スポーツを題材とした映画は多くありますが、特にスポーツの魅力や迫力を感じられる作品を紹介します。
おすすめの作品と見どころ
1.ジャマイカの選手が奮闘する「クールランニング」
クールランニングは1994年日本で公開されたボブスレーを題材とした映画です。
1988年カルガリーオリンピックに参加したジャマイカ代表の実話を基にしており、そこに架空のエピソードを加えて作られています。
灼熱の国でもあるジャマイカと相反するボブスレー、雪や寒さに苦戦するジャマイカ人選手、一度は金メダルを手にしながら不正が発覚して剥奪された今はやさぐれているアメリカ人コーチが、様々なアクシデントを乗り越えて団結力を深めていく姿は見る人の心を熱くさせます。
実際にボブスレーで滑走する姿が描かれており、スポーツの迫力や魅力が十分に伝わってくるのも1つのポイントです。
映画のハイライトとして、前日に自己最高のタイムで結果を出して最終日に臨んだジャマイカ代表がソリが故障してしまって転倒し、観客が固唾を呑んで見守る中、ソリを担いでゴールを目指す光景が感動するポイントとなっています。
それまで、なぜジャマイカ人がボブスレーをやるのかと懐疑的に見ていた人たちが、その光景を見て拍手で出迎える姿に多くの人が涙を流しました。
これをきっかけに、実際のジャマイカ代表への応援が高まり、ジャマイカ政府も援助したこともあって、2002年まで連続してオリンピックに出場を果たしました。
援助が少なくなって出場できなくなる期間が長引いたものの、再び援助が行われ、世界中からの応援も手伝い、2014年のソチオリンピックでは再び出場を果たすなど、現在進行形でクールランニングの世界を楽しむことができ、映画はその熱をさらに高めさせてくれます。
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2.全世界で感動を巻き起こした「ロッキー」
ロッキーは1977年日本で公開されたボクシング映画であり、アカデミー賞の作品賞を受賞するなど国内外で高い評価を集めました。
主演のシルベスター・スタローンの出世作にもなった映画としてあまりにも有名です。
スタローンが演じるロッキーは、無名のボクサーでありながら世界チャンピオンと戦うことになり、好意を寄せるも極度の人見知りやロッキーの不器用な性格によりなかなか距離を縮められないエイドリアン、ボクシングジムのトレーナーでもあるミッキー、エイドリアンの兄でありスポンサーを名乗り出たポーリーに支えられ、ロッキーは過酷なトレーニングをこなし、試合当日を迎えます。
映画では過酷なトレーニングに励む姿、ボクシングをする様子も描かれており、迫力いっぱいにその姿が表現されています。
また、ボクシングのすごさ、スポーツとしての熱もうまく画面からにじみ出ているのも特徴で、映画とわかりながらも手に汗を握り、迫力いっぱいの試合の模様を当時の人は見ていました。
この作品はスタローンが実際に見たボクシングの試合を参考に作り出したものであり、当時のスタローンはロッキー同様に役者として芽が出ず、なんとか日々を生きているという姿、試合をきっかけに有名になったロッキー、作品をきっかけに一気にスターとなったスタローンの姿も合わせて見られ、スポーツ映画としてだけではなく、スタローンのアメリカンドリームを体現した作品としても有名です。
後にロッキーは何作品も作られ、迫力あふれるシーンやボクシングのスポーツとしての魅力、ロッキーに賭けるスタローンの意地を見ることができます。
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3.日本にも馴染み深い「メジャーリーグ」
日本の選手がメジャーリーグに頻繁に行くようになって久しいですが、メジャーリーグという作品が登場したときは1989年であり、このときはまだ一般的ではありませんでした。
こんな世界があるのかという感覚で見られていた面が大きく、日本でも人気を集め、後にとんねるずの石橋貴明さんが出演するなど、日本にとっても馴染み深い作品になっています。
物語はクリーブランド・インディアンスが長期低迷をしており、観客が少なければ本拠地移転ができるというのを知ったオーナーがあの手この手で負けさせて、マイアミにチームを移転させようとするところから始まります。
当初はその思惑通りチームは負けていきますが、主人公であるジェイクがシーズン直前に以前の恋人と再会し、別の男性と婚約していたものの、もう一度振り向かせようと奮闘し、そのためにチームを復活させようとがんばります。
その後、一癖も二癖もある選手たちを鼓舞し、本来の能力を開花させ、チームは快進撃を始め、その最中、オーナーの魂胆が暴露されたことで、絶対に勝つという雰囲気が高まり、プレーオフ進出がかかった試合に臨むという物語です。
スポーツとしての魅力以上に、コミカルに野球が描かれており、野球の本場としての姿が色濃く出ています。
迫力という点では野球を題材にした作品の中では抜きん出てはいないものの、本来の楽しさ、面白さ、エキサイティングな姿はうまく描けています。
日本だと野球の作品は高校野球などに限られ、プロを題材としたものは少ないですが、日本人でも十分に楽しむことができる作品となっています。
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