小学校の家庭科の時間、教科書とは別に一冊の資料本が配られたことはないでしょうか。
それが食品成分表です。
食品成分表には、ビタミンやミネラルの含有量や栄養分、カロリーなどが食品ごとに詳しく解説されています。
マニアックな趣味を持つ人の中には、このカロリーに魅力を感じ、食品のカロリー調べに余念がないということがあります。
始まりはダイエット?カロリーの魅力
趣味としてのカロリー調べをするのに必要なバイブルが食品成分表なのです。
始まりはダイエットかもしれませんし、健康や体調に配慮してかもしれませんが、始めてみるとなかなか興味深いと認めざるをえません。
さらには実用的であり、どんな食材を使って料理したか、どんな料理かを見ただけでカロリーを導き出す能力は、変わってるどころか素晴らしく役に立つことなのではないでしょうか。
確かに調べてみると食べ物にはあるルールがあります。
食べ物の成分を大きく分けると脂質、たんぱく質、炭水化物に分けられます。
これにはそれぞれ決まったカロリーがあり、脂質は1gあたり9kcal、たんぱく質と炭水化物は1gあたり4kcalとなっています。
これを基本に考えると、食品の成分表を見ただけで大体のカロリーが分かるようになってきます。
またおにぎり一つ、カレー一皿、ラーメン一杯なども覚えてしまえば一日の摂取カロリーも簡単にコントロールできるようになります。
ただし、あくまでも趣味として知識があるだけなので、それが自身の食生活に反映されているかどうかはまた別の話です。
友達にいれば便利な存在であることは確実です。
ちょっと変わってるから、ちょっと便利へ
いつも小脇に食品成分表を抱えていて、食堂やレストランで「この料理は何カロリーだ」といちいち宣言されては食欲も落ちてしまうというものです。
最近のレストランのメニューにはあらかじめカロリーが表示されているものがあるので、それでも見せておけば落ち着きを取り戻し、食品成分表との照らし合わせに忙しくしている姿を垣間見ることもできるでしょう。
変わっている趣味であっても、知識があることは確かなので、体型が気になるときには大いに活用してあげましょう。
痩せるための食事メニューを考えてもらい一覧表にして手に入れたり、あの店のあのメニューは何カロリーなの?といった疑問を投げかけてやると喜ぶかもしれません。
変わってる趣味も度を過ぎれば専門知識ですので、尊敬に値するくらいまで突き抜けて趣味を全うしてもらえば、将来何らかの成果を勝ち取ることができるかもしれません。
最近のスケールには食品を乗せると何カロリーか表示される機能を持ったものがあります。
そうしたアイデアは、食事管理を徹底しなければいけない人や糖尿病患者などには大いに役立つ画期的なものです。
もちろん、こうしたものを趣味として使っていても何の問題もないので、この趣味の人に贈り物として進呈すれば喜ばれるでしょう。
ただし、もう持っている可能性は否定できないので、早めのリサーチが必須です。
いつかこれに変わるような発明をして世界をあっと言わせてくれることに期待しましょう。
いくら食べても太らない夢のノンカロリー食品の開発などに興味があるかもしれません。
天才と呼ばれる人はいつも変わってるから始まるのです。
自分がカロリーマスターになるには?
少しでも興味を感じたら、自分でも実践してみると理解が深まります。
何かを調べて覚えるというのはカロリーに限ったことではなく、色々な分野で趣味として持っている人がたくさんいます。
一見何の役にも立たなそうな、調べるという行為も立派な知識です。
一日中地図を見て過ごす人も少なくないのです。
特に毎日食事をして生活している人間にとっては、カロリーを知るということは決して無駄なことではありません。
シンプルな食材をそのまま食べてきた過去とは違い、今は様々な調理法や調味料、新しい食材などがどんどんと使われています。
カロリー計算もより複雑で多様なものになっています。
調べれば調べるほどその魅力に取りつかれているというのは、やはりそこに面白さが隠れているからです。
同じメニューでも提供される店によってカロリーは大きく違うことがあります。
それはなぜなのか、何が原因なのか、調べてみると面白いと思うのは自然なことです。
ダイエットをしたり、自分が体調を崩してからでなければ知ることのなかったカロリーを、健康的なうちから詳しく知識として蓄えていくことは決して無駄ではないといえます。
変わってるといわれ続けても気にしない。その強い姿勢が趣味を貫くためには大事です。
マニアックな趣味を持つ人は時に敬遠されがちですが、何かに没頭して時間を忘れて取り組むということは素晴らしい人生の過ごし方です。
自分に趣味がある人はほかの人の趣味にとやかく言うことはあまりありません。
もしも趣味がないという時は、今すぐ食品成分表を手に入れるために本屋に足を運んでみてはいかがでしょうか。