ミニシアターってご存知ですか?
これは映画館の中でもあまり規模が大きくない個性的な映画館のことで、実はいろいろな映画を上映しています。
映画がよっぽど好きという人以外はなかなか目にすることができないような映画も多く、いろいろな映画を見ることができますよ。
映画好きならミニシアターにも行ってみよう
そもそもミニシアターとは?
ミニシアターとは、昔は「単館系映画館」とも言われていました。
映画を上映するためのルートは、実はいろいろなルートが有ります。
テレビCMや有名な映画俳優が出るような映画は大規模な映画館で見ることが多いでしょう。
今ではこのような映画館はほぼ「シネマコンプレックス」と言われる様になりました。
一方、ミニシアターはこのような大規模な映画館で見られるような映画化はあまり上映されず、むしろかなり規模が小さい映画のみを上映しているのが特徴的です。
また、場所によって全く雰囲気が違うのも特徴的ですね。
場所によっては個性的な映画やマニアックな映画大賞で賞を取ったような映画しか上映していないところもあるのです。
比較的人を選ぶ傾向がありますが、その分、気に入った映画を見るのにはとても向いています。
ミニシアターの楽しみ
ミニシアターの楽しみは、やはり個性的な映画ラインナップでしょう。
一般的な大規模な映画館で上映される映画よりも、比較的マニアックな映画や海外映画が多く、インド映画などのあまり目にしない映画を見ることも少なくありません。
一般的な映画よりも脳を使う傾向があり、上映される作品は全体的にアーティスティックで複雑です。
シナリオなども不思議で、あまり辻褄が合っていないものもありますが、他の作品にはない強烈な個性を持っている作品も少なくありません。
このため、ちょっと映画の内容が難解になっている傾向があります。
映画そのものが複雑で、なんだか独特の雰囲気と微妙な感じを持っているのです。
その分、一度ハマればかなり好みによって違いがあります。
一本の映画で全く雰囲気が変わったり、自分の考えが大きく変わるというような作品に出会うことも少なくありません。
また、過去の映画を上映することもあります。
1990年代、もしくはそれよりも昔の映画を上映していたり、映画館のイベントとして上映している場合もあります。
期間限定で過去の映画の上映も簡単にできるので、個性的な過去の映画に出会える可能性もあります。
また、映画館によっては正統的な昔ながらの名作映画のみを上映するこだわりの映画館というのもありますから、いろいろな映画を見るのにうってつけなのです。
また、政治的な主張がある映画もあります。
政治的な主張とは、例えば歴史認識や歴史についての理解、今の社会についての大きな不満や息苦しさを描いたドキュメンタリーなどです。
見る場合はちょっと勇気が必要ですが、見終わるといろいろな気持ちが心に出てくるでしょう。
いつもの映画に飽きた、代表的なハリウッド映画に飽きたような人にはとてもおすすめです。
一方、映画は娯楽と捉えている人、難しい考えや政治的な色合いなどは不要という人にはおすすめできません。
映画館自体が個性的なミニシアターも
上映される映画だけでなく、それぞれの映画館ごとの違いを楽しむのも方法です。
ミニシアターによっては、そもそも映画館の建物自体が歴史ある建物だということも多く、こだわりのある内装や外見のもの、雰囲気が独特なものも少なくありません。
また、地方のミニシアターになると、映画館の会場を何らかのイベント会場と捉え、いろいろなイベントを行っているところもあります。
この場合のイベントも普通のイベントとは違い、例えばこだわりの映画の映画監督のトークショーや、地産地消のための地域の小規模な農家やファーマーズマーケットイベント、占いやおまじないなどのスピリチュアルイベントなどと、全く普通のイベントと違います。
また、映画館を自分たちの小規模なイベント会場として使える場合もあります。
これは映画館に相談すれば、小規模なイベントを行うのにも向いているということです。
ミニシアターはルールもチェック
ちなみに、ミニシアターによっては独特のルールがある場合もあります。
また、個性的な映画館も多いので、ルールや使える施設、上映される映画の内容なども事前にチェックする必要があるでしょう。
映画館によっては退廃的な雰囲気やちょっとセクシーな雰囲気を持つところもありますし、上映内容が大人向けの映画のみという映画館もあります。
ついでに、ミニシアターの場合はクレジットカードが使えないところも多く、また駐車場やバリアフリーなどのサービスが充実していない所もあります。
交通の便がちょっと悪いところも少なくありません。
自由席のところもあります。
指定席で総入れ替えをするシネマコンプレックスのシステムとは全く違うところもありますし、場所によっては全く制度やシステムが違うというところも少なくありません。
このため、ルールやそれぞれの映画の上映内容などをチェックしておきましょう。