曲の聴き方が変わる!レゲエの話


日本でもファンが多い音楽ジャンルのひとつが、レゲエです。

レゲエについて紹介します。

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普通の人は知らないレゲエの話

レゲエは1960年代の後半にジャマイカで誕生した音楽です。

ドラムとベースが特有のグルーヴを出し、キーボードやリズムギターがオフビートを刻みます。

レゲエのリズムは、ジャマイカ英語でリディムと呼ばれています。

リディムはリズムが変化した言葉で、他の音楽ジャンルではグルーブやビートとも呼ばれているものです。

リディムは、いくつかのカテゴリーに分けることができます。

今は、ほとんどのレゲエのリディムが電子楽器を使って作られています。

ただ、生楽器によるリディムも依然として作られており、生楽器と電子楽器をミックスする手法もあります。

リディムのリメイクは、レゲエ特有の手法です。

リディムの名は、最初にそのリディムに乗せて歌われた曲のタイトルか、最も売れた曲のタイトルが付けられているケースが多かったのですが、最近はリディムを完成させた時に、プロデューサーなどが決めることが多いです。

クロスオーバー

レゲエは、神様と呼ばれたボブ・マーリーの影響もあって世界中で演奏されるようになり、ロックやジャズなどとのクロスオーバーも多くみられます。

クロスオーバーとは、ジャンルを超えて音楽性を融合させるスタイルのことです。

レゲエの曲は、標準的なドラムセットが使われることが多く、ロックなどではよくあるシンバルを使ったフィルインはあまり使われません。

ハイハットをたたく場合も、アクセントは付けないでビートを刻む例が多いです。

レゲエでは、ワンドロップ、ロッカーズ、ステッパーズなどのドラムビートがあります。

ワンドロップは、カールトン・バレットが開発されたと言われており、レゲエではとても有名です。

カールトン・バレットは、様々なレゲエドラムのスタイルを確立した人物で、ベースを担当する兄とのリズムセクションのスタイルは、多くのミュージシャンに受け継がれています。

また、音楽のジャンルを超えて愛され、多くのミュージシャンから尊敬されています。

レゲエのベースは、エレキベースが使われますが、一般的に重低音を強調するようにチューニングされます。

ギターは、エレキギターが使われることが多いのですが、たまにアコースティックギターが使われることもあります。

ボーカルは多彩で、特有の歌唱法があります。

レベルミュージック

レゲエは、よくレベルミュージックと言われます。

レベルミュージックとは、反抗の音楽のことで、レゲエの歌詞は、反抗や批判を主題とすることが多いためにそう呼ばれるのです。

ジャマイカは、国民の9割以上が黒人奴隷や逃亡奴隷の子孫で、これまでの抵抗の歴史や宗教的なことも関係していると言われています。

ただ、すべてのレゲエミュージシャンが反抗的な表現をするわけではなく、男女の愛や日々の暮らしを主題にした曲も多いです。

ジャマイカでは、公用語の英語ではなくクレオール語で歌詞が歌われることが多いです。

その理由は、英語をレゲエのビートに乗せても上手くいかないと考えるミュージシャンが多いからです。

クレオール語とレゲエは、同じリディムを持っていると言われています。

ただ、クレオール語は聞き取りが難しいため、英語で歌うミュージシャンも増えています。

特に、国際的なマーケットを意識しているミュージシャンは、自分の曲を英語で歌う人が多いです。

レゲエは、1968年にロックステディの流行が短い期間で終わると、取って代わることになります。

ロックステディはコモンタイムで、レゲエはカットタイムなので、全くフレージングが違うのです。

ロックステディ期に活動していたミュージシャンが国外へと出ていったことや、エフェクターなどの録音機器の進歩も変化の要因となっています。

歌詞の内容も、ジャマイカの社会問題や人種の誇りについて歌っているものが増えます。

ボブ・マーリー

1970年代になると、ボブ・マーリーが登場し、大成功を収めます。

ボブ・マーリーは、音楽だけでなく、思想面でも注目を集めていました。

ボブ・マーリーは、早い時期にラスタファリ思想に出会っています。

ラスタファリ思想は、ジャマイカの労働者や農民を中心にアフリカ回帰を願う宗教色が強い思想だと言われています。

ボブ・マーリーは、音楽の中にラスタファリ思想のメッセージを入れて、世界にアピールしたのです。

ボブ・マーリーの商業的な成功は、多くの国のミュージシャンに大きな影響を与えるようになります。

1984年になると、デジタル楽器によって伴奏が行われるようになり、打ち込みの技法を取り入れるミュージシャンが増えます。

1990年以降は、ヒップホップなど様々なジャンルとのクロスオーバーの動きも活発になっており、国際的に成功するミュージシャンも出ています。

日本では、1970年代の後半頃から、レゲエを取り入れた音楽を作るミュージシャンが登場し、1979年にボブ・マーリーが来日公演を行ったことで、人気に火が付きます。

世界各地で行われているレゲエフェスティバルには、日本人観光客もたくさん訪れています。

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