近年では、契約社員や派遣社員として働く人の、割合が増えています。

ここでは、派遣社員として働くことのメリットと、デメリットなどについて紹介をします。

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大手企業で働けることがメリットの1つ

2015年に、厚生労働省が発表した就業形態調査によると、民間企業の労働者のうち、およそ6割が正社員、パート・アルバイトが約24%、契約社員が約3.3%、派遣社員が約2.7%となっています。

やむなく非正規社員として、働いている人も多いようです。2014年の総務省の調査によると、全体の約18%の人が、正社員という雇用形態を希望しているが、やむなく非正規雇用で働いているという結果になっています。

自ら望んで、派遣社員という雇用形態で働いている人は、そこにメリットを感じているからです。

大手企業で働くことを希望していたが、正社員としての就職に失敗をしたという人が、派遣という雇用形態で、大手企業で働いているというケースもあります。

派遣社員として働きながら、能力を認められれば、正社員にスカウトされる可能性もあります。

また、大手企業で働いた経験は、契約期間が終了した後、中小企業に就職をするときにも役に立つでしょう。

正社員として働くことが難しいような大手企業、優良企業で働くことができる可能性があるということが、派遣社員という雇用形態を選ぶことのメリットの1つです。

派遣社員は給料が高い?

アルバイトやパートに比べると、派遣社員のほうが給料が高い傾向があります。契約社員と比べても、派遣のほうが時給が高いというデータもあります。

派遣でも、スキル・技能が要求される職業から、簡単な軽作業までさまざまな仕事があるので、ケースバイケースとなります。ITエンジニアなどの、スキルが要求される仕事の場合には、給料は正社員よりも高くなることもあります。

未経験から正社員として働く場合、初任給は20万以下になるという企業も多いです。

派遣のほうが給料が良いというのは、一般的にはアルバイトや契約社員などと比較をしたときに使われますが、正社員と比べても、給料が高いという意味で使われることもあります。

福利厚生については、正社員に比べると劣る傾向がありますが、大手の派遣会社の技能社員として働いている人は、充実した福利厚生の恩恵を受けられることもあります。

派遣には、登録型派遣と常用型派遣の2タイプがありますが、常用型派遣は派遣会社の正社員という扱いになるので、無期の契約期間となり、福利厚生の恩恵も受けられます。

安定しないことが派遣の問題点?

派遣は、給料が高いとは言っても、5年、10年と正社員として働いている人と比べると、さすがに差がつきます。正社員として、順調に昇進をしている人なら、賃金は新入社員の頃の、2倍以上になっているということも多いです。

長い目で見ると差がついてきますので、若い人は、早い段階で正社員になるための努力をするべきでしょう。アルバイトなどと比べると、給料は高いが、長く働いている正社員と比べると、給料面においてはデメリットとなります。

常用型派遣ならば、無期雇用となりますが、通常の正社員に比べると安定していません。派遣会社の正社員として、派遣先に派遣されるという扱いになりますので、契約を切られる可能性もそれなりに高いです。

また、常用型派遣から、派遣先の正社員としてスカウトされることもありますが、高額な紹介料がかかる傾向なので、よほど有能な人でなければ、難しいというのが現実のようです。

常用型派遣は、一生その会社で定年まで働くことが、保証されているというわけではなく、通常の正社員に比べると不安定な立場にあります。早めに、正社員への転職を考えることが無難でしょう。

正社員と比べてどのくらいの差がつくの?

厚生労働省などが発表している、正社員として働いている人の平均賃金のデータを見てみましょう。

大卒の新卒採用の人の初任給は、20万円くらいが平均となりますが、50代の前半には、40万円以上となります。これは、ボーナスなどは含めない給料なので、実際にはもっと差がつきます。

常用型派遣は、無期の契約となりますが、給料はそれほど上がらないというケースのほうが、多いでしょう。

正社員として働いている人は、部長、課長などの役職につける可能性もありますが、派遣という雇用形態では、そういった上の役職につける可能性は低いです。

登録型派遣の場合には、契約期間が終わると契約を切られてしまう可能性もあるので、一時的に高い給料をもらえていても不安があります。

目標を持って働くのであればよいですが、正社員を目指している人は、派遣会社に登録をするよりも、自分で正社員の仕事を探したほうが近道となるでしょう。

また、責任がある仕事をまかせられにくいということも、デメリットとなります。

派遣社員から正社員への転職において、それまで責任のあるポジションについていなかったという部分が、ネックとなることがあります。

最後に

派遣という雇用形態には、良い点と良くない点の両方があります。

目標を持って働くのであれば、良い点のほうが大きくなる可能性もあります。

将来の転職を考えるのであれば、正社員から正社員への転職のほうが有利になるので、早い段階で正社員になっておきましょう。

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