ゲームには色々な種類がありますが、根強い人気があるのがトレーディングカードゲームです。
せっかく遊ぶなら、壮大な世界観を持ったゲームをプレイしたいという方も多いのではないでしょうか。
ラストクロニクルはそんな方に最適なゲームです。
その魅力を予め把握しておけば、より一層ラストクロニクルを楽しむことができます。
新しい挑戦が盛り込まれたゲーム
ラストクロニクルはホビージャパンが展開する対戦型のトレーディングカードゲーム。
このゲームが持つ最も大きな特徴として挙げられるのが、「基本プレイ無料」というコンセプトを打ち出したことです。
このユニークなコンセプトのもとで、基本のカードが入っている「スターターデッキ」が店頭で配布され、プレイヤーは基本的にそのデッキだけで遊ぶことが可能。
そのため、ラストクロニクルがどのような対戦型ゲームなのかをプレイヤーが気軽に試せる点が魅力です。
ラストクロニクルでは、3カ月に1度のペースで「ブースターパック」を発売しており、新しいカードやゲーム要素が盛り込まれていきます。
また、ブースターパックと同じタイミングで、ゲームのストーリーに焦点を当てた「ハンドブック」が販売されているため、これらを利用することでさらにこのカードゲームの世界に浸ることが可能。
現在はサービスが終了していますが、「ラストクロニクル オンライン」がありました。
基本プレイが無料のトレーディングカードゲームやオンライン展開は、両方ともホビージャパンで初めての挑戦。
低年齢層を視野に入れた対戦型ゲームではなく、大人向けのゲームを意識した作品と言えます。
自分で歴史を紡ぐ面白さ
ラストクロニクルは硬派な雰囲気の剣と魔法の世界がベースになっており、5つの異なる勢力が世界の覇権を狙って戦う土地が舞台になっています。
それぞれのカードに「フレーバーテキスト」と呼ばれる文章が記載されており、このテキストがこのゲームの世界観を一層膨らませることに貢献。
その上、各ブースターにバックストーリーが準備されていますので、ストーリーが展開していく形でゲームが進みます。
ラストクロニクルで使用されるカードには様々な種類が用意されていますが、手札を「ソウルストーンとする」ことによって「ソウル」と呼ばれるリソースに変換されます。
リソースを生むソウルストーンに変換したい場合、全てのカードが使えますので、どのように使うかも重要なポイント。
仮にリソースが少ない序盤で、強いもののコストが高いカードをもてあましてしまうような際には、リソースにして使ってしまうことも可能です。
時代を進めるためにも蓄積したカードを使用しますが、時代が進んだ場合に1枚のみ手札に戻せる、といったルールも準備されています。
ラストクロニクルは戦略性も奥深い
ラストクロニクルは美麗なイラストが注目されがちですが、ゲーム性に関しても奥深さが追求されています。
このゲームには「時代」という概念が存在しており、プレーヤーはそれぞれゲームの進行において時代を進めていきます。
中には時代を進めなければ使用できないユニットなどもありますし、時代によって効果が変化するものも。
早い時代で強さを発揮するデッキや、時代を進めることによって強くなっていくデッキなど、戦略もポイントになります。
どの時代で何を使って戦うのかも、駆け引きの上で重要な要素です。
また、このゲームに登場する5つの勢力は、そのまま色で示されています。
どの色を使うのか、何色使っていくか、プレイヤーはデッキを組む際に考えなければなりません。
単純に強力なカードを集めるだけでは戦いに勝てない点も、ラストクロニクルの奥深さにつながります。
デッキを組むだけでなく、その使い方を吟味しながら、スピードを優先させたり、コンボを軸に戦略を練るなど、駆け引きの要素が楽しい点がラストクロニクルの魅力です。
人気イラストレーターが手がける美しいイラスト
美しく描かれたカードイラストは眺めるだけでもプレイヤーを楽しませてくれますが、ラストクロニクルでは色々なメディアで活躍する著名イラストレーターの数々を起用。
そのため、コレクションとしてカードを集める面白さも。
さらに、イラストが持つ魅力に焦点を絞った公式画集もリリースされており、美麗なイラストを大判で楽しめます。
特にイラストレーターが力を注いで描いた女性キャラクターは、完成度の高さからコレクションとしても非常に高い人気を誇ります。
カードについては公式ページで情報が公開されており、イラストを見て楽しめるだけではなく、ストーリーの展開や、どう組み合わせて戦うかをプレイヤーが考えられる点も特徴的。
最後に
ラストクロニクルは奥行きを感じられるトレーディングゲームである上に、カードそのものの取り回しはさほど難しくなく、直感的なプレイが可能な点も魅力のカードゲームです。
何回かプレイするだけでゲームのコツがつかめてきますので、まだ試していない方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。