車関係の仕事をしたい人にピッタリの資格:くるまマイスター検定

車への興味をもってもらうこと、車産業の発展等を目的として設けられた資格に、くるまマイスター検定があります。

自動車の知識に関する検定試験でありながらジュニアにも対応しているなど幅広い年齢を対象としており、楽しみながら、また、多く人が興味を持つ魅力的な内容になっています。

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くるまマイスター検定の推移について

くるまマイスター検定は一般社団法人日本マイスター協会が主催し、経済産業省が後援をする、自動車の知識に関する検定試験です。

多くの人に「くるま」への興味をもってもらうことや、「くるま産業」の発展等を目的として誕生しており、2013年8月20日に開催が発表されています。

実際の開催は、第1回が2014年3月16日に全国3会場で行われ、ここでは、2級・3級の資格に対して890名が志願をしています。

受験結果は受験数815名に対して556名が合格し、因みに、第1回応援団長には車好きでも広く知られるテリー伊藤氏が就任をしており、その後、第4回まで続いています。

第2回は2014年11月16日に開催され、新しく1級とジュニア級の資格が追加され6会場に拡大されています。

645名の志願数に対して571名が受験し、237名が合格していますが、1級合格者は1名も出ず、趣味の資格の割には難易度が高いことが話題に上がっています。

第3回は規模としては第2回と同様になるものの、受験者数が1,303名とに増加しており、合格者855名の内、はじめて、1級に14名が合格しています。

2016年の第4回では受験者数は3,263名と大幅に増加し、この年の合格率は、3級が94.2%、2級が58.5%、1級では28.1%という成績を残しています。

くるまマイスター検定の等級について

検定は、第1回の2級・3級検定を経て、翌、第2回からは、1級、2級、3級、ジュニア級の4つの階級が設けられています。

1級は最難関になっており、くるまに関する豊富な知識はもちろんのこと、くるまの魅力の発信から社会の発展へ寄与するマイスターとなる資格になります。

2級合格者のみが試験を受けることができ、4択マークシート、問題数100問、試験時間60分、受験料6,000円、合格基準80%が概要になります。

2級は、くるまに関する知識を幅広く持ち、くるまのある社会・生活を楽しんでいるマイスターとなる資格になります。

誰でもが受検することができ、くるまの歴史やモータースポーツなど、具体的な車種名や型式について出題が行われます。

3級は、くるまに興味を持ち、これからのくるまやくるま社会との関りが楽しくなるマイスターを目指す資格になり、くるまに関する歴史や国内外メーカー、基本的なメカニズムについて出題されます。

試験概要は、2級では受験料5,000円、合格基準70%、3級では受験料4,000円、合格基準60%が1級とは異なる点となります。

ジュニア級は中学生以下を対象としたくるまマイスターの資格になり、2,000円で受けることができます。

街で見かける自動車メーカーや車種、交通ルールなど、一般的な知識から出題され、ユニークな点としてA級、B級、C級が設けられている点があり、それぞれに合格基準があります。

どのような問題がでるのか

多くの人にとってくるまは身近な存在であり、検定で出題される問題には興味がそそられますが、ここでは、数例を上げて設問を紹介します。

まず、設問は全て4択となります。

例えば、1級の場合には、開発者名、年代など条件を設け日本初のガソリン車の名称を問う問題があり、モデルの模型が写真で提示されます。
また、車種の一部分を写真で提示して実際の車名を答える設問などがあります。

2級においては、オープンカーモデルを表現する名称でないものはどれかなど、わざと該当しない答えを求める設問があり、ヘッドライトのみの写真を4種類提示してメーカー名を答える問題もあります。

3級の設問としては、かつてホンダがアメリカのマスキー法に対抗するために考案した低公害エンジンの名称を問うものもあり、フレームレス構造の名称を答える問題も出題されてなど、技術的な設問も設けられています。

ジュニア級の場合には、車種全体の写真を掲載し、実際の車名を答える設問や、スポーツ競技から命名された車種を答える内容のものもあります。

ジュニアの設問には全てルビがふってあるなど、低年齢でも答えやすい方法が用いられており、設問には、信号の色の順番を問うものや、ブレーキの制動距離を選ぶものなど、交通安全に関係のある設問も設けられています。

くるまマイスター検定を受けるメリット

検定を受けるメリットは、1つに、くるまの持つ様々な魅力を発見できる点があります。

検定の設問には、歴史から始まり、技術面、エクステリアなどデザイン面、交通安全に関する設問など様々な内容があります。

くるまに興味のある人でも初めて知る内容も多く、そうでない人でも興味がそそられる内容が数多く盛り込まれています。

好きなことをキャリアにできることもメリットの1つになります。

現在、くるまに関して総合的な知識を得られる検定試験はくるまマイスター検定だけとなっており、資格を有することで、車関連の就職や転職に活用することができます。

くるまマイスター検定には特別な体験ができるメリットもあります。

検定受験者や合格者は、提供されるイベントやトークショー、ボランティア企画を体感できるようになっており、2017年からは1級合格者は新車発表会などにも特別参加することができます。

これまでの主なイベントとしては、2015年の日産ヘイテージコレクション・トヨタ博物館特別見学ツアー、2017年には東京オートサロン特別見学ツアーが開催されています。

また、自動車関連施設の割引も受けることができ、トヨタ博物館、日本自動車博物館、恵那クラシックカー博物館、九州自動車歴史館、東北大学 自動車の過去・未来館、Honda Collection Hallは代表的な施設になります。

最後に

くるまマイスター検定の最年少合格は、最難関とされる1級では23歳になりますが、2級では12歳、3歳では6歳、ジュニア級では5歳と驚くべき年齢になっており、多くの人に受け入れられています。
資格の取得は様々なメリットがあり、趣味、就職に関らず、他方面で活用することができます。

一般社団法人 日本マイスター検定協会

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